スキー場での防寒対策や、日焼け防止対策として使えるフェイスマスク。色々な場面で使う事もできるので1枚持っていると便利なアイテムの1つです。
スノーボードやスキー用として造られている物は、呼吸がしやすかったり、保温性や速乾性に優れた物が多いのでスキー場での使いやすさがあります。
そんなフェイスマスクですが、調べてみると色々な物が販売されているので、いざ選ぼうとしてもどれが良いのか分かりづらい所だと思います。
そこで、以前スノーボードショップでゴーグルやグローブなど、アクセサリー担当として働いていた経験を持つ筆者が、スノーボードで使う、「フェイスマスク」の選び方やおすすめをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
スノーボードで使うフェイスマスクの種類と選び方
スノーボードで使うフェイスマスクには色々な種類があります。
その種類とは、以下のような感じです。
このような感じで、顔回りを守ってくれるフェイスマスクには色々な種類があります。
この3つの特徴はこのような感じです。
・口周りのみの保温性が上がる
・日焼け防止対策になる
・生地の厚さは色々
フェイスマスクの1番の特徴は、手軽な使いやすさです。
口の周りを覆うだけになるので、脱着も簡単ですし、滑っている時に必要なくなればポケットにしまっておくこともできます。
滑っている時のズレ防止をするために「耳掛けのヒモ」が付いていたり、取り外しが「ベルクロ」で簡単にできる物もあります。
生地の厚さはブランドによって色々とあるので、保温性が高い物や、暖かい日の日焼け防止など、色々な天気で使えます。
・頭や耳周り、口周りの保温性が上がる
・ファッションアイテムとしても人気が高い
・生地は厚め
「フードウォーマー」の特徴は、保温性の高さです。
フードのようにかぶれるので、口周りだけではなく、頭や耳までも暖かくしてくれます。
また、ファッションアイテムとしても人気が高いので、スノーボードのオシャレアイテムとしても使う事が出来ます。
生地は厚めの物が多く、少し大きめになるので手軽さは劣ってしまいますが、保温性は高いです。
・頭や耳周り、口周りの保温性が上がる
・生地は薄め
「バラクラバ」の特徴は、顔周りにピッタリとくっついてくれて保温性が高い所になります。
頭、耳、口周りと、顔全体にくっついているので保温性は抜群ですし、ズレるという事はありません。
また、生地が薄めなのも特徴なので、必要なくなったらポケットに入れておくこともできます。
ただ、「フェイスマスクタイプ」と違い、頭の上からかぶる物になるので、外す時にはゴーグル、帽子も外す必要があります。
とはいっても、顔全体の保温性は上がるので、できるだけ暖かい方が良いという方にはおすすめです。
3つのタイプにはこのような違いがあります。
口周りだけを守りたいという場合でしたら、1番手軽な「フェイスマスクタイプ」を選ぶことをおすすめします。
普通のマスクではダメ?
スノーボードをする時に、街中でよく見かけるマスクをつけている人を見かける事があります。
値段も安いですし、「あれでも良いのでは?」と思われる方もいると思います。
結論を言ってしまえば、普通のマスクでも問題ありません。
普通のマスクでも口元を覆ってくれますし、ある程度の保温効率はありますからね。
ただ、やはりスキー、スノーボードに適した物と比べてしまうと、保温性が落ちてしまいますし、中には凍ってしまって寒い思いをしてしまう場合もあります。
自分が吐く呼吸でマスクが濡れてしまって、その影響で凍ってしまうのです。
【普通のマスクのデメリット】
・ズレやすい
・凍りやすい
ですので、普通のマスクでも問題ありませんが、できるだけ専用のフェイスマスクをつける事をおすすめします。
見た目的にも専用の方がオシャレに見えるのもメリットです。
フェイスマスクで曇らないようにする方法
フェイスマスクをしていると、ゴーグルが曇りやすいという経験をしたことがある人もいると思います。
筆者がショップで働いていた時にも、「曇らないフェイスマスクはありますか?」と聞かれた事がありました。
以前、【スノーボードゴーグルの曇らせない方法、対策をご紹介します!】という記事も書いたのですが、これに関していうと、「曇りづらくする選び方や、方法はあります。」というのが回答です。
その選び方や、方法がこちらです。
・通気性が良いメッシュなど薄い生地を選ぶ
・口元が出来るだけ大きく空いている物を選ぶ
生地が厚めな物ですと、吐いた息がマスク内から逃げづらくなります。
それを逃がすためには、メッシュなどの生地が薄めの物を選ぶ事で、吐いた息が外へ放出されやすくなります。
また、口元の穴が出来るだけ大きい方が、呼吸が外に逃げやすく、苦しいという事も防いでくれます。
・フェイスマスクをゴーグルのフレームで押さえない
ゴーグルのフレームでフェイスマスクを押さえていると、吐いた呼吸がゴーグル内に侵入してしまうため、ゴーグル内が曇りやすくなります。
特に、目の下辺りや、鼻辺りで押さえると、吐いた呼吸が侵入しやすいです。
フェイスマスクのズレ防止でやっているという方もいると思いますが、フェイスマスクは頭の後ろでも押さえられます。
フェイスマスクを後頭部の上までかぶり、ゴーグルのベルトで押さえれば固定され、ズレ防止にもなります。
ニット帽子やヘルメットをかぶっていれば、見えなくなりますので、見た目が変になる事もありません。
また、フェイスマスクがしっかりと引っ張られるので、ゴーグルのフレームで押さえる必要もなくなります。
このような装着をすることで、呼吸がゴーグル内に侵入する事を防ぎ、くもり防止につながります。
スノーボードで使うフェイスマスクのおすすめ8選
それではここから、スノーボードで使う、おすすめのフェイスマスクをご紹介していきます。
ここでご紹介する物は、口周りだけを覆うタイプの物になります。
フェイスマスクによって色々なタイプがあるので、その特徴も入れつつご紹介していきます。
フェイスマスク選びの参考にしてください。
anon「Midweight Neck Warmer」
BURTONのゴーグルブランドanonのフェイスマスクは、マグネットで脱着できるようになっています。
Anonのゴーグルには「MFIシステム」という、フレームの下にマグネットをつけるシステムが搭載されています。
そのマグネットでくっつけるタイプになるので、ズレることはありません。
また、生地の素材も何種類か展開されているので、自分好みの物を選ぶことが出来ます。
anonの「MFIシステム」は同ブランド同士のゴーグル、フェイスマスクで機能するシステムです。
別ブランドのゴーグルでも、マグネットを使用しなければ、普通のフェイスマスクとしても使う事はできます。
eb’s「2LAYER MASK」
スノーボードのアクセサリーブランド「eb’s」のフェイスマスクは、口裏に特殊素材「クレンゼ」を使用した抗菌仕様のモデルです。
内側には耳ヒモ付きでズレ防止になり、頭の後ろはマジックテープ仕様になっています。
表面の素材は吸汗速乾素材を使用しているので、口元をドライに保ちやすいフェイスマスクになります。
VOLCOM「フェイスマスク」
スノーボードウェアーブランド「VOLCOM」のフェイスマスク。
長いチューブタイプなので、首回りの保温性もあります。
DREGEN「IOMI」
DREGENの定番モデル「IOMI」は口元が開く構造になっているので、呼吸がしやすくなっています。
また、自分の息がゴーグル内に行かないようになっているので、ゴーグルが曇りづらい造りです。
イヤーバンドもついているのでズレず、オールシーズン使えるモデルです。
IOMIには凍結防止、保温性が優れた「IOMI SG」というモデルもあります。
【IOMI SG】はこちら↓
north peak「フェイスマスク」
north peakのフェイスマスクは2重の立体構造になっているので、呼吸がしやすいように造られています。
また、取り付けは「ベルクロ」なので簡単に脱着できるモデルです。
シンプルなので、色々なスタイルにも合わせやすいデザインになっています。
PONTAPES「フェイスマスク」
PONTAPESのフェイスマスクは、ヘッドカバー付きになります。
ズレ防止になるので、フェイスマスクが下がるのを防ぎます。
値段もやすいうえに、2サイズ展開です。
ハイマスマニア「フェイスマスク」
スノーボードのウェアやアクセサリーブランド「ハイマスマニア」は値段が安いうえに高品質なフェイスマスクになります。
耳にかけるヒモ付きで、後ろは「ベルクロ」で留めるタイプです。
カラーバリエーションがシンプルな物や、バンダナ柄など、色々とあるので自分好みの物を見つけやすいフェイスマスクです。
VAXPOT「フェイスマスク」
VAXPOT(バックスポット)のフェイスマスクは、値段が安くてシンプルなフェイスマスクです。
首元も温めてくれる構造で、ズレ防止の耳にかけるヒモも付いています。
口に当たる部分は編み方を変えてあるので呼吸もしやすくなっています。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。フェイスマスクは日焼け対策や防寒対策など、色々な事で使えるのであるととても便利なアイテムです。
筆者も持っていますが、特に寒い時には助かっています。
スノーボードのオシャレアイテムとしても使えるので、ぜひ自分にあったお気に入りを見つけていただければと思います。
この記事で、スノーボードで使うフェイスマスクで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。