バスや新幹線ツアーでスキー場に行く時に悩みやすいのが、荷物の持ち運び方。できるだけ荷物の持ち運びを楽にしたいのは誰でも思う事ですからね。
筆者は以前、スノーボードショップでゴーグルやグローブ、ボードケース等のアクセサリー担当として働いていた事があるのですが、「どうすれば新幹線やバスツアーで楽に移動できるか?」という質問をよく受けました。
荷物の持ち運び方は色々とあるので、自分にはどのような持ち運び方が合うのか悩みやすい所ですよね。
そこで、元ショップスタッフだった筆者が、スノーボードの荷物の持ち運び方や、それにともなうメリット、デメリットご紹介していきます。
スノーボードツアーの移動が楽にできるように、参考にしてみてください。
スノーボードツアーでの荷物の運び方
この記事では、スノーボードツアーでの荷物の持ち運び方、まとめ方をご紹介していきます。
スノーボードのバス、新幹線ツアーとなると、集合場所への移動方法がやはり気になるところだと思います。
今回は色々なパターンをご紹介していくので、ぜひ自分に合った持ち運び方を見つけて、移動を楽にしてください!
背負えるボードケース+小バッグ
背負える3WAYスノーボードケースと、小さめのバッグのセットです。
小さめのバッグのセットと書きましたが、現在販売されている背負えるボードケースはかなり荷物を入れる事ができるので、荷物を1つにまとめてしまう事も出来ます。
重い荷物を背負う事で、両手が自由に使う事ができますので、移動中の切符の出し入れなどもしやすいです。
メリット
・重い荷物を背負う事で移動が楽になる
・手の自由度が上がる
デメリット
・スノーボード道具をすべてボードケース内に入れると重くなるので、背負う時に若干苦労する
・滑り終わった後に、濡れている板から収納しなくてはならないので、帰りの片づけが面倒くさい
ソールカバー+大きめのリュック
ソールカバーと書きましたが、ソフトケースでも良いと思います。
スノーボード板と他の荷物を大きめのリュックに分ける方法で、荷物が分かれるので重さを分ける事ができます。
メリット
・重さが分かれる分、荷物1つ1つが軽くなる
・現在大きめのリュックを持っている場合は、それが使える
・リュックを購入した場合でも、その後のスノーボード以外で使える
・荷物が板と道具で分かれているので、滑り終わった後の片づけがしやすい
デメリット
・板を手で持ち運ぶ必要がある
ソールカバー+ダッフルバッグ
こちらもソフトケースでも良いと思います。
スノーボード板以外の道具をすべてダッフルバッグに入れる事によって、荷物の重さが分かれてくれます。
荷物の重さが分かれてくれるので重量が分散し、移動もしやすくなります。
メリット
・重さが分かれる分、荷物1つ1つが軽くなる
・現在ダッフルバッグを持っている場合は、それが使える
・ダッフルバッグを購入した場合でも、その後のスノーボード以外で使える
・荷物が板と道具で分かれているので、滑り終わった後の片づけがしやすい
デメリット
・板を手で持ち運ぶ必要がある
・重量があるダッフルバッグが自分の横や後ろにあるので歩きづらい
ソールカバー+背負えるダッフルバッグ
こちらもソフトケースでも良いと思います。
先ほどと同じ感じですが、重い荷物が入っているダッフルバッグを背負う事で、より移動がしやすくなります。
また、背負う事で肩にかかる重量も両肩に分散されるので、荷物の重さを軽減する事が出来ます。
メリット
・重さが分かれる分、荷物1つ1つが軽くなる
・現在ダッフルバッグを持っている場合、それが使える
・ダッフルバッグを購入した場合でも、その後のスノーボード以外で使える
・背負う事で、歩きづらさがなくなる
・斜めがけより方への負担を軽減できる
・板と道具が分かれているので、荷物の片づけがしやすい
デメリット
・板を手で持ち運ぶ必要がある
ソールカバー+キャリーバッグ
こちらもソフトケースでも良いと思います。
コロコロが付いたキャリーバッグにする事で、板だけを持ち、他の重い荷物を転がすだけで持たずに移動する事ができます。
写真に写っているバッグは、eb’s(エビス)というスノーボードブランドの「CONTAINER WHEEL」と「 CONTAINER TOTE」というバッグです。
2つのバッグを合わせて、板を取り付ける事ができるキャスター付きバッグで、1つの荷物にまとめ、転がして移動する事ができます。
メリット
・重い荷物を転がして移動する事ができる
・(eb’s エビス)板を取りつける事ができる物もあるので、1つの荷物にまとめる事ができる
・板と道具が分かれているので、荷物の片づけがしやすい
デメリット
・階段の時などの段差は持ち上げないといけない
・キャスター付きバッグの大きさによっては、スキー場のロッカーに入らない場合がある
キャスター付きボードケース
スノーボード用品をすべてまとめて入れる事ができ、重い荷物を転がしながら移動する事ができます。
パッド付きのボードケースが多いので、バスツアーなどで重ねられても心配はいりません。
また、運送会社を使って発送する時にも使いやすいです。
メリット
・全ての荷物を1つにまとめられる
・転がしながら移動できる
・発送する時にも使いやすい
デメリット
・荷物の重量+ボードケースの重量があるので重くなりやすい
・階段の時などの段差は持ち上げないといけない
・ボードケース自体が大きいので、スキー場のロッカーによっては入らない
・滑り終わった後に、濡れている板から収納しなくてはならないので、帰りの片づけが面倒くさい
「スノーボード荷物の持ち運び方」まとめ
色々なスノーボードの持ち運び方をご紹介してきました。
ソフトケースの場合でしたら、ウェアの上下が入る事もあるので、クッション代わりになり、バスツアーで重ねられても傷付きづらくなります。
また、ソフトケースやボードケースに入れる時には、板の周りに付いているエッジ(金属の部分)でボードケースや一緒に入れた物を傷つけてしまう場合があります。
それを防ぐためにも、ソールカバーやニットカバーをつけておけば、それを防ぐ事が出来るので安心して持ち運べます。
重い荷物を1つにまとめて移動したい方はリュックタイプのボードケースや、キャスター付きボードケース。
重い荷物が苦手な方はソールカバーやソフトケースにして、荷物を分けてあげれば移動が楽にできます。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。スノーボードへ行く時には大きい荷物を持って移動するのが大変という方も少なくはないと思います。この記事を参考にしていただき、自分に合った荷物の運び方を見つけて、楽しいスノーボードのツアーを満喫してもらえたら嬉しいです。この記事でスノーボードツアーの荷物の運び方のお役に立てればと思います。