通勤や通学、普段使いやアウトドアなど、色々なシーンで活躍してくれるリュックですが、選ぶ時に悩みやすいのが、リュックのサイズ(容量)だと思います。
選んでみても、どれぐらいの大きさなのか分かりづらいですし、どれぐらいのサイズが自分に合うのか分かりづらい所だと思います。
いざ買ってみたら、「小さ過ぎた」、「大き過ぎた」という問題も起こりやすいので悩みやすいですよね。
そこで、20L・25L・30Lリュックのサイズ感を比較して、大きさの違いを比べてみました。
また、実際に使って良かったリュックを容量別でご紹介していきます。
リュックのサイズで悩んでいましたら、参考にしてみてください。
リュックの容量・サイズについて
20L・25L・30Lのサイズ比較の前に、まずお伝えしておきたい事があります。
それがこちらです。
リュックのサイズは、ブランド、モデルによって入る荷物の量が多少前後してきます。
同じ容量のリュック、例えば「20L」のリュックでも、物によって入る量が変わってきます。
また、「形状」によっても入る物や量は変わってきます。
【形状の例】
・縦長タイプ
・BOXのスクエアタイプ
・「マチ」の広い、狭い
などなど
このような違いがありますので、ここで比較するリュックと同じサイズでも、違うリュックの場合は、入る荷物の量が多少前後する事があります。
ですので、ご参考程度に読んでください。
【20L・25L・30Lリュック】サイズ感の比較
リュックのサイズを比較するにあたって、出来るだけサイズ規格がズレないように、全て同じブランドのリュックで比較しました。
また、23Lや26Lのように、中途半端な容量を比較するのではなく、公式サイトで20L・25L・30Lと表記されているリュックで比較していきます。
そこで選んだのが「Columbia(コロンビア)」というブランドになります。
そして、今回比較するリュックはこちらになります。
【20L容量のリュック】
・モデル名:キャッスルロック20L
・サイズ:45/30/16 (H/W/D cm 目安)
※サイズは公式調べ
【25L容量のリュック】
・モデル名:キャッスルロック25L
・サイズ:46/30.5/19 (H/W/D cm 目安)
※サイズは公式調べ
【30L容量のリュック】
・モデル名:スターレンジ30L バックパックII
・サイズ:52/31.5/22 (H/W/D cm 目安)
※サイズは公式調べ
この3つのリュックを使って、入る荷物の量や、背負った時のサイズ感などを比較していきます。
20L・25L・30Lリュックに入る量の比較
まずは、20L、25L、30Lのリュックに、どれぐらいの荷物が入るのかを比較していきます。
荷物といっても、人それぞれ入れる物は変わってきますので、一般的に誰でも持っている「洋服」で比べていきます。
今回入れていくのは、このような感じです。
パーカーやジーンズ、Tシャツなどを入れていき、どれぐらいの違いがあるのかを試していきます。
リュックに入れていく洋服は筆者が使っている物で、「メンズのMサイズ」になります。
リュックのメーカーやモデル、形状によって入れられる荷物量は多少変わってきますので、あくまでも参考としてください。
【・20L容量のリュック】
【この時に入れた物】
・厚手のパーカー
・ジーンズ
・半袖Tシャツ×4枚
この量を入れた状態で、結構パンパンの状態でした。
Tシャツなどの洋服関係の物は、これ以上入らない感じです。
【・25L容量のリュック】
【この時に入れた物】
・厚手のパーカー
・ジーンズ
・半袖Tシャツ×6枚
・厚手のジップパーカー
この量を入れた状態で結構パンパンの状態です。
20L容量の時と比べると、半袖Tシャツ×2枚、厚手のジップパーカー×1枚が追加で入ってくれました。
これにプラスして洋服を入れるのは出来なかったです。
【・30L容量のリュック】
【この時に入れた物】
・厚手のパーカー
・ジーンズ×2本
・半袖Tシャツ×7枚
・厚手のジップパーカー
・長袖Tシャツ
この量を入れた状態で結構パンパンの状態です。
25L容量の時と比べると、半袖Tシャツ×1枚、長袖Tシャツ×1枚、ジーンズ×1本が追加で入ってくれました。
洋服に関しては、これ以上は入れる事ができませんでした。
20L・25L・30Lリュックを背負った時の比較
続いては、20L、25L、30Lのリュックを背負っている時の、大きさを比較をしていきます。
まず、これから出てくる人の体型を載せておきます。
【背負っている人の体型】
・身長:約170cm
・体重:約60kg
このような体型の人がそれぞれのリュックを背負った時になります。
比較したのは3つのパターンで、以下のような項目でサイズ比較しました。
・後ろからのサイズ感
・近くの斜め後ろ
・遠くの斜め後ろ
このパターンで比較していきます。
項目ごとに、20L、25L、30Lを並べていきますので、ぜひ参考にしてください。
【後ろからのサイズ感】
・20L容量のリュック
・25L容量のリュック
・30L容量のリュック
【近くの斜め後ろ】
・20L容量のリュック
・25L容量のリュック
・30L容量のリュック
【遠くの斜め後ろ】
・20L容量のリュック
・25L容量のリュック
・30L容量のリュック
このような違いになります。
人それぞれ体型の違いはありますが、ぜひ参考にしてください。
20L・25L・30Lリュックの使い分け方
20L・25L・30Lのリュックを、どのように使い分けているのかをご紹介します。
また、筆者だけではなく、どのような使い方をしているのかを、amazon、楽天のレビュー記事を元に、いくつかご紹介していきます。
自分がどのように使いたいのか、ぜひ照らし合わせてみてください。
・20L容量のリュック
筆者は主に普段使い用として使っています。
仕事関係はたくさんの荷物を運ぶので、このサイズは荷物が少ないタウンユースとして使用しています。
・スーツで使えるリュックを探していました。私の身長(157CM)に合うこれぐらいのサイズは良かったです。
・1泊のハイキング用に購入しました。旅行にはもう少し容量があったほうが良かったです。
・水筒、タオル、iPad、紙の本とかKindleを入れて軽くハイキングしたり、公園まで散歩したりするのに使っています。
・少し小さめのリュックを探していましたが、ちょうどいいサイズでした。150㎝くらいでもいい感じでした!
・(身長154センチ)仕事用のリュックをずっと探していた。大き過ぎずジャストサイズで、タウン用にもピッタリ。
引用:amazon、楽天市場のレビュー
・25L容量のリュック
筆者は主に普段使い用として使っていて、少し荷物が多い時に使っています。
また、荷物が少ない時の仕事用としても使っていて、1泊~2泊程度の旅行でも使っています。
・大学生で教科書が多いのですが、500ページの教科書3冊くらいは余裕で入ります。
・通学とキャンプ兼用で購入。通学ではカバンがそこそこ大きくたくさん物が入る。
・トレーニングジムの往復に使用するために購入。サイズ感がちょうど良く、買って良かった。
・私は身長150cmなんでちょっと大きい感じもします。
・夏場のプールに出かける時、120センチの浮き輪、スポーツタオル、バスタオル、水着、クーラーバック(500mペットボトル2本)、レジャーシートを入れました。
引用:amazon、楽天市場のレビュー
・30L容量のリュック
荷物の持ち運びが多い仕事なので、筆者は主に仕事で使っているサイズです。
また、3泊以上の旅行でも使っていて、少ないお土産ぐらいでしたら入ってくれます。
・身長155センチのわたし(女)が背負うと大きめでした!でもいっぱい入るから買って良かったです!
・2泊3日の旅行用にと思っていましたが、3泊4日から、うまく詰めれば4泊5日(お土産なし)まで行けそうです。
・マザーズバッグとして購入。オムツセットやミルクセット、着替えを入れても余裕がありました。
・通勤に使っていますが、パソコン、書類も余裕で入って、出張にも使えるサイズでちょうど良かったです。
・二泊程度の着替え、ウィンドブレーカー、身の回り品、iPad、Vaioと入れても余裕です。
引用:amazon、楽天市場のレビュー
このような使い分け方をされています。
人それぞれ使い分け方が変わってきますが、ぜひ参考にしてください。
使って良かったリュック12選
ここからは、今までで色々なリュックを使ってきた筆者が、実際に使って良かったリュックを厳選してご紹介していきます。
20L、25L、30Lの容量別でご紹介していきますので、合わせて参考にしてみてください。
使って良かった20Lリュック4選
街中で使いやすいサイズの20Lリュックになります。
大き過ぎない容量なので、背負っている時の姿もスッキリとしている大きさです。
リュックによっては少し多めの荷物が入ってくれる物もあります。
【コロンビア「キャッスルロック20L】
アウトドアブランド「コロンビア」の「キャッスルロック20L」は、生地がしっかりしていながら軽めなリュックです。
背負い心地が良いショルダーベルトにプラスして、レインカバーも付属しています。
収納しやすいポケットもあり、色々なシーンで使いやすいリュックです。
・軽くて丈夫な生地
・クッション性がある背面
・小分け収納できるポケット
・レインカバーが付属
・背負いやすいショルダーベルト
【バートン「プロスペクト2.0」】
スノーボードをメインとしたアウトドアブランド「バートン」の「プロスペクト2.0」。
撥水性がある生地が使われながらも、軽めなリュックになります。
デザインはシンプルで使いやすいので、色々な時につかえます。
・撥水性がある生地を使用
・軽量で丈夫な生地
・収納しやすいポケット
・背負いやすいショルダーベルト
【ミレー「プラトー20」】
アウトドアブランド「ミレー」の「プラトー20」は、シンプルで背負いやすいリュックです。
ショルダーベルにはしっかりとしたクッションが使用されていて、背負い心地は良いです。
収納が2ルームなので、収納もしやすいリュックです。
・クッション性が良いショルダーベルト
・シンプルなデザイン
・2ルーム仕様で収納がしやすい
・上部から荷物が取り出しやすい
【Vulmoon「20Lリュック」】
リュックや財布を展開している「Vulmoon」。
低価格ですが、小分け収納ポケットや、外側からアクセスしやすいポケットがあります。
軽いので背負いやすさもあり、使いやすいリュックです。
デザインもシンプルなので、シーンを問わず使えるモデルになります。
・軽量
・15.6インチのノートパソコン収納可能
・シンプルなデザイン
・小分け収納ポケット
・低価格でコスパが良い
使って良かった25Lリュック4選
街中や1~2泊ぐらいの旅行などでも使いやすい25Lリュックになります。
色々な時に使えて、男性、女性問わず使いやすい大きさです。
【コロンビア「キャッスルロック25L」】
コロンビアの「キャッスルロック25L」は、荷物も入れやすい上に、軽いのが良いところです。
また、20Lと同様に、レインカバーが付属しています。
デザインもシンプルで使いやすくて、色々な時に使えるリュックです。
・軽くて背負いやすい
・レインカバーが付属
・背負いやすいショルダーベルト
・2ルーム仕様で小分けポケット付
【コールマン「ウォーカー25」】
アウトドアブランド「コールマン」の「ウォーカー25」は収納のしやすさも、背負いやすさもあるリュックです。
2ルーム仕様で小分けポケットが付いているうえに、シンプルで使いやすいです。
値段も抑えられているので、長年人気があるのも納得できるリュックになります。
・2ルーム仕様で小分けできるポケット
・色々な時に使いやすいデザイン
・値段が低め
・背負い心地が良いショルダーベルト
【バートン「キロ2.0 27L」】
「バートン」の「キロ2.0 27L」は、撥水性がある生地を使いつつ、軽くて背負い心地も良いリュックになります。
また、27Lと少し大きめなので入る荷物量も多めです。
表面にはジャケットが掛けられるストラップも付いているので、使いやすい性能があるリュックになります。
・撥水性がある生地を使用
・頑丈で軽量な生地
・背負いやすいショルダーベルト
・表面にストラップ付
【ザ・ノースフェイス「VAULT 27L」】
アウトドアブランド「ザ・ノースフェイス」の「VAULT」はスッキリとしたシンプルなデザインで、小分け収納ポケットも付いています。
背負いやすいショルダーベルトに加え、上部には手で持ちやすい取っ手が付いています。
また、上部からアクセスしやすいサブポケット仕様なので、使いやすいリュックです。
・収納が2ルーム仕様
・小分け収納できるポケット
・背負いやすいショルダーベルト
・スッキリとしたシンプルデザイン
使って良かった30Lリュック4選
街中での通勤、通学や、2~3泊の旅行でも使いやすい30Lリュックになります。
少し大きめのリュックになるので、多い荷物を入れる事ができます。
【コロンビア「スターレンジ30L バックパックII」】
「コロンビア」の「スターレンジ30L バックパックII」は、背負い心地が良いショルダーベルトに加え、蒸れ防止に特化した背面パネルが特徴です。
背中の蒸れ防止を考えらえたリュックになります。
生地には撥水性がある頑丈な生地が使われています。
・蒸れ防止に特化した背面パネル
・背負い心地が良いショルダーベルト
・頑丈で撥水性がある生地
・2ルーム仕様で小分けポケット付
【THE NORTH FACE「BORDERLINE2 30L」】
「THE NORTH FACE」の「BORDERLINE2 30L」。
大手スポーツショップ「スポーツオーソリティ」限定で販売しているリュックです。
値段が1万円以下の9,000円台と安く、品質や性能が高めなモデルです。
ショルダーや背面のクッション性が良く、軽量なので背負いやすいリュックになります。
デザインもシンプルで、使いやすいポケットもあるリュックです。
・軽くて頑丈な生地
・使いやすいポケット
・蒸れづらい背面メッシュ
・2ルーム仕様で小分けポケット付
【ダカイン「CAMPUS(L)33L)」】
アウトドアブランド「ダカイン」の「CAMPUS(L)33L」は、入る荷物量が多くて、荷物を整理して収納できます。
また、しっかりとした生地なうえに、背面とショルダーベルトのパッドが厚めで背負い心地も良いです。
シンプルなデザインながら、クーラーポケットも付いているので面白味もあるリュックでした。
・シンプルで使いやすいデザイン
・背面とショルダーベルトに厚めのパッド
・2ルーム仕様で小分けポケット付
・クーラーポケット付
【AISFA「30Lリュック」】
リュックやバッグをメインに展開している「AISFA」の30Lリュック。
撥水性がある素材で、しっかりとした構造をしていて、ポケット数が多くて機能性が良いリュックになります。
使いやすい性能を持ちながら、幅広く使いやすいデザイン。
多い荷物も入れられるので、色々な時に使いやすいリュックです。
・幅広く使いやすいデザイン
・レインカバー付
・撥水性がある素材を使用
・3ルーム仕様で小分けポケットが多数
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。リュックのサイズは悩みやすい所ですが、ぜひこのブログを参考にして頂いて、自分に合うリュックのサイズを決めてもらえたらなと思います。
この記事で、20L・25L・30Lのリュックのサイズで悩んでいる方の、お役に立てればと思います。