トリック用やクルーザー(ミニクルーザー)に、どのスケートボードベアリングを使おうか悩んでいる方も少なくはないと思います。快適に滑る為にもベアリング選びは大切な所ですからね。
筆者はスケートボード歴が10年以上で現在でも滑り続けているのですが、トリック用もクルーザー用も両方使っています。
そんな筆者が、現在クルーザーで使っているベアリングは「Ninja(ニンジャ)」というブランドです。
トリック用でも使っていたのですが、その時に使っていた経験からクルーザー用でも使い続けています。
個人的には、トリック用としても、クルーザー用としても使えるベアリングだなと感じています。
そこで今回は、実際に使っているNinja(ニンジャ)のベアリング「ABEC7」を色々とレビューしていきます。
ベアリングで悩んでいましたら、参考にしてみてください。
Ninja(ニンジャ)ABEC7のベアリングをレビュー!
筆者がクルーザーに使っているベアリングは、「Ninja(ニンジャ)」というベアリングです。
Ninjaとは、日本の国産ブランドで性能の良さでプロスケーターも多く使っているブランドになります。
筆者が使っているベアリングをもう少し詳細に言うと、以下のような感じです。
・Ninja(ニンジャ)
・ABEC7
・オイルタイプ
これが実際に使っているベアリングの詳細になります。
なぜこのベアリングを使っているのか、順を追ってご紹介していきます。
Ninjaのベアリングを使っている理由
Ninja(ニンジャ)のベアリングを使っている理由が、以下のような良い所があるからです。
・スピードが満足する速さ
・耐久性が強くて壊れづらい
Ninjaのベアリングを始めて使ったのは、クルーザー用ではなくて、トリック(技)用のスケートボードでした。
筆者は色々なベアリングを使ってきたのですが、Ninjaに関しては個人的に気に入っていて、このベアリングばかり使っている時期がありました。
トリック用で使うベアリングは、どうしても壊れやすくなってしまいます。
ただ、Ninjaのベアリングの耐久性は、安い他のブランドとは違う耐久性で長持ちもしてくれました。
また、速さに関しても、ストレスを感じない速さなので、トリック用としても満足していました。
ちなみに、ベアリングには「オイルタイプ」と「グリースタイプ」がありますが、筆者はオイルタイプを使っています。
その理由は、こちらです。
・速い
・メンテナンスをすれば長持ちする
このような理由からオイルタイプを選んでいますが、グリースタイプはメンテナンスが不要になります。
その分、スピードが若干遅いという感じです。
この辺りは個人の好みになります。
耐久性は強い
トリック用のスケートボードの場合、トリックの失敗で色々な所にスケートボードをぶつけるので、ベアリングも壊れやすくなってしまいます。
ベアリングが壊れると、以下のような事が起こります。
・ベアリング内にある玉が外れる
・ベアリングにすごく強い衝撃を与えると、回らなくなる
・使い続けると、ベアリング内の玉が摩擦で熱を持って劣化して回らない
このような感じで、ベアリングに衝撃を与え続けると玉が外れて回らなくなったり、手で回しても回らなくなります。
もちろん、オーリーをしただけとか、少しトリックの練習をする、壁にぶつけるぐらいではベアリングは壊れません。
筆者の場合、1番滑っていた時で週5日ぐらい滑っていたのですが、トリックの練習をしたり、少し高い所から飛んだりもしていました。
それぐらいのペースで滑っていると、やはり2~3か月ぐらいでベアリングは壊れます。
こうなってしまうと、ベアリングの交換が必要になってしまうのです。
ただ、Ninjaのベアリングの場合は耐久性が強いので、使っていても明らかに長持ちしてくれていました。
これが、筆者が使い続けた1番の理由で、半年ぐらい壊れなかった事もあります。
そして、これを経験した事によって、トリック用に比べるとダメージを食らう確率が低いクルーザーにはNinjaを使用しています。
激しく使うから壊れやすいですが、クルーザーはそこまで激しく使いませんからね。
実際に、メンテナンスはしていますが、クルーザーで使っているベアリングは1度も交換していません。
長持ちしてくれるという点も、このベアリングの良い所だなと感じています。
スピードは満足する速さ
トリック用で使っていると、やはりスピードが大切になってきます。
ストリートで滑っている時もそうですが、ランプやボウルで滑っていると、特にスピードの速さが大切です。
・ランプやボウルとはこのような場所です。
スピードが出ないと、トリックがやりづらかったり、スピードを出す為のパンピングという動作が多くなって疲れやすくなってしまいます。
・パンピングとは、ブランコをこぐような感じで、ランプやボウルでスピードを出す為に必要な基礎動作の事。
そのため、やはりトリック用でもスピードが出て、1蹴りのプッシュでどれだけ距離が伸びるかが必要になってくるのです。
Ninjaのベアリングの場合は、トリックをするには十分なスピードが出てくれるので、無駄にパンピングをする必要もありません。
また、スピードのせいで技がやりづらいなんて事もありませんでした。
ストリート系のパークで滑っている時も、1蹴りのプッシュで満足いくスピードが出てくれるので、滑る、技をやる分には十分なスピードです。
この事から、クルーザーでも使用しています。
トリック用で使っていたNinjaのベアリングをクルーザーで使ったら、速さ、1蹴りの距離の伸びはとても満足する事が出来ました。
コスパが高い
ベアリングは色々な値段があります。
高い物は1万円を超える物がありますし、安ければ1,000円ぐらいで買える物もあります。
Ninjaの場合は、スピードの規格、オイルかグリースなど、モデルによって値段が変わってきます。
ちなみに、筆者が使っているベアリングの値段は3,500円ぐらいです。
・ABEC7
・オイルタイプ
・約3,500円
※グリースタイプも同じ値段
探そうと思えば、これより安いベアリングはたくさんあります。
ただ、壊れづらい、速い、日本の技術で性能が良いという事を考えると、個人的にはコスパが高いなと感じています。
ちなみにですが、2,000円ぐらいの他ブランドのベアリングを使ったら2カ月もしないうちに壊れた経験もあります。
必ず壊れない訳ではない
Ninjaのベアリングは耐久性が強いと書いてきましたが、1点注意してほしい所があります。
それがこちらです。
・100%壊れない訳ではない
筆者はトリック用のデッキでNinjaを使っていましたが、壊れた事もあります。
滑り続けているうちに、衝撃を与えてしまっている訳なので、やはり回らなくなってしまう事もありました。
ですので、必ず壊れないという訳ではありません。
また、Ninjaより耐久性が強いベアリングもあります。
それが「Bones(ボーンズ)」というブランドなのですが、やはりこちらの方が耐久性は高かったです。
そのベアリングがこちらになります。
Ninjaより値段は倍近くなってしまいますが、やはりその分、長持ちしてくれます。
Ninja(ニンジャ)ベアリング「ABEC7」レビューのまとめ
Ninja(ニンジャ)のベアリングは、総合的に見ると色々な面で優れているなと個人的にはとても感じています。
・耐久性が強い
・スピードが速い
・コスパが高い
もちろん、これより安い物も、耐久性が高い物もありますし、100%壊れない物でもありません。
ただ、総合的に見るとコスパが高いベアリングだと感じます。
筆者自身もクルーザーに使って1度も交換した事がありませんし、いまだにスピードは満足しています。
クルーザーの場合、トリック用と違って衝撃も受けづらいですし壊れる事も少ないですからね。
また、トリック用として使っていた経験からも、コスパが高いベアリングだと感じています。
【オイルタイプ】
【グリースタイプ】
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。クルーザー用のベアリングは、トリック用と違って壊れづらいので交換頻度もかなり少ないです。
そのような理由からでも、耐久性が高くて速いベアリングを始めに選んでおいた方が後々楽になると個人的には考えています。
性能が良くてコスパが高いベアリングを使って、クルージングを楽しんでもらえたらなと思います。
この記事で、ベアリングで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。