スケートボードのデッキのサイズって、初心者の方にとっては難しい所だと思います。特にこれから購入して始めようという方には分かりづらい所ですよね。
現在スケートボード歴10年以上の筆者でも、スケートボードを始める時には結構悩みました。
どんなサイズを選べば良いかさっぱり分からなかったからです。
人によって身長や体重などの体型の違いもあったりと、自分に合うサイズ感が分かりづらい所だと思います。
そこで今回は、現在でも滑り続けている筆者が、初心者の頃に使っていたスケートボードのサイズをご紹介していきます。
また、筆者の友達11人のスケーターたちが使っているサイズや、初心者の方に合いやすいサイズ感の選び方もご紹介していこうと思います。
使っているデッキのサイズのご紹介は、筆者を含む合計12人で、その中で女性が2人となります。
ちなみに、ここでご紹介するスケートボードのデッキは、オーリーやフリップなど、スケートパークやランプで使う、いわゆる一般的なデッキです。
どれぐらいのサイズを選べば良いか悩んでいましたら、目安として参考にしてみてください。
初心者の頃に使っていたデッキのサイズは8インチ
筆者がスケートボード初心者の時に始めて買ったデッキのサイズは、8インチでした。
悩みながら買った思入れ深かったデッキだったのと、よく「何インチ?」と聞かれていたので記憶に残っています。
結構長く使っていたという事もあったのかもしれません。
初めて買う時に、7.75インチと8インチで悩んでいたのですが、結果的に8インチのデッキを購入しました。
ちなみに、筆者の体型はこんな感じです。
・身長:約170cm
・体重:約60kg
・足のサイズ25.5cm
8インチのデッキを買ってどうだったかというと、ハッキリ言って分かりません。
初心者ですし、それが自分に合っているのかも分からなかったので、「どうだった?」と聞かれてもこれしか答えようがないのです。
もちろんオーリーの練習もしていましたし、ショービットの練習など、初心者が初めてやる練習はしていました。
結果的には、8インチのデッキでオーリーも飛べるようになりましたし、ショービットなども出来るようになりました。
ですので、個人的には初心者でも8インチのデッキで、問題無く滑る事が出来ると確信しています。
慣れたらサイズの違いが分かるようになった
8インチのデッキでしばらくの期間滑っていましたが、途中から7.75インチに変えました。
理由は、フリップの練習を始めたぐらいの時、友達のデッキの方が回しやすさを感じたから。
それまでサイズの違いなんて気にしていなかったのですが、ある時「このデッキでやってみたら?」と言われてやった結果が、
「こっちの方が回しやすい!」
これを感じてからは7.75インチに変えたのですが、変えた結果がこちらです。
・フリップが回しやすい
・通常通りオーリーも出来る
・ランプに入っても今まで通り出来る
少しスケートボードに慣れてから変えたのですが、このような感じになったので、サイズを変えて良かったなと感じました。
この変化は筆者の個人的なことになるので、全ての人に当てはまる事ではありません。
8インチでも細いと感じる人もいますし、これに関しては人それぞれ感じ方が違います。
ただ、個人的な感覚ですと、少し太目のデッキでスケートボードに慣れて、そこから自分なりに変えていくのもありだと感じています。
サイズは幅しか気にしていない
デッキのサイズと聞くと、やはり考えやすいのがこちらの寸法だと思います。
幅のインチ×長さのインチ
(1インチ=2.54cm)
サイズを測るとなると、やはり長さも気になる所だと思います。
ただ、筆者は今までスケートボードの長さを気にした事はありません。
スケートボードで大切なのは、幅(太さ)になりますので、長さは基本的には考えなくても問題ありません。
個人的にも、デッキを変えた時に「長くてやりづらい」なんて事は経験した事がありませんし、長さを確認した事もありませんでした。
デッキは幅のサイズに合う長さで作られています。
ですので、デッキを選ぶ時には、幅を中心にサイズを選ぶ事で自分に合うサイズが見つかりやすくなります。
スケートボードのデッキのサイズを12人にアンケートを取ってみた
デッキのサイズは人それぞれ好みが変わってきます。
ストリート系の事をやっている人や、ランプをメインにしている人等、やっている事も変わってきますからね。
そこで気になりやすいのが、「どんなサイズを使っているの?」という所だと思います。
そこで、筆者の友達たちに、今使っているスケートボードのデッキのサイズを聞いてみました。
これからご紹介する人数は筆者を含めて12人で、友達たちには許可をもらって記載をしております。
スケートボードのデッキのサイズを聞いた12人のうち、2名は女性になります。
ご紹介する内容はこちらです。
・身長
・体重
・足のサイズ・
・デッキのサイズ
・主にやる事
(女性の体重は非公開)
ちなみに、ここでご紹介する「主にやる事:スケートパーク」は、オーリー、フリップ等のフラットトリックや、カーブBOXやレールなどを意味します。
是非サイズの目安として参考にしてみてください。
身長:約170cm
体重:約60kg
足のサイズ:25.5cm
デッキのサイズ:7.75インチ
主にやる事:スケートパーク・ランプ・ボウル
身長:約170cm
体重:約65kg
足のサイズ:26cm
デッキのサイズ:8.25インチ
主にやる事:ランプ・ボウル
身長:165cm
体重:約60kg
足のサイズ:26cm
デッキのサイズ:8.25インチ
主にやる事:ランプ
身長:約165cm
体重:約70kg
足のサイズ:26.5cm
デッキのサイズ7.75インチ
主にやる事:スケートパーク
身長:約175cm
体重:約70kg
足のサイズ27cm
デッキのサイズ:7.75インチ
主にやる事:スケートパーク
身長:約170cm
体重:約65kg
足のサイズ26.5cm
デッキのサイズ:7.75インチ
主にやる事:スケートパーク
身長:約180cm
体重:約75kg
足のサイズ:27.5cm
デッキのサイズ:8.125インチ
主にやる事:スケートパーク
身長:約170cm
体重:約65kg
足のサイズ:26cm
デッキのサイズ:8インチ
主にやる事:スケートパーク
身長:約170cm
体重:65kg
足のサイズ:26.5cm
デッキのサイズ:8インチ
主にやる事:スケートパーク・ランプ
身長:約160cm
体重:約60kg
足のサイズ:26cm
デッキのサイズ:8.125インチ
主にやる事:ランプ・ボウル
身長:155cm
体重:標準体型
足のサイズ:24cm
デッキのサイズ:7.75インチ
主にやる事:スケートパーク・ランプ
身長:160cm
体重:標準体型
足のサイズ:24.5cm
デッキのサイズ:7.75インチ
主にやる事:スケートパーク・ランプ
友達に聞いてみた所、このような回答が返ってきました。
筆者の場合は、フラットトリックやカーブBOX、レールもやりますし、ランプにも行きます。
比率的にはこんな感じです。
スケートパーク:6
ランプ:4
その時の状況で多少は比率が変わりますが、大体こんな感じで、それらの事を7.75インチでやっています。
筆者は数年前に1度だけ8インチに戻した事があるのですが、どうしても自分に合わず、結局は7.75インチに戻したという感じでした。
フリップ系の回し技が調子悪くなったというのもありますが、乗っている違和感が取れなかったからです。
スケートボードを始めた時は8インチだったのですが、結局は7.75インチが合っていたんだと思います。
他の友達も色々と乗り比べはしていると思いますが、人それぞれ違いが出てくるので、自分に合うサイズ感は使わないと分からないという事になります。
スケートボード初心者に合いやすいサイズの選び方
デッキのサイズは色々と合って、人それぞれ合うサイズ感が違う事が分かってもらえたと思います。
それでは、「初心者の時はどんなサイズが合いやすいのか?」というと、筆者の答えはこちらです。
男性:小さめ、標準体型 | 7.75~8インチぐらい |
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男性:大きめ体型 | 8~8.25インチぐらい |
女性:小さめ、標準体型 | 7.5~7.75インチぐらい |
女性:大きめの体型 | 7.75インチ~8インチぐらい |
あくまで筆者なりに考えた結論ですが、これぐらいのサイズが始めはやりやすいと考えています。
筆者は標準体型で7.75インチを使っていますが、始めの頃は少し太目で安定しやすい8インチで良かったなと感じます。
少し太目ぐらいの方が、オーリーやランプも練習しやすくなりますからね。
もちろん、それから更に自分なりに体験してみて、細目が良い、太目が良いなどが出てくると思います。
ですので、始めは安定しやすい少し太目のデッキでスケートボードに慣れて、そこから自分なりのサイズを選ぶのが1番良い選び方だと感じます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。今回は筆者の実体験も入れてご紹介させて頂きました。
デッキのサイズの好みは人それぞれ変わってきますが、やはり始めは少し太目ぐらいがちょうど良いと筆者は思います。
筆者自身も現在では8インチは少し太いと感じますが、それでも練習するにはちょうど良いサイズ感だったのかなと今では思っています。
始めは何より慣れる事が大切ですからね。
始めのデッキのサイズが決まってしまえば、後はスケートボードを満喫するだけです!
是非スケートボードにたくさん慣れて楽しんでもらえたらなと思います!
この記事で、スケートボードのデッキのサイズで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。