MINI LOGO(ミニロゴ)のベアリングを実際に買って使ってみました。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、主にスケートパークのストリートセクションやランプなどで楽しんでいます。
オーリーなどのフラットトリックや、カーブBOXやレールなど、一般的な楽しみ方です。
そして、ベアリングは、快適な速さが好みなのでABEC7クラスをよく使っています。
そんな筆者がMINI LOGOベアリングを使ってみたところ、回転の良さに満足いくクオリティーでした。
老舗ブランド「パウエル」の傘下でありながら、2,000円台という低価格な点も良かったです。
そこで、実際に使ったMINI LOGOのベアリングを、ブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
MINI LOGO(ミニロゴ)のベアリングをレビュー
今回レビューするのはこちらです
老舗スケートボードブランド「POWELL PERALTA(パウエル・ペラルタ)」のPV(プライベート)ブランドの「MINI-LOGO(ミニロゴ)」。
「POWELL PERALTA」や、同系列のブランド「BONESベアリング」の技術と知識が使われ、デザインや広告を排除することでコストをカットしているブランド。
【POWELL PERALTAのデッキ↓】
【BONESのベアリング↓】
高い品質のまま、低価格な設定を守っている老舗ブランドです。
実際に使うと、何年も販売され続けているというのも納得できました。
そんな、MINI LOGOベアリングの感想を先にまとめると、良かった所は次のような感じです。
【良かった所】
・両面シールドで土やホコリが入りづらい
・プッシュ移動は快適
・トリックをやりやすい速さ
・ランプやボウルでストレスがない
・耐久性が良かった
・値段が安めでクオリティーが高い
このような所が良かったです。
ただ、次のようなデメリットがあるかなとも感じました。
【デメリット】
・メンテナンスの時に両面のシールドを外さなくてはいけない
・両面シールドなので付ける時の向きが分からない
このように感じました。
そんなMINI LOGO「ベアリング」について、詳しく書いていきます。
両面に取り外しできるシールドが付いていた
MINI LOGO「ベアリング」は、両面に付け外しができるシールドが付いていました。
片面だけシールドになっているのが多いので、珍しいタイプです。
実際の画像が次のような感じです。
【片面(ボール側)】
【片面(リテーナー側】
ボール側に付いているのは、よくあるパターンですが、リテーナー側にも付いていました。
土やホコリが入りづらくて汚れづらいので、メンテナンスをする頻度が少なくなったり、長持ちしやすいのが良かったです。
その反面、メンテナンスをする時に、1つに対して2つのシールドを外す必要があります。
シールドは簡単に付け外しができますが、少し面倒くさいのがデメリットかなとも感じました。
付ける時の向きが分からないデメリット
MINI LOGOベアリングにはデメリットがあります。
それは、両面シールドなので、付ける時の向きが分からないこと。
片面だけであればボール側、リテーナー側の区別がつきますが、両方ともシールドで隠されています。
向きの印もないので、判断するには、シールドを外して確認するしかありません。
メンテナンスする場合でも、確認しながら付けることになります。
シールドを外しても問題ないので、リテーナー側のシールドが外したままでも良いかもしれません。
ただ、どちらにせよ、初めて使う時には外して確認しなければいけないので、面倒くさかったです。
プッシュ移動は快適だった
MINI LOGO「ベアリング」を使ってプッシュで移動してみると、快適な速さが出てくれました。
「BONES」製のオイルが始めから注入されているという事もあると思いますが、ストレスは全くなかったです。
遅いという感じはありませんし、快適な滑り心地でした。
ABECの表記が無いMINI LOGOですが、満足いく速さなのが良かったです。
セクションでのトリックはやりやすかった
MINI LOGOベアリングで、カーブBOXなどのセクションでトリックをしてみたところ、やりやすかったです。
セクションにエントリーする時の速さにストレスはなく、自分好みの速さで出来ました。
また、赤コーンなどの物越えオーリーをする時も、何もストレスはありませんでした。
回転が悪くて減速しやすいというのもなく、トリックに集中できるのが良かったです。
ランプやボウルでの速さでストレスはなかった
MINI LOGOベアリングをランプで使ってみると、ストレスは全くなかったです。
ランプのアールを上がったりトリックしたりするには、ベアリングの回転の良さが大切なポイントになります。
そんなランプで実際に滑ってみたところ、何も問題なし。
パンピングをすれば上がりますし、コーピングを滑らすトリックも普通どおりできました。
また、ボウルで滑ってみても、ストレスに感じるようなことはなかったです。
速さに問題はなく、快適に楽しむことができました。
回転が悪くてやりづらいというのは一切感じなかったです。
【追記】3か月後にメンテナンスした
MINI LOGOベアリングを使い始めてから、3か月後にメンテナンスをしました。
デッキを途中で変えたので、違うデッキを使っています。
数日前から少し遅さを感じたので、速さを戻す為のメンテナンスです。
メンテナンスは、クリーニングをしてオイルを足すだけ。
メンテナンスをする時に、ベアリングに付いているカバーを外すのですが、MINI LOGOベアリングは両面にカバーが付いています。
両面に付いていることで土やホコリが入りづらいですが、全てのカバーを外す時に、少しだけ面倒くさいなと感じました。
実際に見てみると、土が付いている状態で、オイルも切れていました。
そして、今回使ったのは、次のような物になります。
・F-Oパーツクリーナー
・GALLIUMのオイル
汚れは「F-Oパーツクリーナー」でクリーニングをして、「GALLIUMのオイル」でオイル足し。
オイルは1つのベアリングにつき1滴たらした後、指でまわせば完了になります。
そして、メンテナンス後の状態が次のような感じになります。
ベアリングもキレイになってくれて、艶もでました。
ついでに、同じクリーナーでカバーも洗浄したので、キレイになりました。
回り方も元に戻ったような感じで、よく回ってくれます。
両面シールドには少し面倒くささを感じましたが、それでも短時間で完了しました。
シールドが簡単に外せることで、ベアリング内のクリーニングもしっかりとできますし、オイルも注入しやすかったです。
また、シールドは「先がとがった道具」や「つまようじ」で簡単に外せましたし、装着するのもハメ込むだけなので、簡単にできます。
ベアリングの耐久性も良かったので、メンテナンスすれば長持ちするのも良かったです。
「MINI LOGOベアリング」レビューのまとめ
MINI LOGOのベアリングを使ってみて、回転力にストレスはありませんでしたし、快適な動きをしてくれたので満足しています。
シールドが両面に付いているので、ホコリや土が入りづらく、メンテナンスを細目にやる必要がないのも良かったです。
ただ、シールドに目印が無いので、付ける向きが分からず、シールドを1度外して確認するというデメリットがありました。
とはいっても、ベアリング内が汚れづらいようになっていますし、2,000円台と考えたら十分良いベアリングでした。
有名な「パウエル」傘下で、同系列の「BONES」の技術と知識が使われているというだけあって、クオリティーは高かったです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。MINI LOGOのベアリングは何年も販売され続けているだけあって、使い心地は良いなと感じました。
クオリティーの良さもありますが、やはり低価格という点が嬉しいポイントです。
メンテナンスすれば長く使えますが、買い替えもしやすい値段なので、むしろメンテナンスをしなくても良いかなと感じます。
デメリットもありましたが、内部が汚れづらい両面シールド構造は、長持ちもする良い方法だなと感じました。