スノーボードで使うグローブを探している方の中には、出来るだけ安いグローブが欲しい!という方ももちろんいると思います。
ただ、グローブにも良い悪いがあるので、「これ安いけど大丈夫?」と感じる事もありますよね。
安ければ良いと言っても、いざ使ってみたらすぐにグローブ内が濡れてしまったり、保温性が感じられない物を買ってしまうと、無駄なお金を払った感じがして損した気分になってしまいます。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブなどのアクセサリー担当として働いていた経歴があるのですが、お客さんから次のような事をよく言われました。
「出来るだけコスパが良くて、安いスノーボードグローブが欲しい」
当たり前ですが、誰でもコスパが高いグローブは欲しいと思いますし、筆者自身も強く思っています。
そこで、そんな経歴を持つ筆者が、コスパが良くて、安いスノーボードグローブについて、色々とご紹介していこうと思います。
良かったら参考にしてみてください。
値段が安いスノーボードのグローブはダメなの?
値段の問題って難しい所ですよね。
「安ければ悪い物」
こんな言葉がよぎってしまって、どれを選べば良いか分かりずらくなりますからね。
スノーボードのグローブに関していえば、安くても性能が良いグローブはたくさんあります。
・防水性があって濡れない
・保温性があって暖かい
・透湿性があって蒸れない
・耐久性があって壊れない
正直な話し、この性能があればグローブとしての役目はしっかりと果たしてくれます。
安いグローブだとしても、最低限のこの性能がついていれば良いので、「安いグローブだからダメ」という事にはなりません。
安すぎる物には注意
ネットで色々と検索していると、安いグローブがたくさん出てきますよね。
【防水性、保温性、透湿性が抜群!】
こんな感じで書いてある物もたくさん見ますし、良さそうな感じがしますよね。
ただ、このような物に関しては、「造り方が雑」「すぐに糸がほつれる」「手がでかくなって見た目に違和感がある」など、やはり安い分にはそれなりの事情があります。
ブランドによっては、企業努力で安いのにとても性能が高いグローブもありますが、やはり長く使うには心配になるグローブがたくさんあるというのも事実です。
もちろん、年に2~3回ぐらいスノーボードへ行く方には十分なグローブです。
ただ、出来るだけ長く使いたいという方の場合でしたら、安過ぎるグローブは注意が必要です。
せっかく買ったのに自分には合わないとなってしまうと、結局買い直しするという事になってしまって、逆に金額が高くなってしまいます。
コスパが高いグローブを買うなら型落ちモデル
やはり高い性能を持つグローブを購入するのであれば、型落ちモデルを選ぶのが1番良い方法です。
型落ちモデルとは、昨年販売されたモデルです。
型落ちモデルだと性能が落ちるのでは?と思われる方もいると思いますが、そんな事はありません。
むしろ、「継続」という事が多いので性能が変わらずに、「デザイン」が変わっただけの物もたくさんあります。
もちろん、アップデートされて性能が上がる物や、廃盤となってなくなっている物もあります。
ただ、毎年人気があるようなグローブの場合「継続」される事が多いので、ニューモデルと同じ性能で、値段だけ安いというグローブもあるのです。
デザインが変わるといっても、それこそメーカーの人やショップ店員、業界関係者しか分かりませんからね。
ですので、型落ちモデルでもニューモデルと変わらない、性能が良いグローブもあるので狙い目です。
ただ、型落ちモデルの場合は、サイズ、カラー、などの制限もあるので、この辺りは注意が必要です。
コスパが良いスノーボードのグローブ5選
ここからは、筆者が感じている、値段が安い、コスパが良いスノーボードのグローブをご紹介していきます。
ここまででご紹介している事を全て踏まえたうえでのグローブです。
良かったら合わせて参考にしてみてください。
【BURTON】GORE-TEX アンダーグローブ/ミトン
スノーボード業界で1番有名と言っても過言ではないBURTONのグローブで、1番コスパが高いと言われているのがこの「GORE-TEX アンダーグローブ/ミトン」です。
素材には防水性、透湿性に非常に優れた「GORE-TEX」にプラスして、保温効果をより長く保ってくれる「GORE-Warm」が使用されています。
更には、スマホの操作ができ、取り外しができるインナーグローブ付き。
耐久性も優れているので、グローブに欲しい性能が全て詰め込まれている、BURTONの中で毎年人気が高いグローブになります。
また、このグローブには、「5本指グローブ」、「ミトン」の2種類が展開されているので、自分好みの物を選ぶことができます。
・BURTON「GORE-TEX アンダーグローブ」のレビューはこちら >
【BURTON】プロファイル グローブ/ミトン
同じくBURTONのグローブで、値段が安めながらコスパが高い「プロファイル グローブ/ミトン」。
取り外しができるインナーグローブは付いてなく、GORE-TEXも使用していません。
ただ、グローブ自体がとても柔らかい造りになっているので、着けていて使いやすいグローブになります。
柔らかい素材ですが、防水性、透湿性も強く、グローブ内はマイクロフリース素材で作られているので、使っていて暖かく、蒸れづらい構造になっています。
こちらも、「5本指グローブ」、「ミトン」の2種類が展開されているので、自分好みの物を選ぶことができます。
【eb’s】GORE-TEX GAME CHANGER
スノーボードのアクセサリーブランドeb’s(エビス)の「GORE-TEX GAME CHANGER」。
「GORE-TEX」にプラスして、保温効果が良い「GORE-Warm」が使用されているグローブです。
外観はミトングローブですが、中身は5本指に分かれているので指が動かしやすく、手が握りやすいように造られています。
また、手首に当たる「カフ」が少し長めなので、転んだ時に雪が侵入しづらい構造をしています。
「GORE-TEX」と「GORE-Warm」の素材を使いながら、値段も税込み1万円以下とコスパに優れたグローブです。
・eb’s「GORE-TEX GAME CHANGER」のレビューはこちら >
【eb’s】KEMONO CHAN
同じくeb’s(エビス)のグローブです。
「極寒でも春先のような温かさを!」をコンセプトとした「HARUSAKI-MITTシリーズ」の「KEMONO CHAN」。
見た目が面白いデザインでありながら、性能がとてもしっかりしているグローブになります。
表生地と裏生地の間には、防水、防風、透湿に優れている特殊なフィルムが内蔵されているので、表面が濡れてしまった場合でも、中に水分が侵入することを防いでくれます。
また、グローブ内には汗などの余分な水分を外に逃がす素材が使用されているので、手をサラサラに保ちつつ、保温性もしっかり確保してくれるグローブです。
ミトンタイプですが、グローブ内は5本指になっているので、使いやすさもある、eb’sの中で定番オールラウンドのモデルです。
・eb’s「HARUSAKI-MITT」のレビューはこちら >
【namelessage】GORE-TEX グローブ/ミトン
「OC STYLE」というスノーボードをメインとしたメーカーが展開している、スノーボードブランドの「namelessage(ネームレスエイジ)」。
GORE-TEXを使用していながら、価格が7,990円(税込み)~とコスパが高いグローブになります。
グローブ内はトリコットという手触りが良い素材が使われています。
また、グローブ内は5本指に分かれているので、フィット感も良いグローブです。
中綿が入って保温性もありながら、値段が安いコスパが良いスノーボードグローブになります。
ミトン以外にも、5本指のモデルもあるので、自分好みに選ぶことができます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スノーボードのグローブは軽視されやすいので、安いならどれでも良いかと思われがちですが、やはり手先が寒くて冷たくなってきたらテンションが下がりっぱなしになっちゃいますからね。
わざわざ高いグローブを購入する必要はないので、値段が安くても快適に楽しめるグローブを着けて、スノーボードをたっぷり満喫してもらえればなと思います!
この記事でコスパが高いグローブを探している方の、お役に立てればと思います。