「BONES(ボーンズ」のSTF(STREET TECH FORMULA)99Aウィールを実際に購入して使ってみました。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、99Aスケートボードウィールを好んでよく使っています。
そんな筆者がBONESのSTF 99Aウィールを使ってみたところ、ストリートセクションでもランプでも使いやすかったです。
不要なスリップがないのに、パワースライドやドライブもやりやすかったので、良いウィールだなと感じました。
そこで、実際に使ったBONES(ボーンズ)のSTF(STREET TECH FORMULA)99Aウィールを、ブログで色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
BONES(ボーンズ)のSTF 99Aウィールをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
1978年に立ち上がったスケートボードブランド「POWELL PERALTA」のウィールブランドとして始まった「BONES(ボーンズ)」。
ウィールだけではなく、耐久性と性能の良さで評判が良いBONESベアリングや、BONESブッシュも展開しているブランドです。
そして、今回筆者が使ったBONESウィールの詳細は、次のような物になります。
ブランド:BONES
モデル:STF(STREET TECH FORMULA)
シェイプ(形):V1
硬さ:99A
サイズ:52mm
このブログを書いている筆者は、カーブやレールなどのストリートセクションもやりますし、ランプやボウルもやります。
そんな筆者が「V1」を選んだ理由は、色々な場面で使いやすい好みの形状だからです。
そして、「BONESのSTF 99Aウィール」を使った感想を先に言うと、良かったところは次のような感じです。
【「BONES」STF 99Aウィールの良かった所】
・ストリートセクション、ランプで問題なく使える
・不要なスリップはせず、グリップ力が良い
・グラインド、スライド系のトリックで滑ってくれる
・パワースライドやドライブがやりやすい
・削れづらくて耐久性が良い
このような所が良かったです。
ただ、次のようなデメリットもあるなと感じました。
【デメリット】
・滑っている時の音は大きめ
・路面が粗いと振動を感じやすい
このようにも感じました。
そんなBONESのSTF 99Aウィールについて、詳しく書いていきます。
「BONES」STFウィールの種類の違い
まずは、「BONES」STFウィールの種類の違いを載せておきます。
・99A
・103A
硬さは99Aと103Aの2種類だけになります。
キレイな路面のパークで、より早くて滑らかな滑り心地の103A。
色々な路面に対応しやすい99A。
筆者は路面が荒れている場所でも滑る事が多く、ランプやボウルもやるので99Aを選びました。
そして、形の違いが次のような感じです。
種類 | 違い |
---|---|
V1【STANDARD】 | 正面から見ると丸みがある形状で、標準的なモデル |
V2【LOCKS】 | 正面から見ると角ばった形状で、カーブやレールにロックしやすいモデル |
V3【SLIMS】 | 正面から見ると細めな形状で、軽量かつスライドしやすいモデル |
V4【WIDE】 | 正面から見ると太めな形状で、スピードが出やすくてグリップ力が増すモデル |
V5【SIDECUT】 | 側面から見ると中央に凹みがある形状で、グラインドなどで引っかかりづらいモデル |
V6【Wide Cut】 | V5をワイドにした形状で、路面でのグリップ力がありながら、グラインドなどで引っかかりづらいモデル |
【※参考(ハスコ・エンタープライズ(BONES日本正規代理店) )】
6つの形状によって、それぞれ特徴が分かれてきます。
筆者は標準的な形状が好みなので、V1のSTANDARDを選びました。
一般的なスケートボードウィールの形状で、細すぎず太すぎず、標準的な形です。
多様性に優れているモデルなうえに重さも気にならず、色々と使いやすい所が良いなと感じています。
粗い路面でも使える
BONES「STF 99A」は、粗いアスファルト路面でも使いやすいです。
滑る場所によっては路面が粗いところもありますが、何も問題なく使えます。
ただ、ソフトウィールと比べると振動を感じやすいという点はありました。
また、99Aなので、ハードウィールらしい振動は感じます。
とは言っても、103Aよりかは柔らかいので、そこと比べると振動を感じづらいのは良い所だなと感じます。
スピードも落ちづらいですし、トリックもやりやすかったです。
キレイな路面で使いやすかった
BONES「STF 99A」は粗い路面で使いやすかったですが、キレイな路面でも使いやすかったです。
スリップすることはありませんし、スピードが落ちづらいなんて事もありません。
103Aと比べると、少しはスピードが落ちやすいかもしれませんが、それでも満足できるスピードでした。
粗い路面だけではなく、キレイな路面でも使いやすいのが良かったです。
レールやカーブでトリックしやすい
BONESのSTF 99Aウィールでグラインドやスライドをやってみたところ、問題なく使う事ができました。
柔らかいウィールだと、カーブで滑らすトリックをやる場合、詰まってしまって滑らない場合があります。
例えば、50-50グラインド、5-0グラインド、K-グラインドなど。
また、グラインド系やスライド系のトリックはカーブのアングルや、面の上や側面にウィールが当たるようになります。
この時、ウィールも滑ってくれないと、うまく進んでくれません。
BONESのSTF 99Aウィールを使ってグラインドやスライドをしてみたところ、何も問題ないどころか、やりやすかったです。
パワースライドやドライブはやりやすい
BONESのSTF 99Aウィールでパワースライドをやってみたところ、何も問題なくできました。
99Aスケートボードウィールなので、この辺りは普通かなといった感じです。
また、同じような感じの「ドライブ」をいれる事もできました。
ドライブもウィールは硬い方がやりやすいので、問題なくやる事ができます。
ランプやボウルでのグリップは良い
BONESのSTF 99Aウィールを使ってランプで滑ってきました。
滑っている時にスリップなどはせず、しっかりとグリップが効いてくれて安心感がありました。
グラインドやスライドは問題なくできて、コーピングで詰まるという事もなかったです。
トリックをした時にはウィールが滑ってくれながら、ランプの面ではスリップしなかったので、やりやすいウィールでした。
また、ボウルで滑ってみても、スリップは起こらず、快適に滑る事ができました。
ランプとボウルの両方で滑りましたが、スリップの不安感は一切なく、トリックの練習もしやすかったです。
BONESのSTF 99Aウィールはグリップ力があるので、安心して楽しむ事ができました。
滑っている時の音は大きい
BONESのSTF 99Aウィールは硬めなので、アスファルトなどの路面で滑っている音は大きめでした。
また、キレイな路面のパークで滑っても、柔らかいウィールと比べると音は大きいです。
99Aウィールは、どれでも同じように音が大きくなるので、この辺りはしょうがないかなといった感じです。
【追記】1ヵ月以上使ってみました
BONESのSTF 99Aウィールを1ヵ月以上つかってみました。
デッキは途中で変えてしまったので、以前の物と違いますが、ウィールは使い続けています。
主にやっていた事は、次のような感じです。
・フラットトリック
・カーブトリック
・レールトリック
・ランプ
このような感じで、ごく一般的な使い方です。
そして、この追記する前に滑っていた日数や時間は、次のような感じです。
・週3~4日
・合計10日以上
・3時間~6時間
・平均だと4時間ぐらい
時間に関していうと、その日によって変わってきますが、平均すると4時間ぐらいといった感じです。
滑っていたのは、よく行く近所のパークや室内ランプになります。
そして、これぐらい滑ってみた結果、BONESのSTF 99Aウィールの削れ具合は少なかったです。
・削れ具合は少なかった
・パンクもせずに問題なく使えた
さすがはBONESといった感じで、耐久性も良かったです。
また、使っていて困るようなことはなく、トリックに関してもやりやすい感じでした。
不要なスリップがないながら、ドライブやパワースライド、グラインドがやりやすいので満足なウィールでした。
「BONESのSTF 99Aウィール」レビューのまとめ
BONESのSTF 99Aウィールを使ってみて、グリップ力がありながら、色々な路面で使いやすいのが良いなと感じました。
カーブやレールでトリックした時は詰まりづらかったので、トリックのやりやすさも良かったです。
また、グリップ力がありながら、パワースライドやドライブがやりやすいうえに、不要なスリップをしないという使いやすさもありました。
ただ、99Aなので滑っている時の音が大きくなりやすかったり、柔らかいウィールと比べると、振動が感じやすかったりという点もあります。
とはいっても、それはどんな99Aウィールも同じ事ですし、しょうがないかなと感じています。
ブランドイメージ的にもカッコ良さがあり、使い心地も良いウィールでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。BONESのSTF 99Aウィールは以前にも使ったことがありますが、使いやすさとしては本当に良いウィールだなと感じています。
パンクもしづらかったですし、削れづらいので長持ちしてくれるのも良かったです。
そしてやはり、BONESのカッコ良さもあるので使っていて気分も上がります。
使いやすさも、カッコ良さもある良いウィールだなと感じました。