スケートボード

スケボーのライザーパッドはいる?いらない?必要な時を紹介します!

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スケートボードのパーツの中には「ライザーパッド」という物がありますが、滑るのに必要なのか分かりづらいという方も少なくはないと思います。

ライザーパッドは、必要な方もいますし、必要無い方もいますので、自分がどっちに当てはまるか難しい所ですよね。

そこで、スケートボード歴10年以上で現在も滑り続けている筆者が、スケートボードのライザーパッドは、どのような時に必要なのかを説明していきます。

また、使うべき人と、使う必要がない人の分け方も説明していきます。

良かったら参考にしてみてください。

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スケートボードにライザーパッドを使う意味

まずは、スケートボードのライザーパッドを使う意味を説明しておこうと思います。

・ライザーパッドは、ウィールバイトを防ぐ為に使う物

(※ウィールバイトとは、デッキとウィールがぶつかってしまう事)

ライザーパッドを使う理由は、デッキとウィールがぶつかってしまう、ウィールバイトを起こさないようにする為の物になります。

ウィールが大きくなると、デッキと接触しやすい距離になってしまって、少し体重をかけただけでデッキとウィールがぶつかってしまいます。

このぶつかる事を「ウィールバイト」というのですが、これが起こってしまいますと、滑っている時に突然ブレーキがかかってしまいます。

例えて言うなら、走っている自転車のタイヤが、いきなり止まって急ブレーキがかかってしまうという事です。

油断している時にこれが起こったら、転ぶ確率も高くて、かなり恐ろしい事です。

これを防ぐ為に使うのがライザーパッドになります。

ライザーパッドを使えば、デッキとウィールの隙間が大きくなるので、ウィールバイトも起こらなくなります。

ただし、これが起こるのはクルーザーで使うような、ウィールのサイズが大きい時の話しになります。

トラックのHiかLOWの違いにもよりますが、トリック用で販売されている54mm以下のウィールでしたら、ウィールバイトが起こる可能性は低いです。

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トリック用ならライザーパッドは基本的にいらない

トリック用のスケートボードでしたら、ライザーパッドは基本的にいりません。

トリック用のウィールの場合、以下のようなサイズが多いからです。

【トリック用のウィールの主なサイズ】

・54mm以下のウィールがよく使われている

これぐらいのサイズでしたら、ウィールバイトが起こる可能性は非常に低いです。

実際に、筆者はHiのトラックで53mmのウィールをトリック用で使っていますが、何も問題ありません。

ライザーパッドが必要な時は、ウィールバイトを防ぎたい時になります。

ですので、普通にトリック用として使う場合にはライザーパッドは使わなくて良いのです。

ちなみにですが、筆者も、筆者の周りのスケーターもトリック用にライザーパッドを使っている人は1人もいません。

また、パークに滑りに行った時でも、使っている人はほぼ見た事がありませんし、筆者がSNSでフォローしている人や、Youtubeでも使っている人を見た事がありません。

ただ、LOWのトラックを、Hiの高さにする為に使っている方もいるようです。

このような場合でしたら、トリック用でもライザーパッドを使う意味はあると思います。

ただし、基本的には必要ないです。

スケボーにライザーパッドが必要な時

スケートボードにライザーパッドが必要な時は、以下のような状況になります。

・ウィールのサイズを大きくする

・LOWのトラックを高くする

クルーザーを組む時などはウィールを大きくする事が多いのですが、この時にウィールバイトが起こらないようにライザーパッドを使います。

実際に筆者も、クルーザーにはライザーパッドを使っています。

ちなみに、この辺りについては、こちらで詳しく説明しています。

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また、トラックがLOWの低い物を使っている場合で、車高を高くしたい時に使われる事もあります。

ライザーパッドを使う時にはビスの長さも変える

ライザーパッドを使う場合には、現在使っているビスの長さを変える必要もあります。

その理由は、現在使っているビスでは短くて使えなくなるからです。

ライザーパッドを入れる事で、デッキとトラックにプラスして、ライザーパッドの厚みも出てきます。

そうなってくると、普通のビスでは届かずに、締める事が出来なくなってしまいます。

ですので、ライザーパッドを使う場合には、ビスの長さも変更する必要があります。

Hiのトラックでライザーパッドを使った時のオーリーの感じは?

Hiのトラックにライザーパッドを使う事も多いですが、その際には、オーリーが弾きづらく感じます。

その理由がこちらです。

・テールと地面の距離が離れすぎて、弾きづらい

ライザーパッドの厚さや、ウィールのサイズによって変わりますが、いずれにせよ、ライザーパッドを入れると車高が高くなります。

その分、テールと地面の距離が離れてしまうので、離れ過ぎて弾きづらくなります。

筆者のクルーザーも車高が高めなのですが、弾きづらさを感じた事がありました。

もちろん、やろうと思えば出来ますし、いつもとは違って慣れていないという事もあると思います。

ただ、普通の高さのトラックと比べると、強めに弾く必要があります。

その為、高さを出すどころか、弾きづらさを感じました。

高くすれば良いという事ではなく、何事にも限度があるという事ですね。

ですので、ウィールバイトを防ぐ理由でしたら、Hiのトラックでもライザーパッドを使うのは問題ありません。

ただし、オーリーの高さを出す為にライザーパッドを入れようとしていましたら、それは止めておいた方が良いです。

ライザーパッド必要性のまとめ

最後に、スケートボードのライザーパッドが必要な時をまとめると、以下のような感じになります。

・ウィールバイトを防ぎたい人

・LOWトラックの車高の高さを上げたい人

このような方が、ライザーパッドが必要な方達になります。

もちろん、LOWのトラックを使っていても、その車高の高さで満足していれば使う必要はありません。

ですので、ライザーパッドを使わなくても、問題なくスケートボードを楽しむ事が出来ます。

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最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードで使うライザーパッドは、あくまでもウィールバイトを防ぐ物になります。

LOWのトラックで車高の高さを上げる為に使っている人もいますが、基本的には使わなくてよい物です。

ですので、必要に応じて使うようにしてください。

この記事で、ライザーパッドの必要性について、お役に立てればと思います。

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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!