スケートボードをしていると、カタカタカタカタ・・・と、いつもと違う音がしている事に気付いた時はないでしょうか?その音の原因はウィールがパンクしている可能性があります!
スケートボードのウィールがパンクすると、ボコボコしている路面では気づきづらいのですが、ツルツルしている路面が良い所だと、このような音がなります。
カタカタカタカタ・・・や、
ゴロゴロゴロゴロ・・・・など、
戦車のキャタピラのような音が鳴るようになります。
筆者もスケートボードが好きで、スケートボード歴が10年ぐらいなのですが、実際に筆者もパンクしたことがあります。
パンクしてしまうと、色々なデメリットも出てきます。
そこで、スケートボードのウィールのパンクは、どのような感じなのか、ウィールがパンクした時のデメリット、対処方法をご紹介していきます。
現在ウィールから変な音が出ていたりしている場合、参考にしてみてください。
スケートボードのウィールがパンクした時
スケートボードのウィールのパンクの仕方は、自転車や車と違う感じになります。
自転車や車のタイヤは空気が入っているので、パンクをした時には空気が抜けてしぼんでいきますよね?
ウィールの場合は、材質も硬く、空気も入っていないので、しぼむという事はありません。
それではどのような状態がパンクというのか?
それは、ウィールが削れてしまった状態の事をパンクと言います。
このような状態に削れてしまい、カタカタカタカタ…と音が鳴ってしまう状態になってしまいます。
このような状態のことを、スケートボードのウィールがパンクしたという状態になります。
パンクしてしまう原因は?
スケートボードのウィールは材質が硬いので簡単にはパンクしづらいですが、それでもパンクをしやすくしてしまう事もあります。
それが、ウィールをスライドさせる事です。
例えば、次のような事をすると、スケートボードのウィールはパンクをしてしまいます。
・パワースライドをする
・オープンやバックサイドで180の着地の時にウィールをスライドさせる
・カーブBOXなどで、ブラントスライドをする
この他にも色々とウィールをスライドさせる事はありますが、このようなスライドをさせる事で、ウィールがパンクしやすくなってしまいます。
ちなみに筆者の場合は、パワースライドをした時や、バックサイド180で回した時にパンクをさせてしまっていました。
バックサイド180の時は、着地をした時に、テール側のウィールをスライドさせる事をしていたらパンクしました。
1・オーリーで飛ぶ
2・90度回して着地
3・着地後、テール側のウィールを90度スライドさせる
こんな感じの事をしていたら、アッという間にパンクしました。
パンクかな?と思った時に感じる事
スケートボードのウィールがパンクした時に感じるのが、音の異変です。
ウィールがパンクすると、プッシュしているだけでカタカタカタ・・・と音が鳴るようになります。
パンクは板に乗って振動が来るなどの体感はあまり感じられないので、音で判断する事が1番わかりやすい方法です。
中には、ベアリングの異変という事もありますが、キャタピラのようにカタカタカタ・・、ゴロゴロ・・と鳴り始めたらパンクを疑った方がいいです。
ここまではっきり削れていない場合もありますが、4つのウィールを確認してみると、1部削れている所が見つかるかもしれないので、変な音が鳴ったら確認してみてください。
パンクしている時のデメリット
スケートボードのウィールをパンクさせてしまうと、デメリットがあります。
実際に筆者が感じたデメリットはこんな感じです。
・うるさい
・スピードが出しづらい
・気分的に嫌
ウィールがパンクしてしまうと、とにかくうるさいです。
とくに、路面がツルツルな所や、ランプやボールなどに入ると、カタカタ・・・やゴロゴロ…など、かなり騒音です。
スケートボードで滑るとオーリーをした時の音や、技が失敗した時の音が出ていますが、そのレベルではなく、周りにいるスケーターにとっても迷惑になるぐらいの音が鳴ります。
筆者が実際にパンクをした状態でランプに入っていると、1人だけゴロゴロ・・・と常に音が鳴っているので、周りの人から「なんの音ですか?」と聞かれた事も何度かありました。
それぐらいスケーターのとっても聞き慣れないぐらいの音が出て、滑っているだけでかなりの音が出てうるさく感じます。
そして、もう1つのデメリットが、スピードが出しづらくなるという事です。
いつも通り滑っていても、ウィールの1部が削れて平になってしまっているので、スピードを出しても減速しやすくなってしまいます。
これは、カーブBOXなどに入る時や、ランプなどに入る時も同じことです。
スピードが出しづらくなってしまうので、いつも通りやっても調子が狂ってしまって、極端な話、いつも出来る技がやりづらくなってしまう場合もあります。
また、筆者だけかもしれませんが、「パンクしているから調子が出ない」と技が出来ない理由をパンクのせいにしてしまうという考えもしてしまうかもしれません。
パンクをしてしまうと、このようなデメリットがあるので、早めにウィールを変えた方が良いです。
パンクしてしまったらどうする?
ウィールがパンクしてしまった時の対処方法は、ウィールを変える方法しかありません。
車や自転車のパンクなら、穴をふさいで空気を入れれば済みますが、ウィールの場合は削れてしまっているので直す方法というのはありません。
ウィールは丸い物ですし、削れてしまった物を修復させるのは無理ですからね。
筆者がパンクをさせてしまった時は、新しいウィールをつけてから1か月以内でパンクをさせてしまった事もあります。
ウィール自体は減っていなかったのですが、パンクしてしまったのでしょうがなく変えました。
あれほど早くウィールを交換したのは1度だけでしたが、早すぎるだろ・・と泣く泣く交換しました。
新しいウィールがパンクしてしまった場合はもったいなく感じるかもしれませんが、新しい物に交換する以外の対処方法は無いので、サクッと交換してしまいましょう。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードのウィールがパンクしてしまうと、かなりうるさくなりますし、滑っていても調子が悪く感じてしまう事があるので、実は結構ストレスを感じます。
筆者の場合は、パンクしてしまったらすぐに新しいウィールに取り換えるようにしています。
その方がストレスも少なく済みますからね。
もしもパンクさせてしまったら、新しいウィールでもサクッと変えてしまった方が良いです。
この記事で、スケートボードのパンクについて、お役に立てればと思います。