「スケートボードで滑っていたら、足の裏が痛くなってきた」という経験をした事がある人もいると思います。これは、初心者の方だけではなく、スケートボードに慣れている方でも起こる事です。
筆者はスケートボード歴が10年以上で現在でも滑り続けているのですが、筆者も同じ経験をした事があります。
初心者の頃にもありましたし、スケートボードに慣れた今でも痛みがあった事があります。
その痛みにはそれぞれ理由があって、それを対策する方法もあるのです。
そこで、そんな経験をしている筆者が、スケートボードで足の裏が痛くなる原因や、対策方法をご紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
この記事では医療的な事は書いてありません。
「痛みが続いて治らない」場合などは、この記事ではお役に立てませんので、当サイト以外を参考にしてください。
スケボーで足の裏が痛くなる理由
まずは、スケートボードで足の裏が痛くなる理由をご紹介していきます。
スケートボードは、常に足の裏に衝撃を与え続ける遊びになります。
飛んだり跳ねたり、地面を蹴り続けたりしているので、足の裏への負担はかなりかかってきます。
そして、主に痛くなる理由は、次のような感じです。
・オーリーなどのトリックをした着地の衝撃
・プッシュをしている時の衝撃
・滑り過ぎによる疲れ
・スニーカーのサイズが合っていない
このような事が原因で足の裏が痛くなってしまうのです。
まだオーリーが出来ない方でも、常にジャンプをして練習しているようなものなので、足の裏には負担がかかっています。
また、街中や公園で滑っているだけでも、アスファルトの状況によっては、ウィールやデッキを通じて足の裏に負担がかかっています。
常に足の裏にガラガラと小刻みな衝撃がきていますし、地面を蹴り続けているので、足裏の疲労にもつながります。
・飛んだり跳ねたりする
・足の裏に常に小刻みな衝撃
・地面を蹴り続ける
一般的な生活では使わない筋肉を使うので、始めた頃には足の痛みが出やすくなります。
そして、スニーカーのサイズが合っていないというのも痛くなってしまう原因です。
このような事が足の裏の痛みにつながってきます。
スケボーで足の裏が痛い時の対策方法
それでは次に、スケートボードで足の裏が痛くなった時の、対策方法をご紹介します。
足の裏が痛くなるのは「滑っている時の衝撃や疲れ」ですが、それを抑える方法です。
ぜひ参考にしてください。
スニーカーを変える
スケートボードには「スケシュー」という、スケートボードに適したスニーカーがあります。
スケシューの中敷きには、クッション性が良い物が入っているので、これが衝撃を抑えてくれます。
また、現在スケシューを履いているのに足裏が痛いという事でしたら、そのスケシューが合っていない可能性もあります。
・スケシューはブランドやモデルによって、クッション性が変わる
基本的に、スケシューにはクッション性が良い中敷きが入っていますが、それでも薄い物もあります。
このような場合でしたら、スニーカーを変えるか、この次に紹介する「スニーカーの中敷きを変える」を参考にしてください。
スニーカーの中敷きを変える
スニーカーに中敷きを変えれば、足の裏の痛みが軽減される事が多いです。
スケートボードをやる方の中には、トリックをメインにやる方、街中や公園で滑って遊ぶ方など、様々な方がいます。
トリックをやる方に関して言えば、スケシューを使う方も多いと思いますが、「スケシューはいらないな・・」という方もいると思います。
また、新しいスケシューを買ったのにインソールが薄くて痛いという場合もあります。
そんな時には、中敷きだけを変えれば改善される事もあるのです。
・100均の中敷き
・衝撃吸収に特化した中敷き
「100均の中敷きでも良いの!?」と思われる方もいると思いますが、意外といける場合があります。
売っている物の中には「低反発インソール」という物もあるので、とりあえず試してみたいという方にはピッタリです。
100均ショップでしたら色々な所にありますし、手軽に試す事が出来ます。
また、衝撃吸収に特化した中敷きもあります。
これは筆者も実際に使っていますが、かなり良くて使えます。
オーリーなどの着地の衝撃を吸収してくれるので、足の裏の痛みどころか、疲れやすさも軽減してくれました。
この中敷きについてはレビュー記事を書いているので、興味ありましたら参考にしてください。
ウィールを柔らかくする
スケートボードに付いているウィールには硬さの違いがあるのですが、ウィールを柔らかくする事で、足の裏への衝撃を抑えてくれます。
筆者はトリック用と、滑るだけのクルージング用の2種類を持っているのですが、ウィールの硬さは全然違います。
・トリック用:ハードウィール
・クルージング用(滑るだけ):ソフトウィール
移動などの滑るだけの時には、ソフトウィールを使っているのですが、粗いアスファルト路面でも衝撃は軽減出来ています。
ですので、衝撃からの足の痛みというのはほぼありません。
ただ、トリック用のハードウィールですと、アスファルトの上を滑っているだけで足の裏は痛くなってきます。
足が痛むどころか、疲れやすくもなるので、ハードウィールでは長時間の移動はしません。
柔らかい「ソフトウィール」に変えれば、路面が荒れていたとしても衝撃を吸収してくれるので、足裏への負担も減らす事が出来るのです。
もしも硬めのウィールを使っていて足の裏が痛いという事でしたら、これで解消することが出来ます。
ライザーパッドをつける(効果薄い)
スケートボードのパーツの中には、「ライザーパッド」という物があります。
筆者もスケートボードクルーザーに付けているのですが、このような物です。
デッキとトラックの間に入れて、デッキの車高を高くする物で、滑っている時の衝撃を抑えるクッションにもなると言われています。
ただ、これに関しては、効果は薄いと筆者は感じています。
筆者がこれを付けている理由は、ウィールを大きめのサイズにしたからです。
ウィールが大きくなると、曲がる時にデッキとウィールがぶつかってしまう「ウィールバイト」という事が起きてしまいます。
これを防ぐ為にライザーパッドを入れているのですが、ハッキリ言って、滑っている衝撃を軽減している気はしません。
それか、衝撃を吸収してくれているけど、気付かないぐらい効果が薄いかです。
ですので、足の裏の痛みを軽減してくれるぐらいの衝撃吸収になるかは分かりません。
ただ、一応こういう物もあります。
これを付ける時には、トラックを取り付けているビスの長さも交換しないといけないので注意してください。
滑り過ぎの場合は休む
初心者の場合で、足の裏の痛みが出やすい原因が、滑り過ぎの疲れです。
一般的な生活をしていますと、スケートボードでかかる衝撃を受ける事があまり無いので、足裏への負担もかかりやすくなります。
また、普段あまり使わない筋肉を使う事で、痛みが出てきてしまいます。
これは筆者も初心者の頃に経験した事があるのですが、やはり練習のやり過ぎで痛くなった事がありました。
知らない間に足の裏に負担がかかっていて、痛み出してきたという感じです。
やり始めは意気込んでしまうので、慣れていないのに頑張り過ぎちゃいますからね。
そんな時は、休むのが1番です。
筆者も初心者の頃に痛みを経験していますが、少し休んだら良くなりました。
ですので、足の裏が痛くなったら休む必要もあります。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スケートボードに慣れている方でも、慣れていない方でも起こりやすい足の裏の痛みですが、衝撃を少なくするだけで改善する事もたくさんあります。
ぜひ今回ご紹介した事を試して頂き、スケートボードを快適に楽しんでもらえたらなと思います。
ちなみにですが、足の裏の痛みが取れないという事でしたら、すぐに病院へ行くようにしてくださいね。
この記事で、スケートボードで足の裏が痛いという方の、お役に立てればと思います。