スキー場へ行く時の移動時や、スノーボード板を家で保管する時にも便利なソールカバー、ニットカバー。
車での移動の時や、スノーボードケースに収納する時に、板のエッジで他の物を傷つけない予防をする事ができます。
また、スノーボードを衝撃から守ってくれる特徴もあるソールカバー、ニットカバー。
板を買ったら1枚は持っておきたいアイテムの1つですよね。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブ、ボードケースなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、ソールカバーとニットカバーの違いを聞かれる事もよくありました。
そこで、スノーボードに使う「ソールカバー」と「ニットカバー」の違いや、選び方、おすすめの物をご紹介していきます。
よかったら参考にしてみてください。
「ソールカバー」と「ニットカバー」の違いと選び方
ボードケースに入れる時や、自宅での保管にも使えるソールカバー、ニットカバー。
オフシーズン中でもスノーボードのソール面(滑る面)の酸化防止もしてくれるので、必ず1枚は持っておきたいカバーです。
まずは、ソールカバーとニットカバーの違いや選び方をご説明していきます。
ネオプレン素材(ソールカバー)
サーフィンやダイビングのウェットスーツに使用されている伸縮性、耐久性に優れた素材で作られているのが、ネオプレン素材のソールカバーです。
特徴は、ゴムのような素材で作られているので、渇きづらさがデメリットですが、素材の性質上、耐久性に非常に優れています。
カバーをかけた時にピッタリになるよう、サイズ的には短めに作られているので、板を入れる時にはカバーを伸ばしながら入れるのが基本です。
また、初めて使う時には生地の硬さがあるので、少し力強く伸ばす必要があります。
ただ、使い続けていくうちにカバーが馴染んでくるので、硬さを感じやすいのは始めの頃だけになります。
・ニットより耐久性に優れている
・初めて使う時は硬さがある
・馴染んでくれば硬さは気になりづらい
・ニットと比べると乾きずらい
ニット素材(ソールカバー、ニットカバー)
素材の柔らかさを利用した伸縮性、通気性に優れているのがニットカバーです。
特徴は、ネオプレン素材よりは耐久性が落ちますが、柔らかいので収納がしやすく、通気性に優れているので乾きやすいところになります。
カバーは渇きやすいですが、滑り終わった後の帰宅時はカバーから板を取り出し、板、カバーの両方とも乾かしてから収納してください。
乾かしていない状態で放置しますと、ボードのエッジが錆びやすくなってしまいます。
また、ニットカバーには色々なデザインがあるのも特徴です。
・ネオプレンと比べると耐久性が落ちる
・通気性が良く乾きやすい
・初めて使う時から柔らかくて使いやすい
・デザイン(柄)が色々ある
どちらの方が良いの?
どちらにもメリット、デメリットがあるので、基本的には、どちらの方が良いという事はありません。
ですので、デザインの好みとかで選んでしまって大丈夫です。
ソールカバー、ニットカバーのどちらを選んでも板を守ってくれますし、せっかく選ぶのであれば自分が気に入った物を選んだ方がいいと思います。
ただ、強いて選び方を言うのであれば、次のような感じです。
・あまり力を入れて収納したくない → ニットカバー
・耐久性に優れている物が良い → ソールカバー
ネオプレン素材ソールカバーの場合、伸縮性はありますが、新品の頃は硬い場合があって、少し力を入れないと入れづらい時があります。
ですので、簡単に入れたい場合はニットカバーがおすすめです。
ただ、ソールカバーも馴染んでくれば少しづつ柔らかくなって入れやすくなるので、馴染んでしまえば入れやすくなります。
出来るだけ耐久性に優れている物が欲しいという場合には、ネオプレンのソールカバーがおすすめです。
スノーボード用ソールカバー、ニットカバーのおすすめ10選
それでは、スノーボードに使う「ソールカバー」と「ニットカバー」のおすすめをご紹介していきます。
選ぶ際の参考にしてみてください。
BURTON
耐久性に非常に優れたネオプレン素材に、ノーズとテールの先端に補強がされているソールカバーです。
取り外しが出来るショルダーストラップと、背負いタイプになる収納式バックパックストラップも付いています。
移動時にとても便利なソールカバーです。
eb’s
・KNIT COVER
ポリエステル製の伸縮性がある柔らかい素材を使用したニットカバーです。
収納、取り出しが簡単にでき、通気性があるので乾きやすいカバーになります。
ノーズとテールの裏地には補強がされているので、耐久性にもすぐれています。
デザインも豊富に展開されているので、お気に入りの1枚が見つけやすいソールカバーです。
(こちらの商品名はKNIT COVER―○○○○と何種類かありますが、それぞれデザインが違うだけで、品物は全く同じ商品です。)
・TONGARI KNIT
パウダーボード用の先端が尖ったニットカバーです。
ノーズの先はポリエステル素材で補強されているので、エッジで切れるのを防いでくれます。
KNIT SACKと同様に、ボードを入れて入り口を絞るだけで簡単に収納する事ができますし、170cmと長めなので短い板でも収納する事ができます。
・eb’sは別売りで肩掛けベルトがある
eb’sは別売りで「肩掛けベルト」を展開しています。
DREAM GATES
東京のお茶の水にあるスノーボード専門ショップ「DREAM GATES」。
ネオプレン素材のソールカバーで、背負いベルトもついている「3WAYソールカバー」です。
サイズは2サイズの展開です。
orange
スノーボードのアクセサリーブランドorange(オレンジ)のソールカバーです。
シンプルなデザインから、カラフルなデザインまで様々な展開があります。
MONS
スキー、スノーボードのカバーをメインとしたブランドのMONS。
様々な形状の板に合うスノーボードカバーを多く展開しています。
シンプルなデザインなカバーで、コスパが高めです。
VOLCOM
SKATE、SURF、SNOWなど、横ノリやアクションスポーツで人気が高い「VOLCOM」。
ロゴが大きく入ったデザインでインパクトがあるソールカバーです。
サイズは1サイズのみの展開になります。
sketch
カラフルなデザインの「sketch」は、通気性にも優れたニットカバーになります。
2サイズの展開をしているので、自分に合うサイズを選ぶ事が出来ます。
キレイな配色のニットカバーです。
DESIVELL
フリース生地を裏地に使った耐久性、伸縮性に優れたニットカバーです。
(S/M)、(M/L)の2サイズになります。
シンプルなデザインで、値段も安く、ニット素材のソールカバーです。
HIMM
スノーボード専門ブランドのHIMM(ハイマスマニア)のネオプレン素材のソールカバーです。
手持ち、肩掛け、背負いの3WAYで使うことができます。
ネット専門ショップだからこそできる低価格で、クオリティーも高めなのでおすすめです。
サイズは2展開になります。
VAXPOT
値段を抑えた商品が多いVAXPOT(バックスポット)のソールカバーです。
ネオプレン素材のソールカバーで、カラーバリエーションも豊富です。
サイズは2サイズ展開になります。
最後に
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。ちなみ筆者の私はネオプレン素材のソールカバーを使用しております。
ピッタリしてて持ちやすくていいのでネオプレン素材のソールカバーを使っています。
自分の好みに合った物を選んで、保管や移動時に板を守ってあげてください。
この記事で、スノーボードのソールカバー、ニットカバー悩んでいる方のお役立てればと思います。