北海道の旭川近郊にあるぴっぷスキー場に行ってきました。
東京からの1泊2日スノーボード旅で、2日目に行きました。
実際に滑り行ってみると、凄くデカいスキー場という感じではなかったですが、満足度が高いゲレンデでした。
ローカル感があるマッタリとした雰囲気が良かったですし、コースも楽しかったです。
また、雪質は軽くて柔らかいうえに、朝一から滑ったわけではないのに、残り物のパウダーが大量にあって凄く良かったです。
そんな、ぴっぷスキー場について、ブログで色々と書いていきます。
ぴっぷスキー場に行ってきました
今回筆者は、2月の上旬に北海道の旭川近郊にあるぴっぷスキー場に行ってきました。
旭川駅周辺のホテル、OMO7旭川に宿泊していたので、ホテル近くのバス停から出発。
行った時にはスキー学校が来ていたので、人は多めな感じがありましたが、それでもストレスなく快適に滑れました。
むしろ、スキー学校以外の人がかなり少なめ。
平日に行ったという事もあると思いますが、リフト待ちがほぼ無かったです。
ゲレンデには、いたるところにパウダーが残っており、軽いパウダーをとことん滑ることができて大満足な1日でした。
そんな、ぴっぷスキー場に行った事について、色々と書いていきます。
出発は旭川駅周辺のホテルからバス
旭川駅周辺にあるホテル、OMO7旭川に宿泊していたので、そこから路線バスでぴっぷスキー場に出発しました。
バスの料金は片道700円。
OMO7旭川に宿泊した場合、バスの往復料金は無料です。
バス停は、ホテルから徒歩で5分もかからない所でした。
バスは一般的な路線バスだったので、買い物などに行くお客さんも乗車していました。
また、筆者のようにぴっぷスキー場へ向かうお客さんも数人乗っている状態です。
スキー場に向かう人は、全員ウェア姿で、スキーやスノーボードを持っての乗車になります。
バスに乗り込み、そこからは約1時間の移動。
到着したのは午前10:00頃です。
できれば、リフトのオープン時間から滑りたかったのですが、バスの都合でそれは叶わず。
とはいっても、雪道を運転しなくて良かったので、快適に移動することができました。
ぴっぷスキー場で滑ってきました
今回ぴっぷスキー場に到着した時の天気は晴れ。
気温は最高で-8度という情報でした。
すでに着替えを終えている状態だったので、リフト券を購入して早速ゲレンデへと向かいます。
1日券は3,200円で、隣接する日帰り温泉の入浴券付きです。
ゲレンデを滑ってみた感じ、価格帯としては、ありがたい値段設定だなと感じました。
スキー学校が来ていましたが、それでも人が凄く多いという印象はありません。
リフト乗り場でも、生徒がひたすら行列を作っているという感じでもなかったです。
少人数の班のように分けられていて、リフトに並ぶ時は、班ごとに間隔を開けて並んでいました。
筆者は開いた間隔の間に入り、リフト待ちをしていたので、待ち時間は長くても5分以内。
スキー学校がいると、凄くリフト待ちをするという考えでしたが、この班ごとに間隔を開けるのは嬉しい配慮だなと感じました。
雪を踏んでみると、雪質の良さを表すようなギュッギュッという音。
前日に大量の降雪があったという情報はなく、朝一の滑り出しではないので、パウダーはそこまで期待していませんでした。
センターハウス目の前にある「第2リフトA・B線」リフトに乗り、まずは頂上へと向かいます。
滑りに来ている人をみると、わりとスノーボード客は少ないのかなという印象でした。
リフトを降り、そのままシングルリフトの「第3リフト」に乗ります。
リフトから見える「ダイヤモンドコース」や「ゴールデンコース」は幅が広めな感じで滑りやすい感じでした。
「第3リフト」に乗っている時、ふと左側の「ゴールデンコース」を見ると、滑られていない箇所がチラホラ見えます。
後ほど滑りましたが、底つきはあるものの、軽くて柔らかいパウダーが残っている箇所がありました。
「第3リフト」を降り、そこからの景色は絶景。
晴れていたので、とてもキレイな景色をみることができました。
そこからまずは、コースマップの1番左側にある「深雪コース」へ。
非圧雪のコースになります。
行ってみると、深いまではいきませんが、残り物パウダーがある状態。
前日に大量の降雪があったという訳でもなく、朝一という訳でもないのに、良い箇所が残っていました。
探せば新雪箇所が所々に残っている状態で、滑れば軽くて柔らかい上質パウダー。
出だしから気持ち良かったです。
その後に行ったのは、先ほどの「ゴールデンコース」のコース脇辺り。
こちらにも、まだ残り物がある状態。
滑っていて底に付いている感覚はありましたが、まだ滑られていないところを楽しむことができました。
こちらも2~3本滑ったあと、コース6の「ダイナミックコース」へ。
斜度は少しキツメなコースですが、エッジがしっかりと噛んでくれる雪質なので、気持ち良く滑れました。
また、ここのコース脇にも新雪が残っている状態です。
ぴっぷスキー場で1番長い「第6リフト」に乗ってみると、コース脇の色々な所に新雪の残り物が見えます。
ありがたいことに、大量の残パウダーを滑ることができました。
ちなみに、1本滑っている時に、返り雪がついたウェアのパンツが次のような感じです。
筆者のパンツは古くて少し毛羽立ちがあるので、雪が付きやすいですが、それでも1本滑るだけで多い雪が付着。
手で払うとすぐに取れたので、雪質の良さが分かります。
雪は簡単に舞い上がるほど軽く、滑っていて気持ち良かったです。
コース脇を探せば新雪が所々に残っている状態。
広大な大斜面に大量という訳ではありませんが、パウダーを期待していなかった筆者としては、存分に良い思いができました。
残パウダーのことばかり書いていますが、コースも楽しかったです。
コースマップ右側にある「ストロベリーコース」。
斜度はゆるやかでコース幅は広め。
快適なスピードで気持ち良いターンを楽しむことができました。
また、「ストロベリーコース」は「Aコース」「Bコース」と別コースもあります。
ここの両方のコースは、壁があったり、軽く飛べるところあったりと、地形遊びをしながら滑ることができました。
コースの長さが短すぎないのも良かったです。
そして、「ビギナーコース」からの「ファミリーコース」。
こちらにはスノーパークもあり、ジャンプ台もありました。
飛んでいる人をリフトから見ていると、無理がないキレイな540をサラリと回す人も。
そのままキレイなターンをしながら消えていきました。
自然な感じで飛び、流れのままに滑って行く。
ローカルの人だと思いますが、ホームゲレンデにしていそうだなと感じました。
お昼ご飯を食べた後は、雲が多くなってきました。
スキー学校の生徒さんたちもお昼休憩なのか、ゲレンデ内に人はほとんどいません。
それでも、まだまだ残りパウダーがある状態です。
軽い雪の残パウダーを楽しんだり、地形遊びをしたり、時間が許すまで満喫しました。
滑っていると、いきなりの降雪。
気温もグッと下がり、良い雪が降ってくれたので最後まで楽しかったです。
滑り終わった後は、ぴっぷスキー場に隣接する日帰り温泉「遊湯ぴっぷ」へ。
のんびりとしやすい温泉で、存分に遊んで疲れた後に入る温泉は気持ち良かったです。
朝一から滑れませんでしたが、残パウダーがたくさんあったり、遊べる地形があったり、たっぷりと楽しむことができました。
ゲレンデ内の雰囲気もマッタリとした感じで、居心地も良いスキー場でした。
「雪番屋」で食べた昼食が美味しかった
今回行った時の昼食はぴっぷスキー場の「雪番屋」という施設。
レンタルや物販などもやっていました。
そこで食べたのが、「にじます親子丼+あら汁セット」で価格は800円。
スキー場の裏で育てた魚らしいのですが、これが美味しかった。
「いくら」は張りがあるプッチプチで、「にじます」の刺身は絶品。
そして、野菜が多めのあら汁も良い味なうえに、寒いスキー場でホッコリと温まる。
ご飯の量は少なめな感じではありました。
それでも、このクオリティーで、この価格のゲレ食を出しているスキー場はなかなか見かけません。
その他にも、「にじますいくら丼+あら汁」600円、「エゾシカのカレー」600円と、格安な価格設定なうえに、美味しそうなメニューが並んでいました。
他のゲレンデでは、なかなか見ない価格設定でしたし、凄く満足できる昼食を食べることができて良かったです。
帰りはバスで「ぴっぷスキー場」から旭川空港へ
この日はスノーボード旅の最終日だったので、ぴっぷスキー場から旭川空港へとバスで帰ります。
厳密にいうと、滑り終わった後にスキー場の隣にある「遊湯ぴっぷ」という日帰り温泉に行ったので、そこからの帰りです。
ぴっぷスキー場からバスで空港へ行く場合は、直行バスがありません。
ですので、旭川駅の周辺までバスで行き、そこから空港行きのバスに乗り換える必要があります。
ぴっぷスキー場から空港へ行く場合、移動時間は次のような感じでした。
・ぴっぷスキー場 → 旭川駅の周辺:約1時間
・旭川駅の周辺→旭川空港:約1時間
合計:約2時間
レンタカーなどの場合でしたら、ぴっぷスキー場から旭川空港まで約1時間との事でした。
バスを利用する場合は、2時間ぐらいかかってしまうので、そこは少し時間ロスだなといった感じです。
今回は1泊2日という短い日取りだったので、もしバス利用で再度行くとしたら最終日ではなく、2泊3日の2日目とかに行くと効率が良いなと感じました。
バスでぴっぷスキー場に行って感じた事
バスを利用して、ぴっぷスキー場に行きましたが、滑りに行って良かったなと感じるスキー場でした。
旭川駅周辺から1時間ほどで到着できましたし、移動距離にも不満はなかったです。
また、ゲレンデに関しては、軽くて柔らかい雪質でしたし、コースも楽しかったので満足です。
残パウダーが多かったので、存分に上質な雪を満喫できました。
たまたま、残パウダーが多く残っていただけかもしれませんけどね。
ただ、旭川駅周辺から行く場合、朝一から滑れないという点もありました。
また、ぴっぷスキー場からバスで空港へ帰る場合は約2時間かかり、バスを乗り換えなくてはいけないという点もあります。
朝一は仕方がないかもしれませんが、できるだけ移動時間の効率を上げたい場合は、最終日にぴっぷスキー場を選ばない方が良さそうです。
移動時間の点はありましたが、それでも、良い雪質なうえに楽しめるゲレンデ。
そして、ゆっくりとした居心地が良い雰囲気。
それにプラスして、美味しい昼食が食べられたり、隣接する日帰り温泉に入れたり。
実際に行ってみましたが、良い1日を過ごす事ができたので、やはり行って良かったなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。はじめて「ぴっぷスキー場」に行きましたが、色々な意味で行って良かったなと感じるスキー場でした。
たまたま残パウダーが多かっただけかもしれませんが、存分にパウダーを満喫できて良かったです。
平日といえども、北海道でこの人の少なさ。
もし、前日に大量の降雪があって、朝一から滑れたらと考えたら、最高なスノーボードを楽しめそうです。
昼食も満足できましたし、良いゲレンデに来られて良かったなと感じました。