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ワクシングペーパーは必要?いらない?使った時のメリットを紹介します!

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スキー、スノーボードのホットワックスをする時に必要な道具の1つワクシングペーパーですが、中には本当に必要?と思われる方もいると思います。

ネットで検索をしてみても、使っている人、使っていない人といますし、これからホットワックスをする方にとっては混乱しやすいですよね。

筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、ワックス関係のメンテナンス用品も担当の1つでした。

そんな経歴を持つ筆者から必要かを答えますと、次のような回答です。

ワクシングペーパーは必ず必要な物ではない。しかし、使った方が確実に良い。

なぜこのような答えなのかを順を追って説明していくと共に、ワクシングペーパーを使った時のメリットを紹介していこうと思います。

本当に必要かどうか悩んでいましたら、参考にしてみてください。

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ワクシングペーパーは本当に必要?

スキー、スノーボードの滑りを良くする為ではなく、板の保護にもなってくれるホットワックスですが、ワクシングペーパーは必ず必要な物という訳ではありません。

正直な話、ワクシングペーパーが無くてもワックスを塗ることはできます。

アイロンでワックスを塗って、剥がせば良い訳ですからね。

もちろん、無い状態でワックスを塗っても滑りの良さは変わるので、ぶっちゃけワクシングペーパーは必ず必要という訳ではありません。

しかし、「板をできるだけ保護したい」、「板の滑りを更に良くしたい」という事でしたら話は別で、ワクシングペーパーは必要になります。

ワクシングペーパーを使うメリット

ホットワックスは、アイロンの熱でワックスを溶かし、板にアイロンを押し当てて塗る訳ですから、少なからず板にはダメージを与えやすくなります。

ワクシングペーパーは必ず必要な物という訳ではありませんが、このようなダメージを防いでくれたり、使う上でのメリットはたくさんあります。

もしも「板をできるだけ保護したい」、「板の滑りを良くしたい」という場合でしたら、ワクシングペーパーを使うことをおすすめします。

それでは、ワクシングペーパーを使う上でのメリットを、順を追ってご説明していきます。

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ワクシングペーパーは板を保護してくれる

ワクシングペーパーを使ってアイロンを当てる事で、板のソール(滑る面)を熱から守ってくれるという役割があります。

熱を持ったアイロンを直接板に当ててしまうと、「板が焼ける」という現象が起きやすくなってしまいます。

・板が焼けるとは、熱で板のソールを痛めてしまい、滑りが悪くなること

板を痛めないことで、滑りの良さを維持することができますし、板の長持ちにもつながってきます。

このような板へのダメージを防いでくれるのがワクシングペーパーのメリットの1つです。

ただし、ワクシングペーパーを使っているからと言っても、100%板を焼かないという訳ではありません。

ワクシングペーパーを使っていたとしても、板を焼いてしまう事もあるのです。

その理由がこちらです。

・ワックスを塗っている時に手を止めてしまう

・必要以上に温度設定を上げてしまう

・力を入れ過ぎて、力強くアイロンを押し当ててしまう

このような原因で板を焼いてしまう場合があります。

ワクシングペーパーは、言ってしまえば紙のような薄い物になりますので、手を止めて放置してしまったり、板に必要以上の熱を加えてしまったら板が焼けてしまいます。

ですので、ワクシングペーパーを使っているからと言っても、注意は必要です。

ワックスの使用量が少なくなる

ワクシングペーパーを使う事で、ワックスの使用量を減らすことができます。

ワクシングペーパーを使ってワックスを塗ると、そのワクシングペーパーにもワックスが染み込み、その染み込んだワックスを使って塗ることができます。

もちろん、ある程度のワックスを使用する必要があって、ペーパーに染み込んだワックスだけで塗ることはできませんが、それでも少ないワックスの量で塗る事ができます。

また、少ない量のワックスで済むので、剥がす時にもワックスの量が少なくて済みます。

ワックスの節約もできますし、剥がす時間も短縮されるのがワクシングペーパーを使うメリットです。

エッジからアイロンを守ってくれる

スキー、スノーボードの周りには「エッジ」という尖った金属の物がついているのですが、ワクシングペーパーを使う事でこのエッジからアイロンを守ってくれます。

ワクシングペーパーが無いと、尖ったエッジがアイロンのかける面を傷つけてしまう事があるので、これを防ぐためにもワクシングペーパーがあった方が良いです。

板についた汚れを吸収してくれる

ホットワックスをかけていると、板についた汚れが浮き出てくることがあるのですが、その汚れをワクシングペーパーが吸い取ってくれます。

「クリーニングワックス」というのもあるのですが、熱を加えると板からは汚れが浮き出てきます。

この時にワクシングペーパーを使っていれば、汚れを吸い取ってくれて、ワックスはそのまま浸透させる、という事ができます。

汚れが取れる事でワックスの浸透も良くなりますし、滑りの良さにも関わってきます。

ワクシングペーパーを使う事で、このようなメリットもあります。

ワクシングペーパーの代用品は?

ワクシングペーパーはお金がかかる物になります。

できるだけ安くする為に代用品を探す方もいると思いますが、代用品ではなく、専用のワクシングペーパーを使う事をおすすめします。

例えば、代用品でキッチンペーパーが思いつきやすいですが、キッチンペーパーは油分などを吸い取る為にある物で、伸ばす物ではありません。

また、ワクシングペーパーよりキッチンペーパーは厚い物になるので、ワックスがペーパーに浸透しやすくて、必要以上のワックスを吸い取ってしまいます。

ちなみに、ワクシングペーパーとキッチンペーパーの違いがこちらです。

左【キッチン】右【ワクシング】

キッチンペーパーでもワックスをある程度伸ばす事もできますが、ワックスを伸ばしづらくなりますし効率も悪いです。

お金がかかるのがワクシングペーパーのデメリットですが、ワクシングペーパーは専用の物を使う事をおすすめします。

ワックスとワクシングペーパーのメーカーは合わせる?

ワクシングペーパーを使おうと思った時に、疑問に思いやすいのが、

「ワックスとワクシングペーパーのメーカーは合わせるべきか?」

というところだと思います。

これに関しては、メーカーが違くても問題はありません。

実際に筆者もワクシングペーパーとワックスは違うメーカーの物を使っていますし、違うメーカーだから相性が悪いという事もありません。

ですので、この辺りは気にしなくても大丈夫です。

おすすめのワクシングペーパー

最後に、おすすめのワクシングペーパーをご紹介します。

おすすめと言っても、定番のワクシングペーパーになりますが、参考にしてみてください、

GALLIUM(ガリウム)

世界でも有名なスキー、スノーボードのワックスメーカー「ガリウム」。

スキー、スノーボードをする人なら、ほぼ誰でも知っている有名なメンテナンス用品メーカーです。

毎年定番のワクシングペーパーで値段も安めです。

SWIX(スウィックス)

老舗ワックスメーカーの「スウィックス」。

こちらもメンテナンス用品で有名なメーカーです。

ワックスだけではなく、使いやすいメンテナンス用品をたくさん展開しており、ワックスをする時の定番ワクシングペーパーです。

最後に

最後までお付き合い頂きありがとうございます。ワクシングペーパーが1つあればワックスの節約にもなりますし、板の保護にもなるので使うことをおすすめします。

板を長持ちさせて、スキー、スノーボードを楽しみましょう!

この記事で、ワクシングペーパーについて、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!