スケートボード

ベンチャーのトラックV-HOLLOWをレビュー!使い心地や使った感想など!

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ベンチャー (VENTURE)のトラック、V-HOLLOWを買って使いました。

筆者はスケートボード歴が10年以上なのですが、このトラックは初めて使いました。

ベンチャーの中で、アクセルシャフトとキングピンを中空軽量化させ、ベースプレートも軽量化している所が特徴のトラックです。

このトラックを使う前は、インディペンデント「STAGE 11 FORGED HOLLOW」を使っていました。

比べると違いは感じましたし、ベンチャーのトラックには違う良さがあるなと感じます。

そこで、実際に使った筆者が、ベンチャー (VENTURE)のトラック、V-HOLLOWをブログで色々とレビューしていきます。

良かったら参考にしてください。

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ベンチャー(VENTURE)のトラック「V-HOLLOW」をレビュー

・今回レビューするのはこちらです。

スケートボードの3大トラックブランドの1つ「ベンチャー(VENTURE)」

ベンチャーの中でも、軽量なモデルの「V-HOLLOW」

軽量化されたトラックにはなりますが、他ブランドのモデルと比べてみると、平均より少し軽めな重さです。

【トラック軽さランキング】

1位:TENSOR/MAG LIGHT 5.25 LO/263g

2位:THUNDER/TITANIUM LIGHTS 3 147 HI/288g

2位:TENSOR/MAG LIGHT GEOMETRY 5.25 HI/288g
————–
8位:INDEPENDENT/STAGE 11 FORGED TITANIUM 139 HI/322g

9位:VENTURE/V-HOLLOW 5.2 LO/326g

10位:VENTURE/V-HOLLOW 5.2 HI/329g

11位:TENSOR/ALLOYS 5.25 HI/331g

12位:THUNDER/TEAM EDITIONS 147 HI/341g

13位:INDEPENDENT/STAGE 11 FORGED HOLLOW 139 HI/344g
————–
24位:VENTURE/TEAM EDITIONS 5.2 HI/372g

25位:INDEPENDENT/STAGE 11 139 HI/383g

25位:ACE/AF1 33 HI/383g

27位:INDEPENDENT/STAGE 11 139 MID/391g

※8.0インチのデッキに合わせたサイズの重さ
※2022年のランキング
データの参照元:スケートボードショップ CALIFORNIA STREET 公式サイト

CALIFORNIA STREETというスケートボードショップが公開しているデータで、V-HOLLOWは27位中で10位と平均より少し軽めな重さです。

そんな、ベンチャーのV-HOLLOWを使って感じた結論を先に書くと、次のような所が良かったです。

【良かった所】

・軽すぎず重すぎずで使いやすかった

・ホイールベースが長めなので、弾いた時のノーズ角度が上がりやすく、高さが出しやすい

・安定性があってグラつきづらかった

・安定性があって弾きやすかった

・カーブやレールなどがやりやすかった

・ランプやターンも普通どおりできた

このように感じました。

ただ、次のような所はデメリットかなとも感じました。

【デメリット】

・INDEPENDENTと比べると、曲がり具合が鈍い

・ハンガーの構造上、付け外しがしづらい

人によってはメリットになる場合もありますが、INDEPENDENTと比べると、曲がり具合が鈍く感じました。

そんな感じの、ベンチャーのトラック、V-HOLLOWについて詳しく書いていきます。

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VENTUREトラックの種類

はじめに、ベンチャー(VENTURE)トラックの種類をまとめておきます。

ベンチャーからは、次のようなトラックの種類が展開されています。

【ベンチャーのトラックの種類】

・TEAM EDITIONS
(標準モデル)

・V-LIGHTS
(アクセルシャフトとキングピンを中空軽量化させたモデル)

・V-HOLLOW
(アクセルシャフトとキングピンを中空軽量化させ、ベースプレートも軽量化されたモデル)

・V-Titaniums
(キングピンの中空軽量化とベースプレートも軽量化され、シャフト部分にはチタン素材を使用した最軽量モデル)

そして、ベンチャーのトラックの高さは、次の2種類になります。

【ベンチャーのトラックの高さ】

・HI=高い
・LO=低い

このような感じで分かれています。

そして、今回筆者が購入したのが、こちらのトラックです。

【今回レビューするトラック】

・モデル:V-HOLLOW
・高さ: HI

シャフトとキングピンが空洞になっていて、ベースプレートも軽量化されたモデルになり、高さはHIになります。

今回は、ベンチャーでも軽量なモデルを使いました。

ブッシュはミディアムに感じた

ベンチャーに付いていたブッシュは、ミディアムといった感じがしました。

初めて使った時には、柔らかいなと感じましたが、キングピンナットを締めたら安定しやすい硬さになります。

筆者は、柔らかすぎず、硬すぎずといった硬さが好みなので、ブッシュの硬さとしてはちょうど良かったです。

ただ、グラグラな柔らかさが好きだったり、ガッチリと硬いのが好きだったりする場合は、変更した方が良さそうだなと感じます。

筆者としては使いやすい硬さでした。

フラットやカーブなどのセクションで使ってみました

ベンチャーのトラック、V-HOLLOWをフラットやカーブBOXなどのセクションで使ってみました。

使ってみると、滑っている時の安定感があってトリックがやりやすかったです。

デッキに乗って滑りながら、ターンなどで体重移動してみると、デッキが少し平になりやすいような感じがしました。

ベンチャーのトラックは、他ブランドと比べるとホイールベースが長めと言われているので、その違いかなと感じます。

ホイールベースとは

前後のウィールの長さの事。

ホイールベースが長い=前後のウィールの距離が長い

ホイールベースが短い=前後のウィールの距離が短い

ホイールベースが長いと、ウィールの間の距離が長くなるので、乗っている時に体重をかけると傾きづらさがあります。

その反面、平らになりやすくて安定性がでます。

インディペンデントと比べると、ベンチャーのホイールベースは少しですが長めになっていました。

それぞれのビス用の穴を合わせてみると、ベンチャーのシャフトの方が少し上部にきています。

【左:ベンチャー 右:インディペンデント】

画像で見ると少しの違いではありますが、それでも乗って滑ってみると違いが分かりました。

ベンチャーはホイールベースが少し長めというのもあり、グラつきづらい安定性があるなと感じます。

また、安定性があることによって、オーリーやフラットトリックなどでも弾きやすさがあるなと感じました。

グラつきづらい造りでデッキを平にしやすく、しっかりと乗っていられる感じが良かったです。

カーブBOXやレールなどのセクションを使う時も、安定性があるのは良いなと感じました。

セクションに入る前のグラつきが少なく感じたからです。

安定しやすいので、トリックをする時にも弾きやすい感じがしました。

今回使ったのはHIで、高さは61mmですが、弾きづらいという感じはなかったです。

もちろん、LOの低い方が弱い力で弾きやすいですが、HIでも弾きやすさはありました。

また、重量は少し軽いながらも、軽過ぎない感じなので、違和感なく使いやすかったです。

ランプやボウルで使ってみました

ベンチャーのトラック、V-HOLLOWをランプやボウルで使ってみました。

実際に使ってみると、始めは違和感が少しあるかなといった印象。

とはいっても、インディペンデントを使っていたので、その影響で違和感がある感じになります。

インディペンデントと比べると、やはり動きの鈍さがあるかなと感じました。

ただ、凄くやりづらいという感じは一切なくて、比べると鈍いという事になります。

ホイールベースが長めで安定性は良いですが、その反面でクイックな動きに対しては劣るといった感じです。

ランプ内でグラインドやスライドの、コーピングを滑らすトリックをやる時などに少し斜めに入りますが、その時に感じました。

始めは鈍さを感じましたが、それでもトリックが出来なくなったという訳ではありません。

ランプ内でのターンはもちろんの事、グラインドやスライドなどのトリックもできました。

また、グラつき感が少ないので、ランプ内を行ったり来たりする動作はしやすいですし、真っ直ぐ入ってやるトリックは、むしろやりやすさもあります。

この辺りは、安定性の良さがあるなとも感じました。

そしてボウルに関しても、インディペンデントと比べると動きの鈍さを感じます。

ボウル内で周っている時、いつもは軽く重心をかけるだけで周りやすいところが、微妙に重心が乗りきらないという感じです。

重心が乗りきらないとデッキが良い具合に傾いてくれないので、いつもより重心をかけるようになります。

いつも通りの重心で出来ていたのが、少し力を入れてやる必要がでてきました。

ブッシュを柔らかく調整したら体重もかけやすくなりましたが、個人的には柔らかすぎるのは苦手なので、やりづらくなってしまいました。

この微妙な動きの鈍さがベンチャーのデメリットかなとも感じます。

ただ、全くできなくなったという訳ではありませんし、ボウル内を周る事はできました。

また、トリックができなくなったという事でもありません。

あくまでも、インディペンデントと比べた場合です。

比べると動きの鈍さは感じましたが、ランプやボウルでのトリックはできましたし、楽しく滑ることはできました。

付け外しが工具によってはやりづらい

ベンチャーのトラックは、ハンガーの形状で工具によっては付け外しがしづらかったです。

トラックのビスを締める時、ナットを固定しますが、ハンガーが邪魔で工具がはいりづらい場合があります。

実際の画像がこちらです。

ツールが当たってしまい、ナットをしっかりと固定できません。

しっかり固定できないとビスを締めづらくなくなります。

また、ツールが細めのNinja「T-TOOL PERFECT X」を使っても、微妙に当たり、固定しづらいです。

力を入れてハメ込みながらビスを回したり、ハンガーに当たらない工具を使えば、問題ありません。

ただ、ハンガーの構造上、付け外しがしづらいです。

ベンチャーのトラック「V- HOLLOW」レビューのまとめ

ベンチャーの「V-HOLLOW」は少し軽めでありつつ、軽過ぎずない感じが良かったですし、安定性を感じやすいトラックでした。

オーリーをする時やフラットトリックをやる時、カーブBOXなどのセクションをやる時にグラつきが少ない安定性が良かったです。

また、始めから付いているブッシュも、柔らかすぎず、硬すぎずといった感じも良いなと感じました。

ただ、ランプやボウルでの動きの鈍さも感じたので、そこはデメリットかなとも感じます。

とは言っても、あくまでもインディペンデントと比べた場合なので、ランプやボウルができなくなったという訳でもありません。

トリックもできましたし、楽しく滑ることはできました。

むしろ、ランプでの真っ直ぐ入るトリックに関しては安定性も感じたので、その辺りは良かったです。

フラットでの弾きやすさもありましたし、使いやすくて良いトラックでした。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。ベンチャーのV-HOLLOWを初めて使いましたが、軽量感も良くて使いやすかったです。

そしてベンチャーらしいデザインにも気分が上がりました。

トリックもやりやすかったので、使い心地も良かったです。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!