Sweet Protectionゴーグル「Durden(ダーデン)」を実際にスキー場で使ってみました。
使ってみると、視界の広さとレンズの良さで見やすく、レンズとフレームが柔らかめなので、フィット感がとても良かったです。
ミディアムラージのサイズで大き過ぎず、デザイン的にも良いスノーボードゴーグルでした。
そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなどの、アクセサリー担当として働いていた経歴を持つ筆者が、Sweet Protectionの「Durden(ダーデン)」を色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
Sweet ProtectionのDurden(ダーデン)をレビュー
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-3.jpg)
・今回レビューするのはこちらです
ミディアムラージの大きさで、平面レンズモデルのDurden(ダーデン)。
サイズ的には、ミディアムより少し大きいかなというサイズ感で、凄く大き過ぎるという感じはなかったです。
実際に使ってみると、視界は満足できる広さ。
上下左右と、見やすい広さでした。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-2.jpg)
使ったのは、日本正規品の「ローブリッジアジアンフィット」。
鼻に当たるスポンジに、パッドが追加されているフォームです。
無駄に盛り上がりが高い感じではなく、ナチュラルな感じだったので、息苦しさを感じませんでした。
鼻の高さが一般的な筆者でも、しっかりとフィットしてくれたのが良かったです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-6.jpg)
フィット感の良さがありながら、レンズ内側には曇り止め加工がされているので、曇りづらさがあるのも良いなと感じました。
そして、ゴーグルの上部は、一般的なメッシュ生地になっています。
この辺りは、他のゴーグルと変わらないかなといった感じです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-10.jpg)
ゴーグルのベルトは50mmと、少し太目なベルトが使われていました。
また、ゴーグルのベルトの裏にはシリコンが付いています。
ヘルメットをした時のズレ防止になってくれますし、ニット帽子の時でも滑り止めになってくれます。
太目なのと、滑り止めがついていることで、転んだ時でもゴーグルが飛びづらいようになっていました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-11.jpg)
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-12.jpg)
そして、ベルトはバックル無しの一本タイプ。
長さの調整はできますが、バックルが無いので付け外しは被る感じです。
バックル有りと比べると付け外しがしづらいですが、ヘルメットを被る場合には、バックルが邪魔になることはありません。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-9.jpg)
今回使ったゴーグルには、「RIGレンズ」が使われていました。
「RIGレンズ」とは、Sweet Prtectionが独自開発した、色のコントラストを上げるレンズになります。
また、目の疲れを軽減してくれる性質もあるとのことです。
更には、レンズの表面に水分などを弾く加工がされています。
・「RIGレンズ」の詳細は、Sweet Protection公式サイトでご確認ください。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-5.jpg)
使ったレンズカラーは、RIG Bixbite。
中を覗いてみると、薄めなピンク色をしたレンズになります。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-14.jpg)
色味的には濃すぎず、滑っていて見やすさがありました。
個人的には暗すぎなかったので、幅広い天気で使えるなと感じます。
今回使った日は少し薄曇りでしたが、明るすぎず暗すぎず、見やすかったです。
また、凹凸の変化なども見やすかったので、滑りやすさがありました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-2023yuzawanakazato-ski-9.jpg)
ゴーグルの重量も重さを感じず、むしろ少し軽さを感じたので気になる感じもなかったです。
視界も広く、フィット感も良いうえに、レンズも見やすいゴーグルでした。
柔らかめでフィット感が良い
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-4.jpg)
Durdenは、レンズもフレームも柔らかめに造られていたので、顔にフィットしやすかったです。
手で曲げてみても、その柔らかさを感じることができました。
グニャグニャに柔らかすぎるとまではいかず、程よい感じになります。
鼻のスポンジのASIAN FITと合わさり、使っている時のフィット感が良かったです。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-8.jpg)
このフィット感の良さが、Durdenのメリットだなと感じました。
ヘルメット対応になっている
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-3.jpg)
Durdenはヘルメット対応になっていました。
有名なヘルメットブランドなので、この辺りは当たり前のことかなという感じです。
ベルトも長めに造られていましたし、フレームからのベルトの出方も、ヘルメットのフチに当たりづらい造り。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-10.jpg)
ベルトの裏には滑り止めのシリコンもついています。
ヘルメットを被る場合でも、問題なく使えるようになっていました。
レンズ交換は簡単ではない
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-13.jpg)
Durdenのレンズ交換は、簡単とは言えませんでした。
マグネットやワンタッチで外せるタイプではなく、フレームの溝にレンズをハメ込むタイプです。
ですので、「誰でも簡単にレンズ交換が出来るか?」と聞かれると、「少しコツが必要」というのが答えになります。
レンズ交換が簡単ではないのが、Durdenのデメリットかなとも感じました。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-4.jpg)
ただ、レンズ交換は慣れてしまえば誰でもできます。
フレームの溝にレンズを入れ、凹凸を合わせてハメ込むだけですからね。
ですので、凄く簡単にできるという感じではありませんが、慣れてしまえばレンズ交換の時間はかかりません。
Sweet Protection「Durden」レビューのまとめ
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-3.jpg)
Sweet Protectionの「Durden」を実際に使ってみて、視界の広さに満足でしたし、使っている時のフィットが良かったので、ストレスなく滑ることができました。
フレームとレンズの柔らかさにプラスして、「ローブリッジアジアンフィット」で標準的な鼻の高さの筆者でもフィット感は良かったです。
圧迫感が少なくて快適でした。
レンズも見やすかったので、滑っていて使い心地は良かったです。
ただ、ベルトが1本タイプなので、バックルタイプと比べると、付け外しがしづらいという点もありました。
そして、レンズ交換が簡単ではないという点もあります。
![](https://snowhack.net/wp-content/uploads/2023/03/snowhack-sweet-protection-durden-4.jpg)
とはいっても、慣れてしまえば問題ありませんし、ヘルメットを被る場合はメリットだなと感じます。
Sweet Protection独自開発の「RIGレンズ」も見やすかったですし、デザインも良いので、良いゴーグルだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。Sweet Protectionのゴーグルの中でも安めな価格のDurdenですが、性能としては十分良いゴーグルでした。
むしろ、視界もフィット感も良いうえに、デザインも良いので、価格帯としては嬉しい所かなと感じます。
「RIGレンズ」で見やすさの良さも感じましたし、使い心地は良かったです。
色々な良さが詰まったゴーグルだなと感じました。