スケートボード

スケボーはスノーボードのオフトレになる?経験者が違いを紹介します!

本サイトでは広告を利用しています

スノーボードのオフトレとしてスケートボードをやってみようかなと思う人は少なくはないと思います。筆者もその1人で、スケートボードを始めたきっかけが友達にスノーボードのオフトレとして良いよと言われたからです。

そして現在ではそのスケートボードが趣味となっています。

そこで、そんな筆者が、スケートボードはスノーボードのオフトレになっているかを、実際の経験を元にご紹介したいと思います。

あくまで筆者の経験が元になりますので、スケートボードをオフトレとして考えている方は参考程度に読んでみてください。

Burton(バートン)公式通販

スケートボードはスノーボードのオフトレになるのか?

はじめに、スケートボードがスノーボードのオフトレになっているか、結論を言います。

・始めた頃はオフトレにならなかった

・スケートボードに慣れたら少し役に立った

これが筆者の経験上の結論です。

スケートボードを始めてすぐの時には、オフトレとして意味がなかったです。

ただ、スケートボードに慣れ始めてきてから、役に立ってきたなと感じました。

ちなみに、筆者がやっているスケートボードはこちらです。

【標準タイプ】

パークやランプで使用する標準タイプになります。

オーリーや技をするメインで使っている物になります。

【クルーザー】

主に街乗りや、移動用で使用するタイプになります。

クルーザーはソフトタイプのウィールなので、路面がある程度悪くても滑りやすいタイプです。

スケートボードと聞くと、トリックなどをする「標準タイプ」を思いつきやすいと思います。

筆者も「標準タイプ」のスケートボードをメインに、スノーボードのオフトレとしました。

オフトレとしてやってみましたが、すぐには良い結果が出なかったです。

ただ、最終的な結果で言えば、スケートボードを始めて良かったと思っており、現在では別の趣味として楽しんでいます。

スノーボードとスケートボードの違い

スノーボード経験者にとって、スノーボードとスケートボードの違いは気になる所だと思います。

そこで、実際に感じた、スケートボードとスノーボードの違いを、シーン別でご紹介していきます。

オフトレとして始めてみようとしていましたら、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

パーク編

スケートボードには、色々なアイテムがある「スケートパーク」があります。

ボックスやレールなどもあるので、スノーボードのパークと少し似ている感じで、平なフラットの場所でオーリーの練習もできます。

スノーボード経験者でしたら、スケートボードに乗ることはできると思います。

ただ、スノーボードとスケートボードは全く別の違う物と考えた方が良いです。

スケートボードに乗って、進む事は出来たものの、態勢をくずしてすぐ降りるのが当たり前。

オーリーなんて夢のまた夢という感じです。

スノーボードですと、ある程度でしたら誰でもジャンプできますが、足と板が離れているスケートボードは全く飛べないのが普通。

また、他のトリックにしても、慣れと足の微妙なコントロールが必要な為、まったくと言っても良いぐらい全然違います。

スノーボードと違い、脚がつながっていない分、乗っていていてもなんだか安定しなくて転ぶ、少し失敗しただけで板が脚をめがけて攻撃してくる・・

このような感じです。

ただ、練習してオーリーができたりスケートボードに慣れてくると、一気に遊べる幅が広がり、スノーボードに生かせる動きにもなってきます。

ランプ編

スノーボードのハーフパイプにも似ているランプ。

筆者の周りでもパークのBOXやレールはやらずに、ランプをメインで滑っている人も多くいます。

そして、冬はスノーボード、オフシーズンはスケートボードのランプをしている人達が多いです。

ランプは今まで経験した事が無い動きだったので、最初はかなり苦戦した事を覚えています。

スノーボードと違うのは、スケートボードのはウィール(車輪)が付いているので、慣れていないとコントロールが難しいです。

他の人がランプの端から端を行き来するのを見ていましたが、そこまで到達するのにも少し時間がかかりました。

とは言っても、慣れてくれば自然と行ったり来たりすることもできるようになりますし、練習さえすれば滑れるようになります。

ランプをする場合、基本動作である「パンピング」という動きが大切なのですが、これを覚えればスノーボードにも生かすことができます。

パンピングとは、ブランコのように勢いをつける事

ボウル・プール編

 

スケートボードには「ボウル」「プール」というセクションがあります。

これは、スノーボードにも生かしやすいなと感じました。

ランプのように行ったり来たりという感じではなく、前に進んでいくので、ターンの練習にもなります。

また、「パンピング」を覚えれば、スピードも付きやすくなって、結構楽しめます。

そして、パンピングはスノーボードでも生かせるので、オフトレとしては少し役にたちます。

とは言っても、スノーボードで滑っている時と違い、斜面ではないので、進むまでには少し練習が必要です。

スケートボードをオフトレにしてから初のスキー場

スケートボードをオフトレにして、初めてスノーボードへ行った時の実体験をご紹介します。

スケートボードを始めてから、スノーボードに行く頃には、次の事ができるようになっていました。

・オーリーは少しだけ跳べる

・ランプは行き来する事が標準でできる

・ボウル、プールは中を回れるが途中で止まってしまう

これぐらいには成長していた感じです。

それをふまえた結果は、何も変わりません。

特別にスノーボードがうまくなったという訳でもなく、何も変わりませんでした。

正直こんなもんです。

「スケートボードでオフトレ」というよりかは、全く新しい事に挑戦していた感じです。

スケートボードを始めた頃、オフトレとして何か役に立ったか?と言われたら何も役に立ちませんでした。

ではなぜ続けたかというと、ちょっとずつできるようになってきて、スケートボードの技が出来た時の喜びが強かったからです。

何か技が出来るようになる度に、楽しさが倍増していきました。

スノーボードと似ている感じなのは、何かが出来た時に嬉しくなります。

スノーボードでいうところの、「ジャンプで回して成功した!」、「グラトリで技が出来た!」的な感じがスケートボードにもあると筆者は思いました。

ですので、この頃にオフトレとしての成果は出ませんでしたが、違う趣味として筆者は続けることにしました。

スケートボードを続けた後のスノーボード

スノーボードのオフトレでスケートボードをするのは意味がないと感じていましたが、結局は楽しくて続けました。

始めは乗るだけでアタフタしていましたが、現在ではパークのアイテムやランプである程度楽しめるようになりました。

やはり継続は力なりといった所でしょうか。

そして、スケートボードを続けて、スノーボードでいう2シーズン目ぐらいから成果が出てきました。

筆者は20代中盤からスケートボードを始め、現在30代中盤になります。

オフトレとして始めた頃には、成果がなかったですが、現在ではスケートボードの成果がスノーボードにも出ています。

始めた頃から、現在まででどう変わったかメリット・デメリットに分けてみたいと思います。

オフトレとしてのメリット・デメリット

スケートボードをスノーボードのオフトレにして感じた、メリット・デメリットがこちらです。

【メリット】

・バランス感覚や、体の傾け等の体の使い方が良くなった。

・筋肉が付いた。

・スノーボードを滑っている時のパンピング(勢いをつける事)をするのが上達した。

【デメリット】

・始めた頃は何も役に立たない

・スケートボードでの転倒、捻挫する等のケガが多くなった

筆者の個人的な考えとしては、スノーボードよりスケートボードの方が体の色々な筋肉を使っていると思います。

始めた頃はなぜここが痛い!?と思う所にも筋肉痛が表れ、色々な筋肉を使っているなと感じました。

そして、ランプやボウル、プールでは必ずと言っていいほど「パンピング」という動作が必要になります。

これはスノーボードで壁やポコジャン(小さいコブ)等の地形で飛び出したり、壁で勢いをつけてターンする時等、色々な遊ぶ時にかなり役に立っています。

スケートボードでパンピングが出来るようになってから、スノーボードでもかなり使えたのでこれは大きな収穫でした。

また、スノーボードのオーリーで板を弾く力、カービング中、跳んで着地した時の耐える力に必要な、脚の筋肉が付いた気がします。

更には、スノーボードで180を回る時の動作は、スケートボードでは一切通用せず、まったく回れませんでした。

ただ逆に、スケートボードで180を回れるようになると、スノーボードで回りやすくなっている気がします。

あくまでも筆者個人の感覚ですけどね。

ただ、最終的な結果として、スケートボードを続けているとスノーボードにも役に立つ時が来るというのが筆者の考えです。

スケートボードを始めた事によるメリット・デメリット

スノーボードのオフトレとしてはではなく、スケートボードを始めた事によるメリット・デメリットもご紹介しておきたいと思います。

【メリット】

・スノーボードに行く友達も増えた。

・楽しい趣味が出来た。

【デメリット】

・ケガをする事が増えた。

・趣味が増えた事により出費が増えた。

こんな所でしょうか。

以前に書いた「1人スケボー(スケートボード)は恥ずかしくない!ヒトリストのススメ!!」という記事の中にも書いたのですが、筆者はスケートボードを始めた事によって友達が増えました。

スケートボードのランプは置いてある所が少なく、同じ所に通っていると、大体見た事がある人が増えてきます。

そうすると自然に話すようになるので、そこで友達が増えていきます。

筆者の場合、スケートボードで仲良くなった友達の中にスノーボードを趣味にしている人もいて、一緒に滑りに行ったこともあります。

デメリットの出費は、始めの頃はそこまで多くはありませんが、慣れてくるとスニーカー、板が削れてきて、滑る頻度が多くなるほど出費は増えていきます。

そして、大きい小さいはありますが、必ずケガはします。

スケートボード以外のスノーボード「オフトレ」

ここまで読んで頂き、「自分にはスケートボードは合わない」と思ってしまった方の為に、他のスノーボードのオフトレをご紹介します。

筆者の周りの人が実際にやっていたオフトレ方法もご紹介していきます。

よかったら参考にしてみてください。

【室内ゲレンデへ行く】

これは筆者も実際にやっていました。

スノーヴァ等でしたら1年中やっていますし、実際にスノーボードができます。

また、小布施クエストや、BRUSH PARKS等の屋外の練習施設に行っている人もいます。

【海外に行く】

ニュージーランドへ行っている友達が多かったです。

出費はかなり出ますが、オフトレどころか、ずっとスノーボードをする事ができます。

筆者は経済的に行ったことがありませんが、行っていた友達はたくさんいました。

【夏営業のスキー場】

日本にも夏に滑れるスキー場があります。

雪があるスキー場では山形の月山スキー場が有名ですし、雪ではありませんが、かぐらスキー場等のスキー場では人口芝やスノーマットで滑れるスキー場もあります。

夏のかぐらスキー場サマーゲレンデに行ったのでレビューします8月にかぐらのサマーゲレンデへ行ってきたので、色々とレビューしたいと思います!筆者は初めての経験だったので、色々と発見がありました!スノーマットの「ピスラボ」を滑った感想など、色々とご紹介していきますので、これから行こうとしてましたら、参考にしてください。...

【ランニング、ジム通い】

筆者の周りではかなり少なかったですが、オフトレというよりは体づくりとしてやっている人がいました。

本記事のまとめ

スケートボードは結果的にスノーボードのオフトレとして筆者は役に立っています。

ただ、それは少し時間が経って、上達してからになります。

今ではオフトレとしてだけではなく趣味として楽しんでいるので、シーズンオフ程ではありませんが、冬のスノーボードシーズンでも休みの日や、仕事の終わった後でもスケートボードを楽しんでいます。

オフトレとして役に立つのは時間が多少かかるかもしれませんが、スケートボードをオフトレとして考えているのでしたら、とてもアリだと考えています。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございました。スケートボードは挫折したくなる時が来ると思います。筆者も何度も心が折れかけたことがあります。しかし、そこで負けずに是非続けてみて頂きたいです。きっと楽しくなる時が来ると思います。この記事でスケートボードをオフトレとして考えている方のお役に立てればと思います。

ABOUT ME
アバター画像
snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!