ゴーグル

Sweet ProtectionのClockwork MAXをレビュー!付けている感じや使い心地など!

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Sweet Protectionゴーグルの、「Clockwork MAX(クロックワーク マックス)」を実際にスキー場で使ってみました。

実際に使ってみると、細めなフレームに大型のレンズが付いていたので、視界が広くて見やすかったです。

Sweet Protection独自開発の「RIGレンズ」も見やすく、快適に滑りやすいスノーボードゴーグルだなと感じました。

また、レンズが厚くて硬めだったので、ツリーランで木が顔に当たった時や、顔から着地した時のプロテクションになってくれるのも良かったです。

そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなどの、アクセサリー担当として働いていた経歴を持つ筆者が、Sweet Protectionの「Clockwork MAX(クロックワーク マックス)」を色々とレビューしていきます。

良かったら参考にしてみてください。

Clockwork(クロックワーク)の違い

Clockworkには、同じようなモデルが4パターンあるので、その違いを初めにまとめておきます。

違いは、次のような感じです。

Clockworkの違い

【Clockwork】
>標準モデル

【Clockwork World Cup】
>ゴーグル上部にレースカバーが付属。上部ベントが閉じられる。

【Clockwork MAX】
>「Clockwork」を大きくしたモデル。視界が広い。

【Clockwork MAX World Cup】
>「Clockwork」を大きくし、ゴーグル上部にレースカバーが付属。視界が広くて上部ベントが閉じられる。

Clockworkを標準として、レースカバーが付属したり大きくなったりと、モデル違いがあります。

今回筆者が使ったのは、「Clockwork MAX World Cup」になるので、ゴーグル上部にレースカバーが付いていました。

レースカバーが付く事で、上部から風が入りません。

そのため、早いスピードを出すスキーやスノーボードのレースをする場合には、目に空気が入りづらいメリットがあります。

ただ、レースではなく、一般的な使い方をする場合でしたら不要かなと。

風通りを良くした方が曇り防止になる為、レースカバーは付いていない方が良いです。

「Clockwork」「 Clockwork MAX」はレースカバーが付いておらず、一般的なメッシュ構造となっています。

【Sweet Protectionの別モデルですが、下の画像のようなメッシュ生地になります↓】

一般的なゴーグルを求めているなら、「Clockwork」か、少し大きめの「 Clockwork MAX」。

レースカバー付きを求めているなら、「Clockwork World Cup」か、少し大きめの「Clockwork MAX World Cup」。

このような感じで選んだ方が良いです。

今回レビューするのは、「Clockwork MAX World Cup」になります。

Sweet Protectionの「Clockwork MAX(クロックワーク マックス)」をレビュー

・今回レビューするのはこちらです

フレームがあるモデルで、球面レンズのClockwork MAX(クロックワーク マックス)

ラージサイズで、大きめなゴーグル。

細めなフレームに大型サイズのレンズが付いているので、視界は上下左右と広く感じました。

しっかりと見やすく、滑りやすかったです。

球面レンズ仕様のモデルですが、湾曲は浅めなレンズになっていました。

湾曲が浅めなので、平面レンズに近い感じで使えます。

球面レンズを使っている時の歪みが苦手な人でも、使いやすそうなぐらい浅めな感じです。

一般的な球面レンズと比べると、丸い感じがありません。

使ったのは、日本正規品の「ローブリッジアジアンフィット」。

鼻に当たるスポンジに、パッドが追加されています。

無駄に盛り上がりが高い感じではなく、息苦しさを感じませんでした。

鼻の高さが一般的な筆者でも、しっかりとフィットしてくれたのが良かったです。

また、フレームは大きめでしたが、顔全体へのフィット感も良いなと感じました。

顔へのフィットのしやすさと、レンズ内側には曇り止め加工がされているので、曇りづらさがあるのも良かったです。

そして、使ったのは「Clockwork MAX World Cup」のレースカバー付き。

「World Cup」仕様ではない場合、ここは一般的なゴーグルと同じメッシュ生地になります。

個人的には、レースカバーがある方が頑丈ですが、ゴーグル内の通気性を考えたらメッシュの方が良いなと感じます。

ゴーグルのベルトは50mmと、少し太目なベルトが使われていました。

また、ゴーグルのベルトの裏にはシリコンが付いています。

ヘルメットをした時のズレ防止になってくれますし、ニット帽子の時でも滑り止めになってくれます。

太目なのと、滑り止めがついていることで、転んだ時でもゴーグルが飛びづらいようになっていました。

そして、ベルトはバックル無しの一本タイプ。

長さの調整はできますが、バックルが無いので付け外しは被る感じです。

バックル有りと比べると付け外しがしづらいですが、ヘルメットを被る場合には、バックルが邪魔になることはありません。

今回使ったゴーグルには、「RIGレンズ」が使われていました。

「RIGレンズ」とは、Sweet Prtectionが独自開発した、色のコントラストを上げるレンズになります。

また、目の疲れを軽減してくれる性質もあるとのことです。

更には、レンズの表面に水分などを弾く加工がされています。

・「RIGレンズ」の詳細は、Sweet Protection公式サイトでご確認ください。

・Sweet Protection 公式サイト >

使ったレンズカラーは、RIG Topaz

中を覗いてみると、薄めなブルー色で、眩しさを軽減してくれるような明るさのレンズでした。

色味は濃すぎず、薄過ぎずという感じになります。

個人的には少し暗めな感じがしたので、曇りぐらいまでなら使いやすいかなといった感じでした。

今回使った日は少し薄曇りでしたが、ちょうど良い感じでしたし、晴れて眩しい日でも使いやすそうです。

また、凹凸の変化なども見やすかったので、滑りやすさがありました。

ゴーグルの重量は軽めだったので、使っている時に気になることもなかったです。

球面レンズですが、平面レンズのようなスタイルで、デザインもシンプルな感じで使いやすいなと感じました。

視界も広くて見やすく、滑っていてストレスを感じないゴーグルでした。

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レンズは厚めで硬かった

Clockwork MAXのレンズは、厚めで硬く造られていました。

2.8mmと厚く、手で触っても厚さが分かるほどです。

これは、「Clockwork」の全モデルに共通します。

フレームにレンズが付いている状態で、手で曲げようすると硬さを感じ、ほぼ曲がりません。

顔を守るというコンセプトなので、木の枝や、顔から着地してしまった時も守れる硬さとのことでした。

また、レース中に転倒した時にも顔を守るメリットや、凄く速いスピードを出した時に視界がブレづらいというメリットもあるとの事です。

実際に触ってみても硬さを感じたので、しっかりと守ってくれそうな感じがします。

Sweet Protectionはヘルメットでも有名ですが、ゴーグルで顔を守るというのもコンセプトです。

そのコンセプトどおり、頑丈で強そうなレンズだなと感じました。

木の枝に当たりやすい、ツリーランなどでも役に立ちそうです。

このレンズの頑丈さが、Clockwork MAXのメリットだなと感じました。

ヘルメット対応になっている

Clockwork MAXはヘルメット対応になっていました。

有名なヘルメットブランドなので、この辺りは当たり前のことかなという感じです。

ベルトも長めに造られていましたし、フレームからのベルトの出方も、ヘルメットのフチに当たりづらい造り。

レース仕様のモデルもあるので、しっかりとハマりやすい形状でした。

ベルトの裏には滑り止めのシリコンもついています。

ヘルメットを被る場合でも、問題なく使えるようになっていました。

レンズ交換は簡単ではない

Clockwork MAXのレンズ交換は、簡単とは言えませんでした。

マグネットやワンタッチで外せるタイプではなく、フレームの溝にレンズをハメ込むタイプです。

ですので、「誰でも簡単にレンズ交換が出来るか?」と聞かれると、「少しコツが必要」というのが答えになります。

レンズ交換が簡単ではないのが、Clockwork MAXのデメリットかなとも感じました。

ただ、レンズ交換は慣れてしまえば誰でもできます。

フレームの溝にレンズを入れ、凹凸を合わせてハメ込むだけですからね。

また、Clockwork MAXのレンズは硬いので、交換はしやすい方かなと感じました。

凄く簡単という感じではありませんが、慣れてしまえばレンズ交換の時間はかかりません。

Sweet Protection「Clockwork MAX」レビューのまとめ

Sweet Protectionの「Clockwork MAX」を実際に使ってみて、視界が広いうえに、「RIGレンズ」で見やすいのが良いなと感じました。

フルフレームですが、フレームが細く、大型のレンズが付いていたので見やすかったです。

「ローブリッジアジアンフィット」でフィット感も良かったですし、頑丈なレンズが付いているのも良いなと感じました。

ただ、ベルトが1本タイプなので、バックルタイプと比べると、付け外しがしづらいという点もあります。

そして、レンズ交換が簡単ではないという点もあります。

とはいっても、慣れてしまえば問題ありませんし、ヘルメットを被る場合はメリットだなと感じます。

また、Clockwork MAXのレンズは硬いので、柔らかいレンズよりは交換しやすいのも良いなと感じました。

レンズが硬くて目や顔を守ってくれますし、デザインもシンプルな感じで使いやすいなと感じました。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。レンズの厚さはSweet Protectionがコンセプトとする、まさに顔のプロテクションだなと感じました。

しっかりと守ってくれるので、ツリーランなどで役に立ちそうなのは嬉しいポイントです。

球面レンズですが湾曲が浅く、平面レンズのようなスタイルなのも珍しく、良いデザインだなと感じました。

Clockwork MAXはラージサイズですが、フィット感の良さが損なわれませんし、良いゴーグルだなと感じます。

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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!