スケートボードのハードウィールには97A、99Aや、101A以上の硬い物まで色々とあります。
そんなスケートボードのハードウィールですが、実際のところ、どれが1番使いやすいのかなと悩んでしまう方も少なくはないと思います。
微妙な数字の違いではありますが、やはり自分に合う物をしっかりと選びたいですからね。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、今まで色々なウィールの硬さを使っており、色々なスケートパークに行っています。
そんな筆者はスケートボードのハードウィールに99Aを選んでいます。
今までの経験上、色々な所で滑りやすい、ちょうど良い硬さだなと感じているからです。
そこで今回は、スケートボードで使うおすすめの99Aハードウィールと、99Aを選んでいる理由をご紹介していきます。
良かったら参考にしてください。
スケボーのハードウィールに99Aを選んでいる理由
スケートボードのストリートパークやランプで使うハードウィール。
そんなハードウィールに99Aを選んでいる理由の結論を始めに言いますと、次のような感じです。
・路面が悪くても足への負担が軽減される
・キレイな路面でも滑りやすい
・室内パークやランプのスリップ防止になる
これが99Aのスケートボードウィールを選んでいる理由です。
筆者は今まで、99A以外にも、101Aなどのウィールも使った事がありました。
そして、そのウィールを使いつつ、自分がよく滑りに行っている所、新規で行った所など、色々な所で滑ってきました。
その結果、99Aのウィールが使いやすいなと感じていて、現在でも99Aを選び続けています。
ちなみにですが、筆者はスケートボードで、次のような事をやっています。
・フラットトリック
・カーブやレール
・ランプ
・ボウル
こんな感じで、言ってしまえば一般的に滑っている人と同じです。
そんな筆者が、99Aのスケートボードウィールを選んでいる理由について、色々と詳しく書いていきます。
路面が粗くても滑りやすい
99Aのスケートボードウィールは、路面が粗い所でも使えます。
る筆者は、必ずしも良い路面のスケートパークで滑っているという訳ではありません。
主に滑っている所は、パークというよりも、「スポット」と呼ばれる場所です。
そして、スケートパークにも行きますが、以前よく行っていた所はアスファルトで、お世辞にも良い路面という感じではありませんでした。
このような所で滑っていたので、ハードウィールでありながらも、ちょっとだけ柔らかい方が良かったのです。
それが、99Aのスケートボードウィールでした。
もちろん、99Aも硬めなので、足への衝撃は少なからずきます。
ただ、ガッチガチに硬い101Aよりかは滑りやすさがありました。
それは、現在よく滑っている所も同じです。
このような所で滑っていますが、ドライブもパワースライドもできています。
そして、トリックも普通どおりできています。
こんな経験があるので、筆者は99Aのウィールを使い続けています。
路面がキレイでも問題は無い
スケートボードのパークには、路面がキレイな所もありますよね。
そんなパークで99Aのスケートボードウィールで滑ると、何も問題なく滑る事ができます。
ドライブを入れる事はできますし、パワースライドもできます。
また、ウィールが硬いので、カーブBOXでつまるなんて事もありません。
パーク内でプッシュをしても普通どおり滑れるので、99Aのウィールでキレイな路面のパークを滑っても、何も問題なく滑る事ができます。
ランプや室内でのスリップ防止になる
スケートボードのウィールが硬い場合、室内スケートパークやランプでは、スリップしやすいという事がたまに起こります。
その理由は、次のような感じです。
・路面の材質
・ランプの面の材質
全ての室内パーク、ランプが同じという事ではありませんが、たまに材質の影響でツルツルとスリップしやすい所があります。
この、スリップしやすい材質の上に、硬すぎるウィールで滑ってしまうと、よりスリップしやすくなるのです。
実際に、「101A」のウィールを使っている時に、スリップし過ぎて「集中できなくて全然滑れなかった」という事を経験した事がありました。
また、ランプに関しても、普通どおりにドロップインしただけなのに、ツルっとスリップして転んだこともあります。
もちろん、全ての室内パークやランプが同じという事ではありません。
「101A」の硬いウィールでもスリップしない室内パークもありましたし、ランプもありました。
ただ、やはりこのような事を実際に経験しているので、できるだけスリップしないように「99Aのスケートボードウィール」を選んでいます。
99Aでもスリップする事はある
さきほど、「できるだけスリップしないように99Aのスケートボードウィールを選んでいる」と書きましたが、場所によってはスリップする事もあります。
例えば、次のような所です。
・凄くツルツルする素材を路面に使っているパークやランプ
・ホコリが溜まっているような室内パークやランプ
筆者が99Aのウィールを使っている時、このような所ではスリップをした事もありました。
かなりレアなケースではありますが、このような所もあります。
路面の素材が凄くツルツルしている所では、99Aのウィールでもスリップしやすいので注意してください。
とは言っても、本当にレアなパターンなので、ここ数年では、このようなパークに当たった事はありませんけどね。
ただ、今までの経験上、このような所もありました。
そしてもう1つは、「ホコリが溜まっているパークやランプ」です。
当たり前な事を書いてしまいますが、ホコリが溜まっていれば、路面とウィールの間に入り込んでスリップしやすくなります。
また、そのホコリがウィールにくっつくので、ウィールの硬さとか関係なく、スリップしやすい状態になってしまいます。
これもレアなパターンではありますが、そのような場合は、出来るだけホコリを取り除きながら滑る事で、スリップ防止をする事できます。
クルーザーに99Aは使っていない
99Aのスケートボードウィールは使いやすいと書きましたが、あくまでも、ハードウィールとして使う場合です。
ですので、筆者もクルージング用としては使っていません。
99Aのウィールはトリック用になるので、長距離をプッシュで移動した場合には、さすがに足が疲れてしまいます。
先ほど言った、「99Aは荒れた路面でもプッシュしやすい」というのは、あくまでもパーク内で、セクションに入る短距離の話しです。
長距離の荒れた路面をスムーズかつ、スピーディーに滑りたい場合は、柔らかめのウィールの方が良いです。
色々な場所で滑るなら99Aハードウィール
スケートボードのハードウィールに99Aは色々な場所で使いやすいです。
とは言っても、人によって滑る場所、スケートボードでやる事、好みというのは変わってきますので、必ずしも99Aだけが正解だとは思ってはいません。
ただ、今まで色々なウィール、色々なスケートパークで使ってきた経験から、99Aは使いやすかったです。
せっかく買ったウィールが、場所によって滑りづらいなんて事になったら嫌ですからね。
色々な場所でも使いやすいですし、トリックをやる時も何も問題ないので、99Aのスケートボードウィールはおすすめです。
スケボーの99Aハードウィールおすすめ5選
ここからは、スケートボードで使うおすすめの99Aハードウィールをご紹介していきます。
ご紹介していく物は筆者が実際に使って良かった物になります。
有名ブランドから安いブランドまであるので、ぜひ参考にしてください。
BONES「STF(STREET TECH FORMULA)99A」
老舗ウィールブランド、BONESの「STF(STREET TECH FORMULA) 99A」。
耐久性と使いやすさを合わせ持つ、長年利用者が多いウィールです。
パンクのしづらさと、削れが少ない品質が高いウレタンを使用し、グリップ力もあります。
また、不要なスリップをしづらいのに、グラインドやスライドがしやすいので使いやすさがあります。
ブランドイメージのカッコ良さもある、おすすめのウィールです。
・BONES「STF 99Aウィール」のレビューはこちら >
スピットファイア「FORMULA FOUR 99DU(F4)」
老舗ウィールブランド、スピットファイアの「FORMULA FOUR」通称「F4」。
99DUは、99Aと同じ意味になります。
最高品質のウレタンが使用されていて、パワースライドやドライブなどでもパンクがしづらくなっています。
また、削れが少ないので長持ちするというのも特徴です。
様々な路面でのグリップ力が良いのにかかわらず、グラインドやスライド性能も抜群です。
削れづらい、滑りやすいに加えて、軽量な、おすすめのハードウィールになります。
・スピットファイア「FORMULA FOUR 99DU」のレビューはこちら >
SMALL WHEEL「OG FORMULA 99A」
2009年にJAMES CRAIGとAUSTYN GILLETTEという2人のプロスケーターが立ち上げた「SMALL WHEEL(スモール ウィール)」、通称「SML」。
品質が高いウレタンを使用した「OG FORMULA 99A」は、パンクがしづらくて削れづらいウィールです。
また、ランプなどではグリップ力が良く、不要な横滑りもしないので、トリックがやりやすいウィールになります。
オシャレなデザインが多い、使いやすいウィールです。
・SML「OG FORMULA 99A」のレビューはこちら >
CALIFORNIA STREET「STREET STANDARD 99A」
都内にあるスケートボードショップ「CALIFORNIA STREET」のオリジナルハードウィールです。
ストリートスケートの標準を想定し、硬さ、幅にこだわって製作されています。
また、SATORI、SMALL(sml.)、DARKSTAR といった有名ブランドと同じ工場で造られているウィールになります。
パークやランプでも問題なく使えるうえに、不要な横滑りが無い使いやすいウィールです。
有名ブランドと同じ工場で造られていながら、値段が4,000円台なのもおすすめのポイントになります。
・カリフォルニアストリート「STREET STANDARD 99A」のレビューはこちら >
SMBLANKS「99Aウィール(クラシックウレタン)」
日本国内のスケートボードブランド「SMBLANKS」。
低価格なスケートボード用品を展開しているSMBLANKSの「99Aウィール」は、格安の1,000円台です。
素材はウレタンになり、パークやランプでも問題なく使えるうえに、トリックも普通どおりにできるウィールになります。
パワースライドなどには不向きな点もありますが、クオリティーと値段を考えると、十分おすすめできるウィールです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。99Aのハードウィールで、荒れた路面でもキレイな路面でも使っていますが、何も問題なく使えています。
パーク内でプッシュした時のスピードも問題ないどころか満足です。
もちろん、クルージングには使いませんけどね。
室内パークやランプでのスリップをした事から99Aにしていますが、それからはスリップも少なくなりました。
やはり色々な所で使えるのが99Aの良さかなと感じています。