BRONSON(ブロンソン)のG3ベアリングを実際に買って使ってみました。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、主にスケートパークのストリートセクションやランプなどで楽しんでいます。
オーリーなどのフラットトリックや、カーブBOXやレールなど、一般的な楽しみ方です。
そして、ベアリングは、快適な速さが好みなのでABEC7クラスをよく使っています。
そんな筆者がBRONSON「G3」ベアリングを使ってみたところ、ストレスなく快適に使えました。
プッシュ移動の時や、トリックをする時の使い心地は良かったですし、内部が汚れづらい構造になっているのも良いなと感じました。
そこで、実際に使ったBRONSONの「G3」ベアリングを、ブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
BRONSON(ブロンソン)のG3ベアリングをレビュー
今回レビューするのはこちらです
2015年に立ち上がったスケートボードのベアリングブランド、「BRONSON」の「G3ベアリング」。
SANTA CRUZ、INDEPENDENT、OJ WHEELSなどの老舗ブランドを抱える、アメリカの大手会社「NHS DISTRIBUTION」が手掛けているブランドです。
筆者の周りでも使っている人は多く、評価も高いベアリングでした。
そんなBRONSON「G3」ベアリングはABEC表記がありませんが、速さに対してストレスは一切感じなかったです。
また、音は静かな方でしたし、両面が付け外しできるシールドに挟まれていたので、汚れづらい構造になっているのも良いなと感じました。
そんな、BRONSON「G3」ベアリングの感想を先にまとめると、良かった所は次のような感じです。
【良かった所】
・両面シールドで土やホコリが入りづらい
・プッシュ移動は快適
・トリックをやりやすい速さ
・ランプやボウルでストレスがない
このような所が良かったです。
ただ、次のようなデメリットがあるかなとも感じました。
【デメリット】
・メンテナンスの時に両面のシールドを外さなくてはいけない
デメリットもありましたが、総合的に見たら良いベアリングだなと感じました。
そんなBRONSON「G3」ベアリングについて、詳しく書いていきます。
両面に取り外しできるシールドが付いていた
BRONSON「G3ベアリング」は、両面に付け外しができるシールドが付いていました。
片面だけシールドになっているのが多いので、両面は珍しさを感じます。
実際の画像が次のような感じです。
【片面(ボール側)】
【片面(リテーナーの後ろ側)】
BRONSON(ブロンソン)のG3ベアリングを付ける時の向きは、黒いライン(ボール面)が外側になるように付けます。
ボール側にシールドが付いているのは、よくあるパターンですが、リテーナーの後ろ側にもシールドが付いていました。
両面に付いているので土やホコリが入りづらく、汚れづらいので、メンテナンスをする頻度が少なくなるのは良かったです。
その反面、メンテナンスをする時に、1つのベアリングに対して2つのシールドを外す必要があります。
シールドは簡単に外したり付けたりできますが、少し面倒くさいのがデメリットかなとも感じました。
付属でワッシャーとスペーサーが入っていた
BRONSON「G3ベアリング」には、付属でワッシャーとスペーサーが入っていました。
ワッシャーやスペーサーは無くしやすいので、スペアとして残しておくこともできます。
今回はワッシャーが劣化していたので、これを機に交換しました。
スペーサーに関しては、筆者は使っていなので、何かあった用に残しておきました。
使っている人の場合、劣化していれば交換する事もできます。
プッシュ移動は快適だった
BRONSON「G3ベアリング」を使ってプッシュで移動してみると、快適な速さが出てくれました。
ワンプッシュすれば快適に進んでくれましたし、遅いという感じはありません。
プッシュをし続ければ気持ち良く滑り続けられたので、クオリティーは良いなと感じました。
ABECの表記が無いBRONSONですが、始めから快適な速さが出て満足しています。
滑走距離の伸びは良かった
BRONSON「G3」ベアリングの、滑走距離の伸びは良かったです。
1度だけワンプッシュして、そこからどれぐらいの距離まで行けるのか試したところ、気持ち良く伸びてくれました。
速度が落ちやすいというのは感じなかったです。
距離の伸びは良いので、プッシュ移動や、トリックする前にストレスは感じませんでした。
セクションでのトリックはやりやすかった
BRONSON「G3」ベアリングで、カーブBOXなどのセクションでトリックをしてみたところ、やりやすかったです。
セクションにエントリーする時の速さにストレスはなく、自分好みの速さで出来ました。
速さが足りないとトリックがやりづらかったり、減速してストレスを感じたりしますが、それは感じませんでした。
また、遅いスピードでやりたい時も、距離の伸びがあるのでやりやすかったです。
自分が欲しい速さを保ったままトリックが出来たので満足しています。
ランプやボウルでの速さはストレスなかった
BRONSONの「G3」ベアリングをランプで使ってみると、ストレスは全くなかったです。
ランプのアールを上がったりトリックしたりするには、ある程度の速さが必要なので、ベアリングの速さは大切なポイントになります。
そんなランプで実際に滑ってみたところ、速さは何も問題なし。
パンピングをすれば上がりますし、コーピングを滑らすトリックも普通どおりできました。
また、ボウルでの速さにも満足しています。
ランプ同様に、速さに対してストレスは全くありませんでした。
遅くてやりづらいというのは一切感じなかったです。
【追記】3か月後にメンテナンスした
BRONSONの「G3」ベアリングを使い始めてから、3か月後にメンテナンスをしました。
速さが少し遅くなったような気がしたので、速さを復活させるためのメンテナンスです。
実際に見てみると、土が付いている状態で、オイルも切れていました。
メンテナンスは、クリーニングをしてオイルを足すだけです。
メンテナンスをする時に、ベアリングに付いているカバーを外すのですが、BRONSONのG3は両面にカバーが付いています。
両面に付いていることで土やホコリが入りづらいですが、全てのカバーを外す時に、少しだけ面倒くさいなと感じました。
そして、今回使ったのは、次のような物になります。
・F-Oパーツクリーナー
・BRONSONのオイル
汚れは「F-Oパーツクリーナー」でクリーニングをしました。
ついでに、同じクリーナーでカバーも洗浄です。
クリーニング後は「BRONSONオイル」でオイル足し。
オイルは別のブランドでも大丈夫ですが、せっかくなので同じBRONSONにしました。
オイルは1つのベアリングにつき1滴たらした後、指でまわせば完了になります。
そして、メンテナンス後の状態が次のような感じになります。
ベアリングもキレイになってくれて、艶もでました。
回り方も元に戻ったような感じで、よく回ってくれます。
両面シールドには少し面倒くささを感じましたが、それでも短時間で完了しました。
シールドが簡単に外せることで、ベアリング内のクリーニングもしっかりとできますし、オイルも注入しやすかったです。
また、シールドは「先がとがった道具」や「つまようじ」で簡単に外せましたし、装着するのもハメ込むだけなので、簡単にできます。
メンテナンス後、元に戻して滑ってみたところ、また快適な滑りに復活してくれました。
ベアリングの耐久性も良かったので、メンテナンスすれば長持ちするのも良かったです。
「BRONSONのG3ベアリング」レビューのまとめ
BRONSONの「G3」ベアリングを使ってみて、ワンプッシュでの距離の伸びも良かったですし、快適な速さが出るのが良いなと感じました。
シールドが両面に付いているので、ホコリや土が入りづらく、メンテナンスを細目にやる必要がないのも良かったです。
プッシュをしている時の音も静かな方ですし、快適に滑ることができました。
ただ、メンテナンスをする時に、2つのシールドを外さなくてはいけないというデメリットもあるかなと感じます。
とはいっても、そのおかげでベアリング内が汚れづらいようになっているので、この辺りはしょうがないかなといった感じです。
オイルタイプのベアリングなので、メンテナンスをすれば長持ちもしますし、クオリティーは高めで良いベアリングでした。
【価格を抑えたG2↓】
【G3より耐久性が高いシールドレスのRAW↓】
【「BRONSON」HI SPEED CERAMIC OIL ↓】
【「ZPI」F-0 パーツクリーナー↓ 】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。BRONSONのベアリングは周りの評価が高めでしたが、その理由が分かるベアリングでした。
速さや滑走距離の伸びも良くて、使い心地としては良かったです。
内部が汚れづらいダブルのシールド構造など、長持ちさせる工夫はさすがスケートボードの大手が手掛けるベアリングだなと感じます。
様々なスケートボードブランドとコラボもしていますし、周りの評価どおりの良いベアリングでした。