スケートボード

スケボーにねじ切りが必要な理由と使い方をご紹介します!

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スケートボードをメンテナンスするツールには「ねじ切り」という物がありますが、これは意外と必要になる時が来ます!スケートボードのツールの中には、ねじ切りが付いていない物もありますが、実はかなり役に立ってくれます。

筆者はスケートボード歴が10年ぐらいなのですが、「ねじ切り」に何度も助けてもらいました。

そこで、実際にスケートボードに「ねじ切り」を使っている筆者が、必要な理由と使い方をご紹介していこうと思います。

よかったら参考にしてみてください。

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スケートボードのねじ切りとは?

まず初めに、スケートボードツールの「ねじ切り」とは何なのかをご説明しておきます。

ねじ切りとは、スケートボードで使うトラックの先端が潰れてしまった時に使う道具です。

滑っていると技の失敗や、どこかの壁にぶつかってしまった衝撃でトラック先端のアクセルナット(ウィールを止めているナット)が徐々に潰れていってしまいます。

アクセルナットが潰れてしまうと、トラック自体も潰れてきてしまって、最終的にはトラックのネジの部分が潰れてしまうのです。

潰れてしまうとこのような状態になってしまいます↓

このような感じになってしまうと、アクセルナットを外すことは出来るのですが、取り付ける時が困難になってしまう場合があります。

困難になってしまう理由は、トラックのネジ山が潰れてしまっているから。

トラックのネジ山が潰れてしまうと、ナット内側のネジと噛み合わなくなってしまい、取り付けにものすごく時間がかかるか、最悪の場合はトラックの交換となってしまいます。

このような事を解消してくれるのが、「ねじ切り」になります。

ねじ切りがあれば、潰れてしまったネジ山を復活させてくるので、このような事が起きても安心してナットを取り付ける事が出来ます。

ねじ切りにはこのような役割があります。

ねじ切りが必要な理由

スケートボードの「ねじ切り」がどのような道具かは分かってもらえたと思いますが、「本当に必要なのか?」と思う方もいると思います。

これに関しては、必要!と断言させてもらいます。

ねじ切りが無いとこんな事に困ります。

・アクセルナットが噛み合わなくて作業時間がかかる

・最悪の場合、アクセルナットが取り付けられない

こんな感じです。

特に、フリップ系(キックフリップ、ヒールフリップ)の練習を始めたぐらいから必要になってきます。

始めの頃に練習する、ショービットや、オーリーなどではナットが潰れる事も少ないと思いますが、フリップ系の失敗はトラックの先端がぶつかりやすいので、潰れやすくなります。

筆者自身も、フリップの練習を始めた頃ぐらいからアクセルナットが潰れ始めてきました。

その時にウィールの交換をした時に、アクセルナットを外すことは出来ましたが、取り付ける時に全くネジが噛み合わないという経験をしています。

その他にも、ショップに行ってウィールを購入して交換してもらった時にも、ネジ山が潰れていたのでねじ切りで直してもらったという経験もあります。

この事を経験したので自分で新しい物を購入しました。

以前持っていた安い物が壊れたという事もあるんですけどね。

筆者の場合、最近ではウィールもベアリングもネットで購入してしまっているので、自宅にねじ切りがあるととても便利です。

「ねじ切り」を持っていると、次のようなメリットがあります。

・アクセルナットを外しても、作業時間が早く終わる

・先端が潰れていても安心してアクセルナットを外すことが出来る

ねじ切りを持っていなくて自宅でウィール交換などをしていた時は、潰れたネジ山にナットを嚙合わせるのにかなり時間がかかった事もありました。

また、もしもナットが取り付けられなかったら、友達に借りたり、買い物をしていないショップで工具だけ借りなくてはいけなくなりますからね。

そうなってしまったら、せっかく滑れる時間も少なくなってしまいます。

軽視しやすいねじ切りですが、このような事を防ぐ為にも、持っておくといざとなった時に使えます。

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スケートボード「ねじ切り」の使い方

ここからは「ねじ切り」の使い方を説明していきます。

とても簡単で3分もかからない作業なので、すぐに慣れると思います。

【1・アクセルナット、ウィールを外す】

まずは、アクセルナットとウィールを外します。

潰れてしまっているアクセルナットの場合、取り外しが硬い場合もありますが、ちからを入れて一気に外しちゃいましょう。

【2・トラック先端にオイルを垂らす

ねじ切りをする前にオイルを垂らす事で、ねじ切りが周りやすくなります。

筆者の場合は、ベアリングに使うオイルを使用しています。

1~2滴ぐらいで十分です。

【3・ねじ切りをセットする

オイルを垂らし終わったら、ねじ切りを垂直にセットします。

この時に、斜めにならないように注意してください。

【4・ねじ切りを左方向に回す】

セットをしたねじ切りを、左方向に回していきます。

・先端が潰れている時は、少し力を入れながら回す

・回している時に、ひっかかりを感じたら、逆方向に回す

・ねじ切りを回す時は、無理やり回さずに、ゆっくり回す

・ねじ切りの奥の方まで入れなくて良い

トラックの先端が潰れている場合、最初のネジのきっかけを作る為に少し力を入れながら回し始めます。

そして、ねじ切りを回している時に引っかかりを感じたら少し逆方向に回して、また左方向に回していくという感じです。

この繰り返しになります。

この時に「ねじ切り」を無理やり回したら壊れてしまう可能性があるので、ゆっくり回してください。

また、ねじ切りは、奥の方まで回す必要はありません。

ねじ切りの役目は、トラックとナットのネジを嚙合わせるのが役目なので、ナットがしっかりとハマってくれるぐらいでOKです。

ある程度のねじ切りが終わったら、逆方向の右回しで外して終了です。

5・ウィールを入れてナットを取り付ければ完了

最後に取り付ければ完了になります。

かなり簡単ですね!

この、最後のナットが簡単に取り付けられると、ねじ切りを持っていなかった経験をしている筆者はありがたみを感じます。

ちなみに、取り付ける時に、古いナットだと変形もしているので、新品のアクセルナットを取り付けた方がすぐに取り付ける事ができます。

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まとめ

スケートボードの「ねじ切り」があれば作業時間の効率も上がりますし、ナットが取り付けられなくなるという心配も無くなります。

色々な物とセットになっている物もあって、値段も安いですし、いらない心配や、必要のない作業時間も無くなるので、個人的には持っていて助かっています。

・NINJA「T-TOOL PERFECT X」のレビューはこちら >

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最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。ねじ切りは、ネジ山を復活するだけの物になりますが、実は結構大切な道具の1つです。

「ナットが取り付けられない!」とならない為にも、ねじ切りが付いた道具を持っておくことと結構役に立ってくれます。f

この記事で、スケートボードのねじ切りについて、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!