スケートボードを始めた時に、1番初めにくる挫折ポイントがオーリーだと思います。何度やっても飛べない・・と心が折れてしまいそうになりますよね。
この記事を書いている筆者はスケートボード歴が10年ぐらいなのですが、もちろん始めた頃は全く飛べませんでした。
何度やっても上手くいかず、「本当に飛べるようになるのかよ・・」なんて事を考えている時期もありました。
そんな事を思って練習していた筆者ですが、練習方法を変えたらオーリーが出来るようになりました。
オーリーが出来たと言っても、2つの赤コーンを地面に寝かせて、赤コーンの先っちょを付けた状態の低いのですが、初めて飛べた時のテンションの上がり方はすさまじかったです!
そこからは練習をし続け、道にある歩道の段差に乗ったり、赤コーンを重ねた状態の物を飛んだりと、徐々にレベルアップしていきました。
そこで、そんな経験をもつ筆者が、初めてオーリーで飛べた時の練習方法をご紹介しようと思います。
よかったら参考にしてみてください。
・本記事は、まだオーリーが飛べない方が、飛べるようになってもらいたい記事になります。
組コーンが飛べて、更に高さを出す練習方法が知りたいという場合でしたら、こちらの記事を参考にしてください。
オーリーが初めて飛べた時の練習方法
この記事では、オーリーが初めて飛べた時の練習方法の記事になります。
・オーリーを始めたけど飛べない
・他の人の練習方法が知りたい
このような方へ向けた記事になります。
また、この記事では、オーリーのやり方というのは書いていません。
結論から言いますと、「自分の動画を撮って、他の人と見比べる」という練習方法を説明している記事になります。
この練習方法で筆者はオーリーで飛べるようになりました。
飛べる前までにやっていた練習方法
まずはじめに、筆者がオーリーをできる前にやっていた練習方法をご紹介します。
筆者の場合、この練習方法ではオーリーが出来ませんでした。
・ネットでオーリーのやり方を調べた
・動画などを見た
・ひたすらオーリーの練習をした
これが、出来る前の練習方法です。
これをやり続けていた結果、まったく飛べませんでした。
おそらく、筆者自身がスケートボードのセンスがほぼなく、友達と滑ったりしていても、もくもくと1人で練習をしていたというのも原因かもしれませんが、その結果、まったく出来ませんでした。
たまに手すり等に捕まって練習もしていたのですが、その時は、少し浮いたかな?というレベルで、手すりを離すとまだ飛べない状態・・・
これをほぼ延々と繰り返していました。
この時に滑っている回数は、週に約1回、これを続けていたのが約3~4カ月ぐらいです。
練習していても飛べないからすぐに休憩する。
これの繰り返しでした。
これが、筆者のオーリーが出来ない時期の事です。
オーリーが飛べるようになった時の練習方法
そんな状態の筆者は、練習方法を変える事にしました。
それがこちらです。
・動画を撮る事にした。
・撮った自分の動画と、出来る人の動画を見比べた
・滑る回数を増やした
これだけです。
これを続けた結果、アッという間にオーリーが飛べるようになりました。
繰り返しになりますが、飛べたと言ってもすごく低い高さですが、この練習方法をしたらオーリーで飛べるようになりました。
この3つの事を詳しく書いていきます。
動画を撮る事にした
まったくオーリーが出来なくて心が折れそうになった時、友達に動画を撮ってもらう事にしました。
その時に見た自分の映像が、衝撃的に下手!
練習している時には全く気づきませんでしたが、今まで何を見てきたんだと思うほど、とんでもなくダサかったです。
動画を撮った事で、自分のできない具合をはっきりと見る事が出来たので、この時に自分のダメさがよくわかりました。
この状態の事を繰り返しやっていても、うまくいく訳ないなと感じ、がむしゃらにやってもダメだなと気づきました。
・撮った自分の動画と、出来る人の動画を見比べた
筆者の場合、ネットで調べてオーリーのやり方を見たりしていましたが、頭の中では理解できますが、実際にやってみたら全然できませんでした。
そこで、自分のオーリーしている動画と、オーリーが出来る人の動画をとことん見比べてみました。
オーリーが出来る人と言っても、プロスケーターとかではなく、失礼な事を言いますが、そこそこできる人の動画です。
筆者の場合は、友達にも動画を撮らせてもらって、その動画と見比べました。
オーリーが出来ない時にも動画は見ていましたが、友達の動画を見て、ある事に気づきました。
筆者の場合だけかもしれませんが、プロスケーターや、すごく上手な人の動画を見ても、お手本としてはキレイ過ぎるという事。
友達の動画を見て思ったのが、プロやすごく上手な人のオーリーは、異次元のオーリーに見えたのでお手本にならないという事。
・オーリーが高い動画は異次元
・プロスケーターのお手本はキレイ過ぎた
・自分のレベルでは、そこまで体が動かない
これらの理由で、筆者はプロスケーターなどではなく、上手だけど、身近なレベルの人をお手本にする事にしました。
これをする事によって、少しは自分にも近い感じなので自分にもついていけるレベルだと感じ、その友達のオーリーと自分のオーリーを見比べました。
ちなみに、その友達のレベルは2つの赤コーンを重ねたセットコーンは余裕で飛べるぐらいのレベルで、赤コーンを立てたら飛べないレベルという感じです。
その時に感じた、自分と友達との違いがこちらです。
・自分のしゃがみ方が甘い
・力を入れ過ぎている
・テールを蹴っているようで、蹴っていない
・テールが全然はじけていない
・そもそも飛んでいない
この辺りの違いがあった事を今でも覚えています。
プロの方のお手本動画と見比べてみたら、体の動かし方が明らかに違うのですが、マネしようとしてもその動きが出来ませんでした。
プロの方などは動き方が軽すぎるので、わかっていても体が動かないという感じがありましたが、友達の動画の場合、プロほどの動きの軽さが無かったのでわかりやすかったです。
この事を発見した筆者は、その友達の動きと自分の動きを見比べながら、どこが違うのかを考えながら練習するようにしました。
正直な話、初心者の頃は、「テールのはじき方」とか、「前足の擦り方」とか、説明されても分からなかったですし、そんな事言われても出来ない!と思っていた事の方が多かったです。
ただ、友達の動画と見比べてみると、「ここが違うのか!」とか、「こんなに力を入れなくていいのか!」など、色々と発見することが出来ました。
ネットの中の説明写真や動画を見ていると、みんなすごく高く飛んでいるので、つい力を入れやすくなってしまっていましたが、この見比べの方法をとったら、意外とやりやすいオーリーの仕方を発見することが出来ました。
・滑る回数を増やした
この見比べを始めてから、なんとなく出来る気がしてきたので練習する回数を増やしました。
そもそもなのですが、筆者の場合、20代中盤から始めたのに練習量が少なすぎたというのもあると思います。
1週間に1回、練習していても出来ないから休憩。
これでは練習量が足らないですよね。
動画の事を発見してからは、何となく希望が見え始めてきたので、それからは練習量を増やしました。
1週間に1回 → 1週間に3回
練習してもただ休憩 → 数回練習してから自分の動画を撮って見比べ
これを続けた結果、練習方法を変えてから1か月以内には低い高さのコーンを飛べるようになりました!
そこからは、スケートボードがかなり楽しくなったので、練習する時間もどんどん増え、最終的に週5~6ぐらい滑るようになってきました。
現在ではそこまで滑っていませんけどね。
滑る回数を増やした結果
低い高さの物を飛べるようになって練習する回数を増やした結果、スケートボードで使う筋力が上がり、体の感覚も慣れてきて、少しずつですがオーリーの高さも変わってきました。
道の歩道の段差、2つの赤コーンを横に組んだ時の高さ、トラ棒(工事現場とかにある、黄色いと黒のシマシマ棒)、縦コーンと、何年もかかりましたが、そこまで行けるようなりました。
結論を言ってしまうと、滑る回数が増えれば、スケートボードのレベルも上がるという事です。
当たり前の事を言ってしまっていますが、やはりオーリーを出来るようになるにも、これが1番大事だと感じました。
まとめ
オーリーが飛べるようになった練習方法をまとめますと、次のような感じです。
・自分の動画を撮る
・そこそこ上手な人と、自分を見比べる
・何が違うのかを発見する
・違う所を意識して練習する
・練習回数を増やす
これをするだけで変わってくると思います。
やり方を見ても出来ない・・・となっている場合、そもそも自分がそのやり方と全く違う動き方をしている可能性があります。
筆者の場合がそうでしたから。
ですので、自分の動画を撮ってみて、そこそこレベルが上の方の動画と見比べてみると、違いが分かりやすいです。
筆者も経験しましたが、「良質な練習をたくさんする」というのがオーリーを出来るようにする1番の近道になります。
ぜひ頑張ってもらって、その先の更に楽しいスケートボードに辿り着いてください!
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。オーリー1つでも難しいですが、オーリーが出来たとしても、その先にまた色々と難しい技が山ほどあります。
ただ、オーリーが出来てしまえば遊び方が一気に増えますので、挫折せず、頑張って習得してみてください!
この記事で、オーリーの練習方法について、お役にたてればと思います。