「SMALL WHEEL(スモール ウィール)」、通称「SML」の99Aウィールを実際に購入して使ってみました。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、99Aスケートボードウィールを好んでよく使っています。
そんな筆者がSMLの99Aウィールを使ってみたところ、、ストリートセクションでもランプでも使いやすかったです。
むしろ、無駄な横滑りのスリップがないのに、パワースライドもできて良いウィールだなと感じました。
そこで、実際に使ったSML(スモール)の99Aウィールを、ブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
SML(スモール)の99Aスケートボードウィールをレビュー!
・今回レビューするのはこちらです。
2009年にスタートしたスケートボードブランド「SMALL WHEEL(スモール ウィール)」、通称「SML」の99Aウィールを使ってみました。
JAMES CRAIGとAUSTYN GILLETTEという、知っている人も多い2人のプロスケーターが立ち上げたブランドです。
今回使ったのは、99Aの硬さで、形は「OG WIDE」という、一般的な形をしたウィールになります。
筆者はパークにあるカーブやレールなどのストリートセクション、ランプの両方ともやります。
そんな筆者が「OG WIDE」を選んだ理由は、他メーカーを使う時も、この形を選んでいるからです。
少し幅が広めのクラシックシェイプという事なので、色々な所で使いやすそうだなと思って選びました。
そんな、「SMLの99Aウィール」の感想を先に言ってしまうと、良かったところは次のような感じです。
・ストリートセクション、ランプで問題なく使える
・不要なスリップはせず、グリップしてくれる
・グラインド、スライド系のトリックで滑ってくれる
・パワースライドもやりやすい
このような所が良かったです。
ただ、次のような物を求めている方には合わないかなと感じました。
・滑っている時の音が静かな物が良い
・路面が粗いアスファルトでスムーズに滑りたい
・クルージング用が欲しい
このようにも感じました。
そんなSML(スモール)の99Aウィールについて、詳しく書いていきます。
他の99Aより若干硬め
SML(スモール)の99Aウィールを使ってみたところ、他のよりも少し硬めかなと感じました。
とはいっても、あくまでも比較をしてみて感じた事になります。
ですので、103Aなどと比べると、そこまでの硬さは感じません。
オーリーなどの着地の時に感じたのですが、すごく変わるといった事ではなくて、ほんの少しだけ感じた事になります。
筆者は99Aスケートボードウィールを好んでよく使うのですが、滑りに支障がでるほどでもなく、少しだけです。
ですので、少し硬めではありますが、他の99Aスケートボードウィールと同様な感じで使う事ができました。
グラインドとスライドはやりやすい
SML(スモール)の99Aウィールでグラインドやスライドをやってみたところ、問題なく使う事ができました。
むしろ、少し硬めだからか、カーブではスムーズに滑らすことができました。
柔らかいウィールだと、カーブで滑らすトリックをやる場合、詰まってしまって滑らない場合があります。
例えば、50-50グラインド、5-0グラインド、K-グラインドなど。
また、グラインド系やスライド系のトリックは、カーブのアングル(コーピング)や、面の上や側面にウィールが当たるようになります。
この時、ウィールも滑ってくれないと、うまく進んでくれません。
SMLの99Aウィールを使ってグラインドやスライドをしてみたところ、何も問題なく滑ってくれたので良かったです。
パワースライドもできる
SML(スモール)の99Aウィールでパワースライドをやってみたところ、何も問題なくできました。
99Aスケートボードウィールなので、この辺りは普通かなといった感じです。
また、同じような感じの「ドライブ」をいれる事も出来ます。
・ドライブとは、ウィールを地面につけたまま、180などの回転をすること
ドライブもウィールは硬い方がやりやすいので、問題なくやる事ができました。
ランプでも問題なく使えた
SML(スモール)のウィールを使ってランプで滑ってきました。
99Aと硬めですが、滑っている時に横滑りのスリップなどはしないで、しっかりとグリップが効いてくれて滑りやすかったです。
また、グラインドやスライドは問題なくできて、コーピングで詰まるという事もありませんでした。
さきほど、「他の99Aより少しだけ硬め」と書きましたが、グリップ力もあって、トリックをするのにも問題なかったです。
路面が悪いと振動を感じる
SML(スモール)の99Aウィールは、硬いだけあって、荒れたアスファルト路面などで滑ると振動が感じやすかったです。
ウィールが硬めなので、粗めのアスファルトだと足への振動も強く、路面が悪い所でプッシュをし続けると疲れやすかったです。
とは言っても、99Aの全般で言える事ですけどね。
ですので、「SMLウィールの99A」は、クルージングなどで滑る場合には向かないウィールになります。
SMLウィールをクルージングで使いたい場合には、柔らかいソフトウィールを選んだ方が良いです。
滑っている音は大きめ
今回使ったSML(スモール)のスケートボードウィールは硬めの99Aなので、アスファルトなどの路面で滑っている音は大きめでした。
また、路面が良いパークで滑っていても、柔らかいウィールと比べると音は大きいです。
「99A」のウィールは、どれでも同じように音が大きくなるので、この辺りはしょうがないかなといった感じです。
【追記】1ヵ月以上使ってみました
このブログを公開後、SML(スモール)のスケートボードウィールを1ヵ月以上つかってみました。
主にやっていた事は、次のような感じです。
・フラットトリック
・カーブトリック
・レールトリック
・ランプ
このような感じで、ごく一般的な使い方です。
そして、この追記する前に滑っていた日数や時間は、次のような感じです。
・週2~3日
・合計10日以上
・3時間~6時間
・平均だと4時間ぐらい
時間に関していうと、その日によって変わってきますが、平均すると4時間ぐらいといった感じです。
滑っていたのは、よく行く近所のパークや室内ランプになります。
そして、これぐらい滑ってみた結果、SML(スモール)のスケートボードウィールは良かったです。
・パンクはしなかった
・カーブトリックでの問題はない
・ランプでも問題ない
・グリップ力があって不要なスリップはしない
・パワースライドやドライブはできる
ランプでのグリップ力は良くて不要なスリップはしませんでした。
また、パワースライドやドライブは問題なくできます。
1ヵ月以上使いましたがパンクもしていませんし、買って良かったなといった感じです。
「SML(スモール)の99Aスケートボードウィール」レビューのまとめ
SML(スモール)の99Aウィールを実際に使ってみて、色々なセクションで使いやすいのが良いなと感じました。
また、無駄なスリップはしないのに、パワースライドやドライブができるのも良かったです。
99Aなので、滑っている時の音が大きめだったり、路面が悪い時の振動を感じやすかったりしますが、これに関してはしょうがないなといった感じです。
少し硬めには感じましたが、それはほんの少しの事なので、他のメーカーとあまり変わらないかなといった感じでした。
むしろ、そのおかげでグラインドやスライドで詰まりづらいですし、パワースライドもやりやすいのかなと。
SMLウィールを使ってみましたが、総合的に使いやすいウィールだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。SMLの99Aウィールを初めて使ってみましたが、2人のプロスケーターがスタートさせたという事もあって、使いやすいウィールでした。
ウィールに描かれているデザインもオシャレな感じで、気分的にも上がります。
値段的には一般的な感じはありますが、使ってみて良いなと感じましたし、リピートしたいなと感じるウィールでした。