スケートボード

スケボーを中古で買う時の注意点!メルカリなどで買うのはどうなのか?

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スケートボードを始める時や、これから買い換えを考えていると、値段を安くおさえる為に中古品から探そうかなと考える方も少なくはないと思います。

これから始めても続くか分からないし、それならば中古のスケートボードで良いかと考える方もいると思います。

筆者もそうなんですが、やはり何事もできるだけ出費を抑えたいですから、中古の物を探す事もありますよね。

ただ、スケートボードの事に関していえば、これから始める方でも、現在スケートボードをしている人でも、メルカリなどのフリマアプリで中古を買うのは、かなり注意が必要です。

ちなみに、スケートボード歴が10年以上ある筆者の場合は、スケートボード用品を中古では絶対に買いませんし、初心者の方が買おうとしても止めます。

理由は、スケートボードが使われるとどうなるか知っているという事や、初心者の方に無駄なお金を払わせない為です。

なぜこのような意見なのか、中古のスケートボードの注意点や、メルカリなどで買う時の注意点などをご紹介していきます。

良かったら参考にしてみてください。

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中古のスケボーを買う時の注意点

まずは、中古のスケートボードを買う時の注意点をご紹介していきます。

スケートボード経験がある人なら知っていると思いますが、スケートボードの板は、使えば使う程、消耗していきます。

使っているうちに擦り減ってきたり、傷がついていくのが当たり前です。

これは、見た目だけの事ではなく、実は、板の中身にも関係していきます。

それはどういう事かというと、以下のような感じです。

・見た目の「木」が劣化するだけではなく、中身の「木」が劣化している場合もある。

※ここでは分かりやすく「木」と表現しましたが、「カナディアンメープル」など、スケートボードを作るのに適している「木」や、「木」を使わずに特殊な素材を使っているブランドもあります。

スケートボードを横から見たらこんな感じになっています。↓

スケートボードは何枚かの「木」がプレスされているので、この中身の「木」に関しては確認するのが困難です。

見た目では傷がついていなくても、この中身の状態が悪い場合があります。

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スケートボードの板はシケる

スケートボードの板はシケりやすく、状態が悪化していることがあります。

例えば、雨や水たまりで濡れてしまったら、板の「木」が吸い込んでしまって、それが乾いた時には「シケッてしまう」状態になりやすいです。

「シケる」とは、お菓子などと同じで、モサッとした感じです。

触った時にモフモフはしませんが、使ってみると、「なんかオーリー(ジャンプ)がしづらい」、「なんとなく柔らかい」といった、状態が悪い事です。

また、板を使わずに放置していますと、自然と湿気を吸い込んでしまって、これも「シケる」原因になります。

ショップなどで販売されている新品の板は、固めの透明テープで全体を覆っているので、シケることはほぼありません。

ちなみに、こんな感じです↓

ただ、1度テープを剥がしてしまうと、やはり湿気の影響を受けやすくなります。

ですので、見た目で傷がついていない、キレイな状態でも、実は中身がシケッているという事もあります。

板の中身が割れている

中古のスケートボードは、確認がとりづらい中身が割れている場合もあります。

スケートボードは、オーリー(ジャンプ)の着地の衝撃や、失敗した時にあちこちにぶつけて傷付いています。

もちろん、使ってすぐに傷がつくなんて事はありませんが、それを何度も繰り返して行くうちに、「経年劣化」も始まります。

「経年劣化」とは、使い続けていくうちに、徐々に消耗して劣化していく事。

板は常にダメージを受け続けているような物なので、それが積みあがっていくようなイメージなのですが、それは中身にも影響しています。

実際に、筆者自身も滑っていると、時々ですが、「バキッ!」という音がすることもあります。

パッと見では割れていませんが、板を横から見ると、中身だけにヒビが入っている事もありました。

このような状態で使っていても問題ありませんし、特に気になるような事はありませんが、状態によっては、いつ、真っ二つに折れるかは分かりません。

ちなみに、折れた状態がこちらです。

これは使い続けた経年劣化によって折れた、以前使っていた筆者の板です。

このような感じで、中身が傷んでくるともろくなってしまって、折れてしまう原因になります。

中古スケボーの使った日数や回数は注意

メルカリやヤフオクなどでよく見かけるのが、「○○カ月使いました」や、「○○回使いました」という言葉。

はっきり言って、メルカリやヤフオクで書いてあるこの言葉は要注意です。

これを書いて出品している人は嘘をついていないかもしれませんが、筆者的にこんな疑問を持ちます。

・使い方は?

・保管方法は?

・濡らしていない?

・滑っている頻度は?

スケートボードの使い方は人それぞれです。

オーリー(ジャンプ)などの技をする人、ランプなどで使っていた人、子供が遊びで土手や公園で使っていた人、この辺りは人それぞれです。

使い方によっては、板の劣化具合や、トラック、ウィール(タイヤ)などの劣化具合も変わってきます。

そして、保管方法や濡らしていないか。

見た事がある人もいると思いますが、スケートボードの場合、家の中ではなく、外に置いてある人もたくさんいます。

雨や水で濡らしてしまったり、ウィール(タイヤ)の中が砂まみれで、ウィールが回りづらい、回らないなんて事も起こります。

最後に、「○○カ月使いました」に関しては、滑っている頻度。

筆者が本気で滑っていた時は、仕事終わりなども入れて、週5で滑っていた時もあります。

なので、1か月もすれば板はボロボロの状態です。

これを考えると、「○○カ月の間に、どれぐらい滑ってたの?」という疑問と、それでも板の傷が少ない場合は、「どれだけ放置してるの?シケッてない?」という考えになります。

このことから、「○○カ月使いました」や、「○○回使いました」はあてにならないと筆者は感じます。

メルカリやヤフオクなどで買う時の注意点

中古の物を買う所と言えば、メルカリやヤフオクなどのフリマやオークションアプリを思いつきやすいと思います。

しかし、メルカリやヤフオクのようなアプリで出品されている中古のスケートボードには、かなり注意が必要で、個人的には買わない方が良いと考えています。

スケートボードは洋服などとは違って、使用する道具になります。

ですので、不具合があると、本来のスケートボードの楽しさが軽減してしまいますし、使えないなんて事も起こる可能性があります。

また、出品されている物の多くは、どうしても納得が出来ない事が多いからです。

その理由はこちらです。

1・痛み具合が分からない

2・有名ブランドの名前がついているだけ

3・中古なのに値段が高い物もある

筆者自身がスケボーショップの店員という訳ではありませんが、それなりのスケートボード歴がある筆者から見ても、板やトラックの痛み具合を見分ける事はできません。

先ほども言ったように、「○○回しか使っていない」や、「○○カ月しか使っていない」と言われても、人それぞれ使い方や、収納方法があるので、はっきりとは状態が分かりません。

また、筆者が色々とメルカリやヤフオクを見ていると、「板は確かに有名だけど、トラックは?ウィールは?」なんてことが普通にあります。

中には、ブランドと全然関係ないタイトルで出品されている物も見つけました。

その出品者を晒すつもりはありませんが、中にこのような方もいるので注意です。

そして、中古なのに値段が高いというところ!

スケートボードのセットが「定価が20,000円以上でした。板は○○です。」

こんな感じの事を書いているのを見かけますが、

「トラックは?ウィールは?というより、この状態でお金とるの!?」

と感じるものがあります。

そしてもう1つ。

中古のスケートボードでよく見かけるのがこちらです。

・板の状態は良さそうな写真

・だけど、ウィール(タイヤ)が日焼けか劣化して茶色くなっている。

板の状態は使っていないような感じですが、ウィールを見ると日焼けか劣化しているような感じの変色を起こしている物。

もちろん、使っている経年劣化でウィールが変色していくこともあります。

ただ、それ以上に変色している物も見ます。

おそらく、保管状態が良くなかった為、日焼けや劣化をしたのだと思います。

これで考えやすいのが、

・板に使っている木も劣化している可能性があり、すぐに折れる危険性がある。

・使われていないので、ウィールの中に入っている「ベアリング」が劣化してウィールの周りがすごく悪い。もしくは回らない。

このような事が考えられます。

ちなみに、ベアリングとはこのような物です↓

もちろん中には、全てのブランドをしっかりと書いて、写真もいっぱい撮影して出品している方もいます。

ただ、個人的な意見になってしまいますが、どちらかと言えば、「金額が高い」と感じる物の方が多く、「これ売るの!?」と感じる物がたくさんあります。

ですので、スケートボードをメルカリやヤフオクで買う時には、

・新品を買う

・未使用品かつ、保管方法が良い物を買う

これが1番安全な方法です。

間違っても、「金額が高いから良い状態なんだ!」と思わないでください。

中古のスケートボードなら、安い新品の方が断然良い

ここまで中古のスケートボードの事を色々と書いてきました。

筆者の個人的な意見を言えば、中古の物を買うなら、安い新品の方が断然良いという事です。

状態もよく分からない中古品を安い値段で購入して、使ったらすぐに折れたや、壊れたなんて事があったら、それこそお金の無駄ですからね。

また、スケートボードを始めるという方でも、中古で傷付いた物で始めるより、新品の方が気分も上がって楽しく継続しやすいと思います。

ただ、これを言うと「安い新品も怪しいだろ!」と思われる方もいると思います。

世の中には「おもちゃ」のようなスケートボードもあるので、確かに怪しい物もたくさんありますからね。

ただ、個人的な意見ですが、安くても良いブランドはあります。

それがこちらです↓

【SMBLANKS】

SECOND SK8 Yahoo!ショッピング店

こちらのブランドは、おもちゃのようなスケートボードありませんし、ちゃんとしたスケートボードで、値段もかなり安く設定されています。

板だけで言ってしまえば、中古よりも安い新品もあります。

これは、筆者自身も実験的に使ってみたのですが、普通に滑れるし良いなと感じました。

また、【SMBLANKS】の中には、「Build」というトラックブランドもあるのですが、安めで良かったです。

ちなみに、以前に、板もトラックもレビューしたので、参考にしてみてください。

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ただ、このブランドの難点が、パーツのばら売りのみで完成品がないという所。

もしも完成品の方が良いという場合でしたら、こちらの記事を参考にしてください。

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もしも、スケートボードを安く購入したい為に中古を探していましたら、参考にしてみてください。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボード用品は何かとお金がかかってしまいますが、それでも無駄な出費をするのは、やはり避けたいと筆者は思います。

出来るだけ無駄な出費をしないで、スケートボードを楽しく続けてもらえたら嬉しいです。

この記事で、中古のスケートボード用品について、お役に立てればと思います。

ABOUT ME
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snowbeer
都内で個人事業主やってる30代男性。個人だから時間が自由に使える反面毎日が戦いです。20代の頃は冬になるとスノーボードショップでアクセサリー担当で働いてました。アルツや舞子に籠もってた事もあります。スケートボード歴は10年以上。とにかく楽しく滑る事を心がけてます。あと、ビール大好きです!