4月の春に、ニセコへスノーボード旅をしてきました。
ニセコでスノーボードと言えば冬を考える方も多いと思いますが、筆者としては4月の春ニセコも興味がありました。
冬とはまったく違う風景で、人が全然いないニセコ。
そして、トップシーズンより金額が下がる。
そんな状況を聞いたら、もの凄く興味が出てきます。
そんな4月の春ニセコへ行ってみたところ、最高に楽しかったので、行って良かったなと感じる旅ができました。
そこで今回は、4月の春に行ったニセコのスノーボード旅について色々と書いていきます。
4月に春ニセコ旅をしてきました
4月の春に、ニセコへスノーボード旅をしてきました。
2泊3日のような感じですが、1日目は移動のみで、ニセコに到着したのは夜。
ですので、実質で遊んだのは2日間となります。
そして、この旅を一緒に行ったのは、雪バカ日誌というブログを運営している田中さん。
スノーボード&旅が大好きな田中さんは、春ニセコ旅を何度か経験しています。
そして今回も行くという事を聞き、ご一緒させて頂きました。
ちなみにですが、当ブログで以前、田中さんについて記事を書かせて頂いたことがあります。
その記事がこちらです。
筆者は田中さんのブログを読み、春ニセコに凄く興味を持ちました。
そんな田中さんと一緒に行った旅の日程は、次のような感じになります。
【日程】
・1日目:金曜日の夜ニセコ到着
・2日目:ニセコでバックカントリー
・3日目:ヒラフ滑走後に温泉&帰宅
この日程の旅をして感じたのが、とにかく最高に楽しかったという事。
人がいない、春らしくて気持ち良い空気感、道路の安心感、トップシーズンでは行きづらい所に行ける。
遊んだのは2日間ではありましたが、大満足な旅をする事ができました。
また、スノーボードシーズンのシメとしても良い旅だなとも感じました。
そんな4月のニセコ旅について、色々と書いていきます。
ニセコに到着したのは金曜日の夜
ニセコに到着したのは、金曜日の22:00過ぎ。
羽田空港を18:25に出発し、新千歳空港には20:00に到着です。
到着したら田中さんと合流。
当初は筆者が早く到着するはずでしたが、飛行機の便を早めて来るという荒技で、先に到着したのは田中さんでした。
先にレンタカーをピックアップしておけば時間の効率が良いとの事で、到着を早めてくれました。
さすが旅慣れしている人は違います。
そして、千歳空港で待ち合わせという事もあって、テンションは凄く上がりました。
車での移動中、道路には雪がなし。
気温も凄く寒いという感じがなかったので、不思議と北海道にいる感覚はなかったです。
そして、2時間30分ぐらい車を走らせて、ニセコに到着したのは22:30頃。
ここでやっと、北海道に来たなという実感がしました。
宿泊したのはトリフィート ホテル&ポッド ニセコで、ツイン部屋でした。
値段は2人で6,840円、1人3,420円。
トリフィートの目の前にはコンビニがあるので、そこで翌日の朝食や、バックカントリーで使う水分や行動食を購入。
そして大切な、部屋で飲むビールも購入です。
部屋でビールを飲みながら、田中さんは翌日の準備。
筆者はバックカントリーが初めてだったので、BCギアを持たせてもらったり、色々な話しを聞いたりしながら勉強。
色々な楽しい話しをしながら、1日目が終わりました。
2日目はニセコでバックカントリー
2日目は朝7:00頃に起きて、7:40頃に出発。
今回のバックカントリーはニセコのアンヌプリスキー場にある、パウダーカンパニーを利用です。
集合時間が8:15だったので、それに合わせて出発しました。
雪はありましたが、道路には全く雪がない状態で、4月のニセコの風景に新鮮さを感じました。
到着後はバックカントリー。
はじめてのバックカントリーでしたが、とにかく楽しくて、とても良い経験ができました。
そして、春のバックカントリーは、ハイク(登山)が歩きやすい状態の上、晴天率も高いと教えてもらいました。
たしかに、とても寒いという感じは一切なく、気持ち良く登れて、滑っている時も楽しかったです。
これを経験したので、初めてのバックカントリーを春に経験するのも良いなとも感じました。
一緒に参加した田中さんはバックカントリーが慣れているだけあって、サクサクと準備。
そんな姿を見てさすがだなと。
そのうえ、筆者にも親切にしてくれてありがたかったです。
休憩中にも良い笑顔をしていましたし、滑っている姿を下から見ると、ライン取りが良くてカッコいい滑りでした。
いつかあんな滑りをしてみたいです。
バックカントリーが終了し、解散になったのが13:00頃。
時間に余裕があったので、そのままアンヌプリスキー場のリフト券を購入して滑りました。
4月の2週目でも全コースがオープンで、ゴンドラが動いてくれていたのはありがたかったです。
滑ったのは土曜日でしたが、ほぼ人がいなくて、ゴンドラの待ちも最長で5分ぐらい。
広大なゲレンデに人は全然いなくて、自由感が満載のゲレンデを楽しめました。
雪質的には、たまに減速する箇所がありましたが、それでも急激なストップはなし。
スピード感を保ちながら滑れましたし、地形遊びも十分できたので楽しかったです。
ただ、バックカントリー後という事もあって、数本滑っただけで足筋の踏ん張りがキツイ感じ。
次の日もあるからと話し、2時間ぐらいで終わりましたが、それでも満足度は高い状態で終了することができました。
そして、田中さんとゲレンデを一緒に滑れたのは嬉しかったです。
その後は、お互い別の宿泊地へ。
筆者はロッジコロポックルというロッジ、田中さんは別のホテルで宿泊です。
それぞれ泊まりたいところが別だったので、そこは自由にいこうということで1度解散。
とはいっても、どちらもヒラフのエリアで、歩いて5分ぐらいの距離でした。
部屋で少しゆっくりと休憩し、その後は夕食へ行くために合流。
ヒラフから車で約15分のところにある、ジンギスカンLOFT倶楽部へ。
到着したのは18:00頃で、2日目の第2幕が開始といった感じです。
バックカントリー、その後のスノーボードでクタクタになった体に、良質なジンギスカンとビール。
それと一緒に、その日のスノーボードの話しや、色々な楽しい話し。
もう最高の夜を過ごすことができました。
その後は代行を依頼して、宿泊しているヒラフへと戻りました。
代行の料金は3,500円ぐらいだった気がします。
そして、到着後、セイコーマートで翌日の朝食を買い、それぞれ泊まっている所へと解散。
21:00前でしたが「ヒラフ坂」には誰もおらず、これが春のニセコかと思いながらロッジに戻りました。
ロッジに到着したら、この1日の良さに浸りながらの大浴場。
部屋に戻ってゆっくりしていたら眠さに勝てず、22:00前には熟睡していました。
朝早くから行動して、1日を遊び尽くしてからの最高のシメ。
それをニセコというスノーボード好きとしては最高の地で。
しかも、春の過ごしやすい陽気で、土曜日なのに人が少ない中、最高な1日を過ごす事ができました。
3日目はヒラフスキー場と温泉
3日目の午前中は田中さんと別行動をし、筆者は4月のグラン・ヒラフへ行きました。
田中さんは元々の予定であったバックカントリーへ。
筆者はどうしても4月のグラン・ヒラフを経験してみたかったので別行動です。
オープンしているリフトは少なめでしたが、それでも頂上まで行くことができました。
リフト料金はファイナルシーズンという事で、1日券が3,900円という安さ。
朝一から行動して、念願の春ヒラフ。
トップシーズンとは違った風景を見る事ができたうえに、時期を考えたら十分楽しみやすい雪質。
頂上や中腹辺りの雪質は、水分が多いグチャグチャ感は一切なく、気持ち良く楽しめる感じでした。
そして、この日は日曜日でしたが、リフト待ちが最長で約5分。
ゲレンデ内にも人が少なくて、広いゲレンデ内を自由に滑る事ができて楽しかったです。
4月の2週目なので気温は過ごしやすくて、雪質は緩んでいるけど良い。
凄く気持ちが良いスノーボードを楽しめました。
そして、春のヒラフを楽しんだ後、14:00頃に田中さんと合流。
この旅のシメとして、ニセコ五色温泉へと向かいます。
ヒラフからは約30分のところにあって、話によるとトップシーズンには行きづらい所にある温泉になります。
田中さんの一押しという事で、連れていってもらいました。
冬の間は、途中の峠道に雪が溜まりやすく、日によっては道に危険性がでる場所にあります。
ただ、今回は4月の2週目なので、そんな危険性は一切ありません。
雪壁はありながらも、道路には雪が一切ないので、車の運転も普通どおり出来ました。
これもこの時期ならではの良い所だなと感じます。
ちなみに、日帰り温泉の値段は800円です。
建物の雰囲気がとても良くて、温泉も気持ち良い。
露天風呂に入りながら、その日のそれぞれのスノーボードの話しや、この旅の話し。
そんな良い旅のシメをしてから、千歳空港へと向かいました。
ニセコ五色温泉から千歳空港までは、約2時間30分ぐらいの距離。
道路には全く雪がない状態で、車内からはキレイな羊蹄山。
運転しているだけで気持ち良い雰囲気がありました。
また、田中さんの面白い話しをたくさん聞きながら、あっという間にレンタカー屋へと到着です。
このレンタカーを返却した瞬間、本当に終わるんだなと寂しい気持ちもありました。
その後は千歳空港までバスで送ってもらい、缶ビールを飲みながらのんびりし、空港内のラーメン道場で本当のシメ。
飛行機はそれぞれ違う航空会社と時間帯だったので、田中さんとはここで解散。
そして筆者は21:00の便に乗り、都内へ戻って帰宅です。
3日目は帰るので、丸1日遊んだという感じではありません。
とはいっても、帰りの車内から見えた景色、話し、千歳空港と、飛行機に乗るまで旅を満喫する事ができました。
最後の最後まで充実した旅ができたと、最高の満足感を感じた旅でした。
4月のニセコ旅でかかった金額
4月のニセコ旅でかかった金額になります。
途中での食事や、ジュースなどは入れていません。
ですので、大きくかかった所だけを書いていきます。
・飛行機の往路:16,040円
・飛行機の復路:19,040円
・レンタカー:約20,000円(1人10,000円)
・1日目の宿:6,840円(1人3,420円)
・2日目の宿:7,000円
・バックカントリー代:17,000円
・アンヌプリスキー場:3,300円(5時間券)
・ヒラフスキー場:3,900円
・ニセコ五色温泉:800円(日帰り入浴)
・合計:80,500円
これに加えて、食費や雑費などがかかった感じになります。
今回筆者は、飛行機の予約をした日が、旅の当日から近いという事もあって、少し割高の値段でした。
ですので、早割などを利用して、飛行機の往復をもっと早く予約すれば金額は抑えられたなと感じています。
実際、一緒に行った田中さんは早く飛行機を予約しており、往復が約3万円で、大手航空会社を利用しています。
筆者はリーズナブルな航空会社です。
また、今回はバックカントリー代が加算されているので、金額的には大きくなったという印象になります。
バックカントリー代がなければ、今回の場合は約63,000円です。
そして、もしも2日目のロッジも、1日目と同じ所で宿泊すれば、金額的に抑えられます。
飛行機を早めに予約したり、バックカントリーに参加しなかったりすれば、出費は少ないです。
ですので、抑えようとすれば5~6万円ぐらいで行けますし、十分楽しめます。
「4月の春ニセコの旅」まとめ
4月の春ニセコの旅に行ってみて、凄く満足度が高くて、濃厚で充実した旅ができたなと感じました。
田中さんのブログや話しで春のニセコの良さを聞いていましたが、言葉に一切の偽りなし。
本当に最高な旅でした。
道に雪がなく、都内などと同じように車の運転ができるので、行動は本当に楽でした。
そして、人の少なさと、春の気持ち良い気候の中でのスノーボード。
あの広大なゲレンデで人をほぼ気にせず、リフト待ちもなく、自由気ままに楽しめました。
今回はバックカントリーをしましたが、アンヌプリ、ヒラフのスキー場だけでも十分楽しめますし、雪質も悪くなかったので楽しかったです。
もちろん、バックカントリーも最高に楽しかったですけどね。
ただ、それがなくてもゲレンデだけで十分楽しめそうだなと感じました。
また、トップシーズンでは行きづらい日帰り温泉に行けましたし、旅の全体が濃かったなと感じています。
そして、4月の2週目なので「今シーズンは○○のスキー場で当たって~」など、そのシーズン中の思い出話しも面白かったです。
そんな話しも出るシーズン終了時期でもあるので、シーズンのシメをニセコでマッタリと過ごすなんていうのもありだなと感じました。
土日でも人が少ないですし、トップシーズンより色々と金額は安めですからね。
土日でも人が少ないうえに、行動もしやすい。
それに、宿泊先やリフト券の料金も下がるし、早割で取れば飛行機代も安いので、5~6万円で2泊3日のニセコを思う存分に満喫できる。
今回は1日目が夜到着でしたが、1日目を朝の到着にしても金額はほぼ変わらないと思います。
むしろ、往路の飛行機が安くなる可能性もあるので、今回以上に金額を抑えつつ、楽しめるかもしれません。
4月の春ニセコは、トップシーズンとは違う楽しみ方ができたうえに、満足度が高い旅ができました。
そんな今回の旅に同行させてくれた、田中さんには心から感謝です。
よくぞこの旅を思いつき行動してくれたなと、尊敬します。
もの凄く良い経験ができたうえに、最高な旅をすることができました。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。今回の旅は色々な経験ができて、本当に楽しい旅でした。
春ニセコでスノーボードができたうえに、初のバックカントリー。
更には、今まで見ていたヒラフやアンヌプリとは違う風景。
どれも新鮮でしたし、これも良いなと感じたので、また是非行きたいと感じるような旅でした。
こんな良い旅を経験させてくれた田中さんには、本当に感謝します!