「BONES(ボーンズ)」のX-FORMULA 97A(X97)を実際に購入して使ってみました。
使ったのは「V5」のシェイプです。
筆者はスケートボード歴が10年以上で、99Aスケートボードウィールを好んでよく使っています。
そんな筆者がBONESのX-FORMULA 97A(X97)を使ってみたところ、ストリートセクションでもランプでも使いやすかったです。
カーブBOXなどでの滑りも良く、ポップショービットなどの横回転系のフラットトリックもやりやすい。
また、99Aと比較すると、粗いアスファルト路面での滑り心地がスムーズになりました。
パワースライドやドライブもやりやすくて、使いやすさの幅が広がったウィールだなと感じました。
そこで、実際に使ったBONES(ボーンズ)のX-FORMULA 97A(X97)ウィールを、ブログで色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
BONESのX-FORMULA 97A(X97)V5をレビュー
・今回レビューするのはこちらです
1978年に立ち上がったスケートボードブランド「POWELL PERALTA」のウィールブランドとして始まった「BONESウィール」。
ウィールだけではなく、耐久性と性能の良さで評判が良いBONES ベアリングや、BONES ブッシュも展開しているブランドです。
まずは、筆者が使ったX-FORMULA 97A(X97)の詳細を載せておきます。
ブランド:BONES
モデル:X-FORMULA
シェイプ(形):V5
硬さ:97A
サイズ:52mm
このブログを書いている筆者は、カーブBOXやレールなどのストリートセクションもやりますし、ランプやボウルもやります。
また、キレイな路面でも滑りますし、粗いアスファルト路面で滑ったりもします。
そして、「BONES」X-FORMULA 97Aの感想を先に言ってしまうと、良かったところは次のような感じです。
【「BONES」X-FORMULA 97A(X97)の良かった所】
・粗いアスファルト路面でも滑りがスムーズ
・キレイなコンクリート路面でもスムーズに滑りやすい
・グラインド、スライド系のトリックで滑ってくれる
・不要なスリップはせず、グリップ力が良い
・ドライブやパワースライドもやりやすい
このような所が良かったです。
ただ、次のようなデメリットもあるなと感じました。
【デメリット】
・路面が粗いとソフトウィールより振動を感じやすい
・キレイなコンクリート路面だけで滑るなら必要ない
このようにも感じました。
そんなBONESのX-FORMULA 97A(X97)について、詳しく書いていきます。
粗いアスファルト路面で使いやすかった
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」は、粗いアスファルト路面でも滑りやすかったです。
スムーズな動きで、プッシュをした時の距離の伸びも良いウィールでした。
ただ、ソフトウィールと比べると振動を感じやすいという点はあります。
とは言っても、103Aや99Aよりは柔らかいので、比較すると振動を感じづらいのは良かったです。
スピードが落ちづらくてスムーズな感じがありましたし、トリックもやりやすく、使いやすさがありました。
キレイなコンクリート路面で使いやすかった
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」は粗い路面で使いやすかったですが、キレイな路面でも使いやすかったです。
スリップすることはありませんし、スピードが落ちづらいなんて事もありません。
スムーズな動きで、満足できるスピードでした。
粗い路面だけではなく、キレイな路面でも使いやすいのが良かったです。
レールやカーブBOXでトリックしやすい
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」でグラインドやスライドをやってみたところ、問題なく使う事ができました。
柔らかいウィールだと、滑らすトリックをやる場合、詰まってしまって滑らない場合があります。
また、グラインド系やスライド系はカーブBOXのアングルや面の上、側面にウィールが当たるので、柔らかいと滑りが悪いことがあります。
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」の場合、何も問題なかったです。
何も問題ないどころか、グラインドやスライドの滑りも良く、トリックがやりやすいウィールでした。
セクションでの使い心地は、全くストレスがありません。
パワースライドやドライブはやりやすい
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」でパワースライドをやってみたところ、何も問題なくできました。
97Aという硬さですが、何も問題なかったです。
また、同じような感じの「ドライブ」をいれる事もできました。
・ドライブとは、ウィールを地面につけたまま、180などの回転をすること
ドライブもウィールは硬い方がやりやすいですが、BONES「X-FORMULA 97A(X97)」でやりづらいなんてことはありませんでした。
ランプやボウルでのグリップは良い
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」を使ってランプで滑ってきました。
滑っている時にスリップなどはせず、しっかりとグリップが効いてくれて安心感がありました。
また、グラインドやスライドは問題なくできて、コーピングで詰まるという事もなかったです。
グリップ力の良さがありながら、滑らすトリックもやりやすい。
また、ボウルで滑ってみても、スリップは起こらず、快適に滑る事ができました。
ランプとボウルの両方で滑りましたが、スリップの不安感は一切なく、トリックの練習もしやすかったです。
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」はグリップ力があるので、安心して楽しむ事ができました。
滑っている時の音はハードウィールとほぼ同じ
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」で滑っている時の音は、ハードウィールとほぼ同じです。
99Aや103Aなどと、ほぼ変わりません。
97Aと少し柔らかめですが、滑っている時は少し大きめな音が出ます。
キレイなコンクリート路面だけなら必要ない
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」は、路面の状況に関係なく使いやすかったです。
ただ、キレイなコンクリート路面だけで滑るのなら、必要ないかなとも感じました。
キレイな路面のパークだけであれば、101Aや103Aを選べば良いですからね。
BONES「X-FORMULA 97A(X97)」は値段が高めなので、硬いウィールで安いのを選らんだ方がお財布にもやさしいです。
色々な路面で滑るという場合でしたら凄く使いやすいウィールでした。
ただ、値段が高めなので、キレイなコンクリート路面だけで滑るという場合でしたら、別の物でも良いのかなと感じました。
【追記】1ヵ月以上使ってみました
BONESのX-FORMULA 97A(X97)を1ヵ月以上つかってみました。
デッキは途中で変えてしまったので、以前の物と違いますが、ウィールは使い続けています。
主にやっていた事は、次のような感じです。
・フラットトリック
・カーブトリック
・レールトリック
・ランプ
このような感じで、ごく一般的な使い方です。
そして、この追記する前に滑っていた日数や時間は、次のような感じです。
・週3~4日
・合計10日以上
・3時間~6時間
・平均だと4時間ぐらい
時間に関していうと、その日によって変わってきますが、平均すると4時間ぐらいといった感じです。
滑っていたのは、よく行く近所のパークや室内ランプになります。
そして、これぐらい滑ってみた結果、BONESのX-FORMULA 97A(X97)の削れ具合は少なかったです。
・削れ具合は少なかった
・パンクもしなかった
BONESの中でも高品質とだけあって、耐久性にも問題ありません。
また、粗いアスファルト路面や、キレイな路面で滑っていましたが、速さやグリップ力には満足できました。
耐久性が良くて、様々な路面で使いやすい良いウィールでした。
「BONESのX-FORMULA 97A(X97)」レビューのまとめ
BONESのX-FORMULA 97A(X97)を使ってみて、粗いアスファルト路面でスムーズな滑りやすさがありながら、トリックもやりやすいウィールでした。
キレイなコンクリート路面でもスムーズで使いやすかったですし、ランプやボウルでもやりやすかったです。
また、グリップ力がありながら、パワースライドやドライブがやりやすいうえに、不要なスリップをしないという使いやすさもありました。
ただ、キレイなコンクリート路面だけで滑るなら、必要ないかなとも感じます。
BONESのX-FORMULA 97Aは、路面の状況に関係なくスムーズに滑りやすいので、幅広く使いやすいのがメリットだなと感じました。
スライドやグラインドの滑りも良かったので、まさにオールラウンド型のウィールでした。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。BONESのX-FORMULA 97Aはどんな路面でも使いやすい良いウィールだなと感じました。
キレイな路面で使いやすいのは多いですが、粗い路面でもスムーズに滑りやすいのは良かったです。
パークでも粗めの路面はたくさんありますからね。
それに加えてスライドやグラインドも滑り、ドライブのやりやすさがありながら、グリップ力もあったので、使いやすかったです。
そして、BONESというカッコ良さもあるので使っていて気分も上がりました。