この記事を書いている筆者はスケートボード歴10年以上ですが、ここ最近では年齢を問わず小さい子供がスケートボードをしているのをよく見かけるようになりました。
スケートボードパークはもちろんの事、家の近所の公園でも親子でスケートボードをしているのを見かけます。
筆者のスケートボード友達の子供でも数人やっていますし、「スケートボードがやりたい!」という事で始めた小学校1年生もいます。
TVやネットでスケートボードの映像が増えた事もあって、10年以上続けている筆者としても嬉しい限りです。
ただ、実際にスケートボードをやっている子供を見て、こんな事を感じました。
「子供の身長とスケートボードのサイズが合ってないのでは?」
・身長があまり大きくないのに、大人が使うサイズのスケートボードを使っている
親の物を使っている子供もいるとは思いますが、明らかに新品なのにサイズが大き過ぎる物を使っている子供をよく見かけます。
「さすがにそれでは使いづらいのではないか?」という事を感じています。
そこで、子供の年齢、身長に対して合うスケートボードの選び方やおすすめを、実際に子供にやらしている親の意見などを含めて紹介していきます。
スケートボードショップへ行けばすぐに解決する問題ではあると思いますが、なかなか行けないという場合でしたら、ぜひ参考にしてみてください。
子供用スケートボードの選び方と注意点
子供に楽しいスケートボードをさせるためには、その子に合った物を選ぶと、よりいっそう楽しみやすくなります。
サイズを合わせるのはもちろんの事、デザインが気にいった方が長続きもしやすいですからね。
また、選ぶ時の注意点などもあるので、順を追ってご紹介していきます。
子供の年齢別に合うスケートボードのサイズ感
一般的なスケートボードのサイズ表記の方法をご紹介しておきます。
スケートボードは、基本的に【横幅のインチ】で表記されているのが一般的な表記方法です。
【例】
・7.0インチ
・7.5インチ
・7.75インチ
・8.0インチ
・8.25インチ
※1インチ=2.54cm
サイズの規模は7.0インチ~8.25インチ以上まで、幅広いサイズで販売されていて、ここで紹介したサイズより細かいサイズがあります。
ちなみにではありますが、身長が約170cmの大人の筆者は、8.0インチというサイズを好んで使っています。
そして、幅広くあるスケートボードの中でも、子供が使いやすいスケートボードのサイズは、以下のように分かれます。
7.0インチ | 年齢:~5歳 身長:~110cm 靴:~20cm |
---|---|
7.25インチ | 年齢:5歳~9歳 身長:110cm~135cm 靴:20cm~22cm |
7.375インチ | 年齢:9歳~12歳 身長:130cm~145cm 靴:23cm~24cm |
7.5インチ | 年齢:12歳~ 身長:140cm~ 靴:22cm~ |
※スケートボードメーカー調べ
※1インチ=2.54cm
※あくまでも1つの目安になります。
・サイズ:横7.25inch(約18.42cm)縦27inch(約68.58cm)
・4歳/身長97cm/体重15kg
・靴のサイズ:16cm
このようなサイズ感が子供の年齢、体型によって変わってくるサイズの目安になります。
体が大きい子や、小さい子まで様々な体型のお子さんがいるので、参考にしてください。
子供のスケートボードを買い直す頻度は?
色々なパーツで組み上げられているスケートボードは、消耗したり、壊れたら、そのパーツだけを買い換えなくてはなりません。
ただし、スケートボードのパーツは、そこまで弱く造られていません。
ジャンプをしたり、色々な所にぶつけやすい物になりますので、それぞれのパーツが頑丈に造られています。
ですので、すぐに買い換えるという事はとても少ないです。
また、もしも壊れてしまった場合は、パーツ単体で売っていますので、スケートボードの全体を買い換える必要もありません。
スケートボードの板(デッキ)だけも売っているので、子供の成長と共に、板だけのサイズを替える事も出来ます。
子供にスケートボードをさせる時には必ずプロテクターを!
スケートボードは怪我をしやすい遊びです。
たまに、スケートボードパークで遊んでいる子供を見ると、プロテクター無しで遊んでいる光景を見ます。
筆者の友達は、子供に必ずプロテクターを着けさせているのですが、それはやはり怪我をしやすいという事が分かっているからだと言っていました。
ですので、安全で安心して遊べるように、必ずプロテクターを着けるようにしてください。
子供用スケートボードのおすすめ6選
ここからは、子供用スケートボードのおすすめをご紹介していきます。
スケートボードのブランドは多いですが、それでも公園やスケートボードパークでよく見かけるブランドというのは必ずあります。
また、スケートボード歴10年以上の経験から、大人用ですが使った事もあるブランドもあります。
ここではスケートボードパークや公園などで、子供がよく使っている、人気で信頼があるスケートボードをご紹介します。
ELEMENT
スケートボードブランドの中では定番のブランド「ELEMENT」。
スケートボードパークでは、年齢問わず子供が1番使っていると言ってもいいほど、よく見ます。
大人のスケーターにも人気があるブランドで、ELEMENTが主催するキッズスクールも頻繁に開催されています。
また、ELEMENTが自社で製造している完成品も販売しています。
子供の体型、身長に合わせたキッズサイズの展開もあり、使っている子供もたくさん見かけるブランドです。
SANTA CRUZ
アメリカの老舗スケートボードブランド「SANTA CRUZ」。
数々のレジェンド級のプロスケーターが所属し、大人、子供に関わらず、使っているスケーターが多いブランドです。
老舗ブランドながらの品質を維持しつつ、デザインがとても人気があり、Tシャツやパーカーなどのアパレルでも人気があります。
アメリカの有名なキャラクターとコラボしているスケートボードもあり、子供にも人気があるスケートボードです。
Vogue Sports
スケートボード、スノーボード、マリンスポーツなどのアクションスポーツ専門店「Vogue Sports」。
専門ショップが販売している、初心者の子供でも使いやすいスケートボードです。
トリック(技)の練習もしやすいスケートボードになります。
低価格なのもおすすめのポイントです。
カットバッグ
スケートボード専門ショップ「カットバック」。
専門ショップが販売する、本格スケートボードです。
トリック(技)の練習にも使え、低価格でコスパが良いのがおすすめになります。
シンプルなのでアレンジすることもでき、カラーバリエーションも豊富です。
GoSK8
子供用のスケートボードブランド「GoSK8」。
筆者のスケートボードをやっている友達の、小学校1年生の子供も使っていました。
「買ったけど続くのか?」と思ったから、お試し感覚で購入したとの事です。
実際に見せてもらったのですが、普通のスケートボードと比べると、サイズとは比例しない重量感を感じます。
ただ、子供が遊ぶだけなら良いのかなと感じました。
値段が安い分、お試しで使いやすいと思いますし、デザインもカラフルで子供が喜びそうなスケートボードです。
GoSK8のサイズ表記は、一般的な「横幅サイズ表記」ではありません。
27インチ、28インチ、29インチといった、長さをメインにサイズ表記をしています。
また、子供が使いやすいように、一般的な物と比べると、少し短めに造られているのが特徴です。
サイズに関しては、以下をご参照ください。
27インチ | 長さ:68.5cm 横幅:18.4cm(約7.25インチ) 年齢:~5歳 |
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28インチ | 長さ:71.1cm 横幅:18.73cm(約7.35インチ) 年齢:5歳~8歳 |
29インチ | 長さ:73.6cm 横幅19.0cm(約7.5インチ) 年齢:8歳~12歳 |
ラングスジャパン
子供用のスポーツトイを販売している「ラングス」の「ラングスR1スケートボード」。
全国展開している大手スポーツ店でも販売している、子供用のスケートボードです。
こちらも、筆者のスケートボード友達の、小学校1年生が使っていましたが、サイズに対しての重量感は少し重めかなと感じました。
とはいっても、子供でも持ち運べる重さで、サイズも子供にあった、ちょうど良い大きさでした。
トリック(技)を頑張って練習するには向きませんが、乗って遊ぶには十分な性能を持ったスケートボードです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードを10年以上している筆者としては、スケートボード人口が増える事がとても嬉しく感じています。
滑る人が多くなって認知度が上がれば、スケートボードが出来る所が増えていきますし、スケートボードパークがもっと増えるかもしれませんからね。
ぜひ楽しいスケートボードLIFEを満喫してもらえればなと思います。
この記事で、子供用のスケートボードについて、お役に立てればと思います。