SMBLANKSの85Aミニソフトウィールを実際に購入して、スケートボードで使ってみました。
85Aと柔らかい、音が静かなスケボーウィールでありながら、52mm~53mmとトリックもしやすい大きさ。
そんなSMBLANKS「85Aミニソフトウィール」を使ってみると、色々と練習したり、楽しんだりできるウィールでした。
まさに、ハードウィールと、ソフトウィールの中間といった感じです。
静かなだけではなく、滑り心地もなめらかでしたし、トリックも出来たので良いウィールだなと感じました。
そこで、実際に使ったSMBLANKSの85Aミニソフトウィールを、ブログで色々とレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールをレビュー
・今回レビューするのはこちらです
低価格のスケボー用品を販売しているSMBLANKS。
スケートボード専門店のSECOND SK8のみで販売しているブランドです。
そのSMBLANKSが販売している「85Aミニソフトウィール」を使ってみました。
ウィールの硬さは85Aという柔らかめなウィールなので、滑走している時の音は小さめで良かったです。
「ミニ」と書いてありますが、直径は52mmなので大きさは普通のウィールと変わりません。
ただ、ソフトウィールは55mm~60mmが多いので、それと比べれば「ミニ」なのかなといって感じです。
とはいえ、オーリーなどがしやすい大きさなので、音が静かでトリックもしやすいウィールでした。
そんなSMBLANKS「85Aミニソフトウィール」の感想を先に言ってしまうと、良かった所は次のような感じです。
【良かった所】
・値段が安め
・路面が粗くても音が小さめ
・路面が粗くても振動が少なめ
・オーリーやショービットはできる
・ランプやボウルで使える
・トリックによってはグラインドができる
このような所が良かったです。
ただ、次のようなデメリットも感じました。
【デメリット】
・直径が大きくて、もっと柔らかいウィールと比べると音が出る
・やりづらいトリックがある
・ドライブに不向き
・パワースライドに不向き
このようにも感じました。
そんなSMBLANKS の85Aミニソフトウィールについて、詳しく書いていきます。
路面が粗くても音が静かだった
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールを使って粗い路面を滑ってみたところ、滑走中の音が静かでした。
99A以上のハードウィールとは、明らかに違う感じです。
「ゴーゴー」と大きい音は出ずに、静かな音で滑走することができました。
とは言っても、滑走中に何も音が聞こえないという事ではありません。
「サーサー」と多少なりの音は出ますし、これより大きくて柔らかいウィールと比べると、音は少し大きめかなと感じました。
ただ、騒がしいという感じは一切なくて、ソフトウィールと同じ静かめの音です。
ミニソフトウィールというだけあり、音が静かなのは良いなと感じました。
路面が粗くても振動が少なかった
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールで粗い路面で滑ってみると、振動が少なかったです。
柔らかいウィールの特徴でもありますが、それはこのウィールにも当てはまりました。
100%振動が伝わらないという訳ではありませんが、硬いハードウィールと比べると、滑り心地はなめらかです。
ワンプッシュしただけで滑走距離も伸びてくれますし、プッシュしていて気持ち良いウィールでした。
オーリーやショービットはできる
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールで、オーリーやショービットはできました。
ウィールが大き過ぎないので、普通のウィールと同じような感じです。
デッキも普通どおりに弾けるので、オーリーの練習も普通にできます。
また、キックフリップもできるので、フラットトリックの練習にも良いウィールでした。
ただし、ウィールが柔らかいので、硬いウィールに比べると高さを出す練習には向いていないかなとも感じます。
高さと言っても、縦コーンを飛ぶぐらいの高さです。
組コーンや、それより少し高さを出すぐらいなら何も問題ありません。
また、初心者の人が、これからオーリーの練習をする場合でも、やりやすいウィールだなと感じました。
カーブBOXの練習もできる
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールを使い、カーブBOXでトリックをしてみました。
カーブBOXの場合、トリック中にウィールが付くので、柔らかいと詰まりやすいというのがあります。
ですので、基本的にはソフトウィールでのカーブBOXは向いていません。
ただ、このウィールでやってみたところ、50-50グラインドは普通どおりにできました。
速いスピードでごまかしたのではなく、普通の速さでエントリーしても問題なかったです。
意外とできるんだと、筆者も驚きました。
また、ノーズをカーブBOXにかける練習も、かけるだけでしたら、ウィールの硬さは関係ないので問題なくできました。
ですので、SMBLANKSの85Aミニソフトウィールは、カーブBOXの練習もすることができます。
ただし、トリックによっては、ウィールが詰まってやりづらいのもありました。
それに関しては、この先の【やりづらいトリックがある】の項目で説明します。
やりづらいトリックはありましたが、50-50グラインドが出来たので、カーブBOXの練習もできます。
パワースライドやドライブはやりづらい
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールでは、パワースライドやドライブはやりづらかったです。
むしろ、ほぼできないと言っても過言ではないぐらいです。
ウィールが柔らかく、地面へのグリップ力が凄く良いので、ウィールを滑らすことはかなり困難でした。
ですので、パワースライドやドライブには向かないウィールです。
ランプやボウルでも使えた
SMBLANKS の85Aミニソフトウィールを使ってランプで滑ってみたところ、普通どおりに滑れました。
柔らかめのウィールなのでグリップ力も良かったです。
また、コーピングに掛ける事も普通どおりできましたし、アクセルストールをしてグラインドする事もできました。
柔らかいウィールですが、詰まる事もなかったです。
そして、ボウルでも滑ってみたところ、こちらでも普通どおりに滑れました。
グリップ力が良いので、スリップするなんて事はありません。
どちらも滑れたので、ランプやボウルをやってみたいという人にも合うウィールだなと感じました。
ただ、やりづらいトリックもあります。
ですので、初歩的な動きに関しては問題ありませんが、色々なトリックを練習したいという場合には向いていません。
やりづらいトリックがある
カーブBOXやランプなどでSMBLANKSの85Aミニソフトウィールを使っていると、やりづらいトリックもありました。
それは主に、ウィールを斜めにかけるトリックです。
例えば、次のようなトリックになります。
【カーブBOX】
・5-0グラインド(斜めがけ)
・Kグラインド
・スミスグラインド
など
【ランプ】
・5-0グラインド(斜めがけ)
・スミスグラインド
など
ウィールが柔らかいので、斜めにかけるようなトリックは詰まりやすくて、やりづらかったです。
カーブBOXに関しては速いスピードを付けてエントリーしたり、ランプにしても速いスピードならばできると思います。
ただ、速いスピードではない場合ですと、ウィールが詰まりやすくなります。
ですので、このようなトリックをこれから練習する場合は、SMBLANKの85Aミニソフトウィールは合いません。
「SMBLANKSの85Aミニソフトウィール」レビューのまとめ
SMBLANKSの85Aミニソフトウィールを使ってみて、音が静かで、滑り心地がなめらかでありながら、トリックもできるのが良いなと感じました。
オーリーなどのフラットトリックも普通どおりにできましたし、セクションを使ったトリックもできたのが良かったです。
また、ランプやボウルでも使えたので、音が静かなだけではなく、色々な練習ができるなと感じました。
ただ、やりづらいトリックもあったので、他のウィールと使い分けるか、練習する時がきたら変えるかという選択も出てくると思います。
とは言っても、基礎的なトリックの練習はできるので、十分楽しめるウィールだなと感じました。
それに加えて、静かな音でなめらかな滑り心地なので、プッシュしているだけで気持ち良かったです。
1つで色々と楽しめるので、値段とクオリティーを考えると、良いウィールだなと感じました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。SMBLANKSの85Aミニソフトウィールを使った時には、幅広い使い方ができるなと感じました。
なめらかな滑走で静かなので、滑っているだけでも楽しいですし、トリックもできるので練習にも使えます。
スケートボードウィールの中間の硬さといった感じで、これはこれでありだなと感じるウィールでした。
値段がお手頃なのも良かったです。