自然の中を歩きながら景色を楽しみつつ、運動もできる楽しい登山、ハイキング!険しい登山と違って、簡単なハイキングコースもあるので色々な方が楽しめるレジャーですよね。
そんなハイキングをする時に必要となってくるのがリュック。
背中に荷物を背負う事で両手が自由に使えますし、ハイキングには必須なアイテムの1つです。
ただ、ハイキングで使うリュックと言っても、普段使う物と違って、どんな物を選べば良いか分かりづらいという方も少なくはないと思います。
また、リュックはたくさんありますし、いざ探すとなると大変ですからね。
この記事を書いている筆者は、以前スノーボードショップでゴーグルやバッグなどのアクセサリー担当として働いていた経験があるのですが、リュックを探している方の中には、登山やハイキングでも使えるリュックを探している方もいました。
同じ山つながりという事や、冬にも夏にも使いたいという事で探している方が多かったです。
そこで今回は、元ショップ店員の経験を持ち、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、日帰りの登山、ハイキングで使う、おすすめのリュックをご紹介していきます。
良かったら参考にしてください。
日帰り登山、ハイキングで使うリュックの選び方

まずはじめに、日帰りの登山やハイキングで使う、リュックの選び方をご紹介していきます。
選ぶポイントは、以下のような点になります。
・大きすぎる物はNG
・容量の目安
・背負い心地が良い物
このような所が大切になってきますので、これについてご紹介していきます。
また、この記事では、しっかりとした登山を目的にしている方ではなく、簡単なハイキングコースを楽しみたいという方の為に書いています。
・簡単なハイキングコースを楽しみたい
・自炊するようなグッズは持って行かない
・日帰りで必要最低限の荷物を持って行く
・自分1人分(家族などの荷物は入れない)
このような方にはお役に立つ記事となります。
それでは順を追ってご紹介していきます。
大きすぎる物は選ばない

日帰りの登山やハイキングで使うリュックには、大き過ぎる物は必要ありません。
もしも、テントや登山装備をしっかり持って行くような状態でしたら大きいリュックが必要です。
また、山小屋で宿泊するような登山の場合でも、大きい物が必要となってきます。
ただ、山に行ったとしても、舗装されている道を歩く場合や、山小屋に宿泊しないような場合でしたら大きいリュックは邪魔になりがちです。
やはりリュックが大きくなればなるほど、背中への違和感も出やすくなりますからね。
ですので、日帰りの登山やハイキングの場合でしたら、大きいリュックは必要ありません。
日帰りの登山やハイキングに必要な容量

日帰りの登山やハイキングに大きめのリュックは必要ないと書きましたが、それではどれぐらいの大きさが目安なのか?
人によって持っていく荷物の量は変わるってくるとは思いますが、20~25Lの容量ぐらいで十分な大きさです。
・日帰りハイキングに必要な容量は20~25L
リュックのモデルによって変わってはきますが、この容量でもこれぐらいの荷物を入れる事ができます。
・水筒
・雨具
・ジャケット
・お菓子などの小さい食べ物
・コンパクトなハイキンググッズ
これだけの物を入れられるような容量となってきます。
ただ、自炊する為の調理用コンロや食器、食材なんかを入れる場合ですと、少し足りない容量のサイズにはなってしまいます。
そのような場合ですと、もう少し大きめのリュックの方が使いやすさはあります。
簡単なハイキングコースへ行く場合や自炊しない場合でしたら、入れる荷物量はこれぐらいなので20~25Lで十分足ります。
背負いやすさは重要

登山やハイキングに使うリュックで大切なのが背負いやさになります。
景色を楽しみつつ、階段や坂道を移動していくハイキングの場合は、背負いやすさはかなり重要です。
簡単なハイキングと言っても、階段や坂道があるような道を歩き続けるのは運動量も多いので、リュックを背負い続けると背中や肩への負担もかかりやすくなります。
背中や肩へのストレスを感じ続けると、せっかく行ったハイキングの楽しさも半減してしまいますからね。
そこで重量になってくるのが、リュックの背面パネル(背中に当たる部分)や、肩にかかるショルダーベルトです。


背面パネルやショルダーベルトがしっかりとしている事で、背中や肩への負担も軽減してくれますし、歩きやすさも向上してくれます。
また、荷物を入れた時の重さを軽減してくれるというメリットもあります。
ですので、ハイキングに使うリュックは背負いやすいリュックを選ぶ事がポイントになります。
【日帰りの登山やハイキング】おすすめのリュック6選
それではここから、日帰りの登山やハイキングで使う、おすすめのリュックをご紹介していきます。
それぞれに、そのリュックのポイントなどもいれておきます。
ぜひリュック探しの参考にしてください。
Columbia「キャッスルロック20」

アメリカ発の人気アウトドアブランドColumbiaの「キャッスルロック20」。
アウトドアブランドながらの背負い心地を残し、背面パネルはメッシュ生地を使った蒸れを防止する性能があります。
アクセスがしやすいポケットを持ちつつ、シンプルで使いやすいデザインです。
また、リュック用のレインカバーが付属し、専用の収納スペースもあるので、急な雨でも安心して使う事ができます。

・容量:20L
・蒸れを防ぐ背面メッシュ生地
・シンプルで使いやすいデザイン
・レインカバー付き

Columbia「キャッスルロック25」

アメリカ発の人気アウトドアブランドColumbiaの「キャッスルロック25」。
「キャッスルロック20」のサイズが大きくなったモデルになります。
レインカバーの付属や背面のメッシュ生地など、性能の良さがありつつも、荷物も多めに入ってくれます。

・容量:25L
・蒸れを防ぐ背面メッシュ生地
・シンプルで使いやすいデザイン
・リュック用のレインカバーが付属

Salomon「トレイルブレイザー20」

フランス・アルプス発の老舗スポーツ・アウトドアブランドSalomonの「トレイルブレイザー20」。
重量が430gと、とても軽量なリュックながら丈夫な生地が使われているリュックです。
胸、腰のベルトを装着する事で、ランニングをしてもズレづらいフィット感の良さもあります。
体を動かすハイキングやランニングにはおすすめのリュックです。

・容量:20L
・430gと軽量
・フィット感が良い背負い心地
・運動がしやすい形状

ARC’TERYX「マンティス26」

カナダ発のアウトドアブランドARC’TERYXの「マンティス26」。
丸みがあるスタイリッシュなデザインで街中でも使いやすいリュックです。
大きく開く収納スペースは荷物の出し入れもしやすく、簡単にアクセスできる収納ポケットもあります。
背面には背負い心地の向上や、型崩れを防止するアルミステー入りです。

・容量:26L
・シーンを選ばずに使えるデザイン
・背負い心地を向上させるアルミステー入り
・大きく開くメイン収納

BURTON「デイハイカー25」

スノーボードをメインとしたアウトドアブランドBURTONの「デイハイカー25」。
雨や雪などの水分を弾く高耐久性生地を使っているので、雨が降ってきた時にも安心できます。
スノーボードの板を取り付けられるストラップ付きで、脱いだジャケットをかけておくこともできます。
板を付けながら山を登る事もできるタフで軽量な素材を使っている、BURTONの中では大定番のリュックです。

・容量:25L
・水分を弾く高耐久性の生地
・頑丈で軽量な素材
・リュック表面にジャケットをかけられる

MILLET「ランドネ20」

フランス発の老舗アウトドアブランドMILLETの「ランドネ20」。
街中でも使いやすいシンプルなデザインながら、ハイキングでも背負いやすい性能も持つリュックです。
背負い心地を向上させる背面パネルやショルダーベルト、MILLETらしいハンドレストが搭載されているモデルです。
見た目からは想像がつかない機能性で、シーンを問わずに使う事が出来ます。

・容量:20L
・街使いもしやすいモデル
・背負い心地が良い背面パネルとショルダーベルト
・ハンドレスト付き

最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。ハイキングといえども、階段や坂道などがあるコースを歩くので、リュックはやはり背負いやすい物の方がストレスも感じづらく歩きやすくもなります。
キレイな景色に囲まれるので、やはり快適に楽しみたいですからね。
ここでご紹介したリュックを参考にして頂き、ハイキングを楽しんでもらえたらなと思います。
この記事で、ハイキングで使うリュックで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。